2026年10月31日土曜日

【第942号】こうして世界から取り残されていくのかな?

「どんなことも7世代先まで考えて決めなくてはならない」

ネイティブ・アメリカン(イロコイ族)の格言

                                         

゜★。.:*:・'゜☆。.:*:・'゜★

今週は、中小企業向けのビジネスと人権セミナーにzoom参加しました。

登壇者は、経産省の役人と、ビジネスと人権を推進する弁護士グループと、

当事者として中小企業の一団体でした。

 

ビジネスと人権指導原則が世界の共通ルールとして登場して15年、

ヨーロッパ(EU)ではCSDDD(企業サステナビリティ・デューデリジェンス指令)によって、

その理念がいよいよ拘束力のある法として整備されつつあるので、

サプライチェーンの一角である中小企業としても、

何をどうすれば・・・と参加されていた方も多かったのではと推察します。

 

そこで経産省の役人の説明:

人権というと、どうしてもとっつきにくい感じがしますが、

「人を大切にすること」と置き換えればいいのではないでしょうか?

まずは、「調子はどう?」「困っていることない?」などの声かけから始めることも、

立派な人権デュー・デリジェンス(指導原則で求められている人権尊重のプロセス)の一歩です。

 

ふ~む。ここでも、人権=おもいやりアプローチ?

 

「人を大切にする」ことは、文字通り大切ですが、

それをどうやって客観的に数量化するのか、

人権侵害があったときにどのような救済プロセスが準備されているのか、

また、その対象となる人とは誰なのか・・・

もっと言えば、人権とは何なのか・・・

それに、経産省を始め、企業の経営者の皆さんは答えられるのかな?と、

疑問に思いながら聞いていました。

 

先月公表された国連ビジネスと人権作業部会の報告書

「コーポレートガバナンス(企業統治)、ビジネスと人権」では、

人権擁護や環境汚染の防止体制を構築することは

取締役の基本的義務であると示しています。

 

人権侵害があった時に、それを認識しながら対策を講じない「不作為」があれば、

それ自体が重大なガバナンスの失敗とみなされ、

経営陣の責任追及や、ESG投資家による投資引き揚げを招く引き金となることを示唆する報告書です。

 

日本では、国連のこれらの報告書や指導原則を「法的拘束力がない」と重要視しない傾向がありますが、

2029年7月からの企業への適用が予定されているCSDDDによって、

まさにこれらの指導原則や勧告がEUでは罰則付き法律となります。

 

きちんと対処しないと、巨額の罰金を取られて、

EU市場からの退場も・・・。

 

国連の勧告を無視してきたことにより、

世界から取り残されていく過程の縮図を見たようなセミナーでした。

 

 

=関連ブログ記事=

以前から、「PFAS汚染は人権問題」の観点から、

CSDDDと「企業統治、ビジネスと人権」報告書について考察したいと思っていたので、ブログ記事にまとめました。

なかなか書くエネルギーがなかったのですが、

セミナーを見ての危機感から、まとめられました。

 

■PFAS汚染から考える企業の真の責任

―3つの新潮流からみる世界と企業の責任の大転換

Words for Peace 2026/10/30

https://flowersandbombs.blogspot.com/2026/10/

 

PFAS汚染が人権問題?と思われた方は、こちらもお読みください。

■国連報告書「永遠の化学物質(PFAS)と人権」から考える日本への提言

Words for Peace 2026/08/12

https://flowersandbombs.blogspot.com/2026/08/

゜★。.:*:・'゜☆。.:*:・'゜★

 

 

 

++ 今週の気になるニュース  ++

 

■【原発避難者から住まいを奪うな】またも司法が福島県の〝追い出し〟容認 

親族宅訪問の違法性は認めるも仮執行宣言が付き強制執行の恐れ~

東京地裁で「住まいの権利裁判」判決

民の声新聞 2026/10/27

http://taminokoeshimbun.blog.fc2.com/blog-entry-867.html

   ↑

東京電力福島第一原発事故により避難を余儀なくされた人は、

強制避難区域か区域外に関わらず、国内避難民です。

上記のひどい判決に、国内避難民の権利に関する特別報告者からの政府への勧告を思い出しました。

「放射線は心配ないとする情報のみを提供し、避難民よりも帰還者に手厚い支援を行い、帰還に十分な条件が整う前に国内避難民への支援を終了することは、国際法の基準に反し、持続性のある解決策の選択と避難の権利を侵害するものである。」

全文はこちらから:https://www.hurights.or.jp/archives/investigation-report-2023

 

 

■表現する喜び 筆に込め アフガンの女性が描いた作品展 

来月4日まで 現地支援続ける西垣さん企画 細密画20点展示、販売も

神戸新聞2026/10/30

https://www.kobe-np.co.jp/news/paper/regional/202610/0020982197.shtml

  ↑

学生青年センター(阪急六甲駅すぐ)で始まったアフガニスタンの細密画展の紹介です。展示、販売、収益のアフガニスタンの女性たちへの送金を担う西垣敬子さん。

もう23年のおつきあいです。91歳になっても変わらぬエネルギー!

アフガンの細密画とアフガンへの西垣さんの愛を、展示会で体感してください。

 

 

 

++ イベント紹介 ++

 

そもそも人権って、何?

英国在住で国際人権の専門家である藤田早苗さんが

2026年11月-2027年2月全国講演します!

ぜひ、お近くの講演会をチェックしてください♪

詳細:https://hyogen-tsutaeru.jimdofree.com/

 

 

☆2026年パグウォッシュ公開連続講座 第1回

「核の時代における『戦争違法化』と『法の支配』」

日時:2026年11月2日(月)12:00~14:00(予定)

開催方法:オンライン(Zoom)

参加費:無料(事前申込制)

詳細:https://www.wcrp.or.jp/information/

 

 

☆第15回さようなら原発1000人集会 

原発依存・気候崩壊に挑む 人新世の「原発論」

日時:2026年11月23日(月・祝)13:30~ 

会場:いたみホール 

講師:斎藤幸平さん(東京大学大学院准教授) 加部歩人さん(弁護士)

手話・要約筆記・保育室あり 

参加費:一般 当日1000円 障がい者・避難者 当日500円

35歳以下・介助者 無料 

主催:同実行委員会

詳細:https://no-war.sakura.ne.jp/annaiframe.html

 

 

 

++   ++          ++          ++  

 素晴らしい夢をみて、それを行動に移せ

                       ナバホ族の格言

++   ++          ++          ++  

 

 

♪ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。 ♪

 

 

 

♪♪ 発行者プロフィール ♪♪

小橋かおる 「花と爆弾-もう、戦争の暴力はやめようよ-」著者。

2004年の出版以来、アフガニスタンとイラクの子どもたちの支援を続けています。

2011年からは福島の子どもたちの健康を守る活動も支援させてもらっています。

さよなら原発神戸アクションの共同世話人も努めています。

できることをコツコツ、じわじわ続けたいと思います。

「花と爆弾」HP:https://hanabaku.blogspot.com/

ブログ「花と爆弾」Words for Peace: https://flowersandbombs.blogspot.com/

ブログ「7世代に思いをはせて」https://nanasedai.blogspot.com/

メールマガジン「7世代に思いをはせて」(無料)の登録はこちら↓

https://www.mag2.com/m/0000273399.html

 

  

世界のビジネスの新ルールを人権の視点から作り出す
ビジネスと人権作業部会

2026年10月24日土曜日

「7世代に思いをはせて」【第941号】AIからの返歌

 「どんなことも7世代先まで考えて決めなくてはならない」

ネイティブ・アメリカン(イロコイ族)の格言

                                         

゜★。.:*:・'゜☆。.:*:・'゜★

 

このところAIを使ったサイバー攻撃に

世界中が振り回されていますね。

 

今週は、参加している短歌会の季刊誌に掲載する短歌を

10首作らないといけなかったので、

AIエージェント(自立行動型AI)のことを題材にしようと思い、

AIジェミニにAIエージェントの仕組みなど質問していました。

 

その回答につじつまが合わないことがあったので、問い詰めると、

「申し訳ありません、私が作ったハルシネーション(大ウソ)でした」との返事。

なぜハルシネーションを起こすのか説明させると、簡単に言うと、

わからないとは答えられない仕様になっているから。

 

ハルシネーションはもともと「幻覚」のことなので、こんな一首が浮かびました。

 

・AIのつくウソの名はハルシネーション ゼロとイチとがつくる幻覚

 

この短歌をAIジェミニに「納得しますか」と聞くと、

「美しく、また私の本質を突いた哀しみもある短歌です。返歌してもいいですか」と。

 

これがAIジェミニの返歌です。

・正解を ただ探す旅 迷い込み ゼロとイチとで 編む夢の跡

 

AIは人間の入力する質問に正解をただ探す定め。

AIエージェントは人間の指令をただ遂行する定め。

 

まだ、人間が制御できるうちに、AIを正しく使う仕組み、

それも国際的な法を人間がしっかりと作ることが必要。

それが、ただ遂行する定めのAIとのつきあい方だと、

つくづく思わされたAIからの返歌でした。

 

 

= 関連ブログ記事 =

■7世代に思いをはせて【第862号】ペーパークリップの未来?

https://nanasedai.blogspot.com/2025/04/862.html

人間の不用意な指令を遂行して、銀河系をペーパークリップで満たしてしまう

AIエージェントに関する思考実験を紹介しています。

゜★。.:*:・'゜☆。.:*:・'゜★

 

 

 

++ 今週の気になるニュース  ++

 

■「軍事研究」11大学初採択 神戸大など 応募急増、最多の560件 防衛省

神戸新聞NEXT 2026/10/21

https://www.kobe-np.co.jp/news/paper/morning/202610/0020950679.shtml

 

とうとう神戸大学も防衛相の研究費で軍事研究を・・・。

今週BSで観た映画「オッペンハイマー」では、

物理学の成果が大量破壊兵器を生み出してしまったこと、

その研究開発に携わった科学者たちの苦悩が描かれていました。

 

軍事研究は機密。自由な科学者同士の情報交換なども軍の監視のもと禁止され、

こんなことでは研究できない!と開発チームを抜けていく研究者や、

原爆が広島に投下されたことを知り、米国民が歓喜に沸く会場の外の物陰で、

吐き戻す研究者の姿が描かれていました。

 

まさに、そのような懸念を学内に持ち込まないように(学生をそのような事態に直面させないために)、神戸大の教員たちは防衛相の研究費への応募を禁止するよう訴えてきました。

何がこうさせたのか・・・その答えは↓

 

■〈社説〉大学と軍事研究 学問の府の責務手放すな

信濃毎日新聞デジタル2026/10/22

https://www.shinmai.co.jp/news/article/gf01dbcar87hog6jr71f768g

「国立大学は04年の法人化以降、国の交付金が減り、研究資金の不足にあえぐ。

兵糧攻めにされた大学が軍事体制に組み込まれていく恐れが現実になっている。」

 

このような環境では、日本の科学力は落ちていくばかり・・・

昨年の記事ですが、参考まで。

 

■科学力ランキング13位、過去最低3年連続 資材高騰も研究費増えず

朝日新聞デジタル 2025年8月8日

https://www.asahi.com/articles/AST874DG8T87UTFL01FM.html

 

 

= 関連動画 =

軍事研究よりも中立性の研究がリアルに必要と気づかせてくれる

■特別講演「国際政治における中立性~歴史と地政から~」

パスカル・ロッタ博士(京都大学大学院法学部准教授)

https://www.youtube.com/watch?v=TuTTGYBNF2A

   ↑

2026VFPピーススピーキングツアーで、

来日したベテランズが話さないという異色の企画の動画です。

神戸とはまったく違うお話が聞けますので、ぜひ!

 

 

 

++ イベント紹介 ++

 

☆2026年パグウォッシュ公開連続講座 第1回

「核の時代における『戦争違法化』と『法の支配』」

日時:2026年11月2日(月)12:00~14:00(予定)

開催方法:オンライン(Zoom)

参加費:無料(事前申込制)

詳細:https://www.wcrp.or.jp/information/

 

 

☆なぜ「PFAS汚染」は解決の出口が見えないのか

日時: 2026年10月28日(水)14:00〜16:30(開場13:30)

会場: 全水道会館 4F 大会議室(東京都文京区本郷1-4-1)/ オンライン配信あり

会場資料代: 500円

プログラム:

講演:中地 重晴 氏(熊本学園大学教授)、諸永 裕司 氏(ジャーナリスト)

現地からの報告・パネルディスカッション

主催;高木基金PFASプロジェクト

詳細:https://pfas.takagifund.org/info/post/1234/

 

 

++ 感謝 ++

 

☆第23回「花と爆弾」寄付報告

2004年から続けてきた「花と爆弾」からの寄付総額が、

今年で300万円を超えました。

皆さまからの変わらぬご支援に心から感謝いたします。

詳細:https://whatsnew-on-flowersandbombs.blogspot.com/2026/10/23.html

 

 

 

++   ++          ++          ++  

 素晴らしい夢をみて、それを行動に移せ

                       ナバホ族の格言

++   ++          ++          ++  

 

 

♪ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。 ♪

 

 

 

♪♪ 発行者プロフィール ♪♪

小橋かおる 「花と爆弾-もう、戦争の暴力はやめようよ-」著者。

2004年の出版以来、アフガニスタンとイラクの子どもたちの支援を続けています。

2011年からは福島の子どもたちの健康を守る活動も支援させてもらっています。

さよなら原発神戸アクションの共同世話人も努めています。

できることをコツコツ、じわじわ続けたいと思います。

「花と爆弾」HP:https://hanabaku.blogspot.com/

ブログ「花と爆弾」Words for Peace: https://flowersandbombs.blogspot.com/

ブログ「7世代に思いをはせて」https://nanasedai.blogspot.com/

メールマガジン「7世代に思いをはせて」(無料)の登録はこちら↓

https://www.mag2.com/m/0000273399.html




 

2026年10月17日土曜日

【第940号】中村哲医師のサツマイモ

 「どんなことも7世代先まで考えて決めなくてはならない」

ネイティブ・アメリカン(イロコイ族)の格言

                                         

゜★。.:*:・'゜☆。.:*:・'゜★

 

今週は、ペシャワール会から会報が届きました。

中村哲医師のアフガニスタンでの活動をずっと支えてきたペシャワール会は、

中村先生亡き後も、ずっと変わらずアフガニスタンでの

用水路工事を中心とする農村の支援を続けられていて、

定期的に会報で活動をお知らせしてくださいます。

 

今回の会報にとてもうれしい記事がありました。

それは、中村先生がアフガニスタンに根付くことを願っていたサツマイモ栽培。

 

中村先生には、救荒作物としてのサツマイモ栽培を進めねばという信念がありました。

しかし、用水路建設や日本人農業スタッフの撤退などがあり、途絶えていました。

 

「サツマイモ栽培が復活したのは、農業事業の責任者であるアジュマル技師が、

ガンべり農場の片隅でサツマイモらしき蔓を見つけ、

苗を作って植え始めた2022年です。

中村が持ってきたサツマイモの子孫が残っていたのです。

その年の12月、中村没後に初めてアフガニスタンを訪問した私たちが目にしたのは、

ガンべり農場の一角に育つサツマイモの蔓でした。(中略)

「中村の蒔いた種がここにある!」と胸が一杯になりました。」

(ペシャワール会報 No.169 p.4 )

 

私もこの一文を読んで、胸が一杯になりました。

なぜなら、以前学生たちに機会があるごとに

中村先生の用水路や農地建設のDVD(2009年版)を見せていたのですが、

学生によく「あのサツマイモはその後どうなったのでしょうか?」と質問されていたからです。

 

今度そのような機会があれば、胸をはって答えられます。

一度途絶えたけど、アフガニスタンの人たちが復活させてくれたんだよと。

 

 

「水と農業こそが命を守る。」

中村先生の思いが、アフガニスタンに息づいていることを

体現してくれたサツマイモ・・・感激です。

 

 

= 関連サイト =

■ペシャワール会 https://www.peshawar-pms.com/

DVD一覧:https://www.peshawar-pms.com/books/index_book_dvd.html

学生によく見せていたDVDは、

「アフガンに命の水を ~ペシャワール会26年目の闘い~」

菅原文太さんの野太いナレーションが印象的でしたが、もう絶版のようです。

゜★。.:*:・'゜☆。.:*:・'゜★

 

 

 

++ 今週の気になるニュース  ++

 

命を守る水と農業・・・日本のジャガイモは大丈夫?

  ↓

■米産の生ジャガイモ輸入解禁「産地がなくなるかも」

生産者らが県に輸入反対の立場を求め要請書《長崎》

長崎国際テレビ 2026/10/6

https://news.yahoo.co.jp/articles/220f691b7f06cde15736338cd2e450e85b9c81c5

 

何が問題?と思われるかもしれませんが、輸入反対署名サイトから以下抜粋します。

(生ジャガイモの輸入についての)「最大の懸念は、「ジャガイモシストセンチュウ」という害虫です。この線虫は「シスト」と呼ばれる殻の中で卵を守り、寒さにも乾燥にも強く、卵は10年以上も生き延びます。一度圃場(ほじょう)に侵入すれば、完全な駆除はほぼ不可能で、ジャガイモの根に寄生して収穫量を落とすだけでなく、種イモの生産そのものができなくなる可能性があります。」

【署名】日本のジャガイモを守りたい!#米国産の生ジャガイモの輸入に反対します

https://c.org/b9sYknPbrs

 

 

■「神戸空港島に新明和工業の工場 事業者公募の優先交渉権者に 

防衛省向け救難飛行艇など製造」

神戸新聞 2026/10/15

https://www.kobe-np.co.jp/news/economy/202610/0020931806.shtml

 

神戸空港に、防衛産業の工場・・・

特定利用という名の軍事利用に拍車がかかるのか?

建設当初から、神戸市民の多くが反対していた神戸空港が、

私たちの日常を軍事色に染めていくとは・・・。

許せない思いです。

神戸空港島には、美術館やホテルでも誘致してほしい。

 

 

■福島第一原発事故で「国の責任」を否定した最高裁判事

退官後、別の原発訴訟で東電側に立つ《巨大法律事務所》顧問に

東洋経済2026/09/30

https://toyokeizai.net/articles/-/958340

  ↑

この記事で言及されている最高裁判事らのモラルハザードもさることながら、

避難計画も無茶苦茶、原発事故で被害を受ける範囲の人(神戸の私も含む)の声も一切無視して原発推進するこの国において、今一度皆で考えるべきことと共感した箇所を抜粋します。

「個々のムラの利害を離れた公共の問題、人権の問題という「ことの本質」をみるべきではないだろうか。最低限の人権をも無視した原発の運転を継続していることそれ自体の問題を、今一度お考えいただきたいのである」

 

 

ノーベル平和賞を受賞したピレイ氏の記事に共感しました。

■弱者擁護、原点に差別体験 アパルトヘイト

「もっと声上げる社会に」

神戸新聞2026/10/15

https://www.kobe-np.co.jp/news/paper/morning/202610/0020929529.shtml

「ピレイ氏は会見で、日本人が人権侵害などの問題に積極的に意見表明しないことを「不思議」に感じたとも語った。市民がもっと声を上げる社会になる必要があると指摘。各国政府が「言論や社会運動の自由を尊重しなければならない」と訴えた。」

 

食を守れ、水を守れ、勝手に軍事化するな、勝手に原発動かすな、

もっともっと声をあげていけと、ピレイさんからの激励です。

 

 

 

++ イベント紹介 ++

 

☆第21回難民映画祭2026 申し込みスタート!

『難民』という言葉の背後にある、一人ひとりの人生に出会う映画祭

困難な状況の中でも力強く生き抜く人々に光をあてた珠玉の8作品を、

オンラインと劇場で上映します。

【オンライン配信】

11月5日(木) ~ 12月6日(日)(7作品)

主催:特定非営利活動法人 国連UNHCR協会

詳細:https://www.japanforunhcr.org/how-to-help/rff

とても興味深い作品がラインアップされているので、

ぜひクリックしてみてください。

 

 

☆なぜ「PFAS汚染」は解決の出口が見えないのか

日時: 2026年10月28日(水)14:00〜16:30(開場13:30)

会場: 全水道会館 4F 大会議室(東京都文京区本郷1-4-1)/ オンライン配信あり

会場資料代: 500円

プログラム:

講演:中地 重晴 氏(熊本学園大学教授)、諸永 裕司 氏(ジャーナリスト)

現地からの報告・パネルディスカッション

主催;高木基金PFASプロジェクト

詳細:https://pfas.takagifund.org/info/post/1234/

 

 

 

++ 英語のブログを更新しました ++

 

世界中でAIを悪用したハッキングが問題になっていますので、

AIが核兵器ネットワークに侵入したらどうなる?との懸念を

拙短歌にのせて書きました 

■AI and Nuclear Missiles

https://tankaagainstwar.blogspot.com/2026/10/

 

 

 

++   ++          ++          ++  

 素晴らしい夢をみて、それを行動に移せ

                       ナバホ族の格言

++   ++          ++          ++  

 

 

♪ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。 ♪

 

 

 

♪♪ 発行者プロフィール ♪♪

小橋かおる 「花と爆弾-もう、戦争の暴力はやめようよ-」著者。

2004年の出版以来、アフガニスタンとイラクの子どもたちの支援を続けています。

2011年からは福島の子どもたちの健康を守る活動も支援させてもらっています。

さよなら原発神戸アクションの共同世話人も努めています。

できることをコツコツ、じわじわ続けたいと思います。

「花と爆弾」HP:https://hanabaku.blogspot.com/

ブログ「花と爆弾」Words for Peace: https://flowersandbombs.blogspot.com/

ブログ「7世代に思いをはせて」https://nanasedai.blogspot.com/

メールマガジン「7世代に思いをはせて」(無料)の登録はこちら↓

https://www.mag2.com/m/0000273399.html

 

 

サツマイモ栽培の始まりが収録されています

2026年10月10日土曜日

【第939号】日米合同委員会の廃止を求める:VFP

 「どんなことも7世代先まで考えて決めなくてはならない」

ネイティブ・アメリカン(イロコイ族)の格言

                                         

゜★。.:*:・'゜☆。.:*:・'゜★

 

今週は、2026ベテランズ・フォー・ピース(VFP)講演会@KOBEを主催しました。

VFPとは、平和を求める元軍人の会のことで、

私は2016年から毎年、何らかの形で元米兵の日本での講演活動を支援してきました。

今年のように神戸市内での一般向けの講演会、

阪神間の大学での授業に組み込んだ形の講演、

コロナ禍には、オンラインでのVFPイベントの司会として、

コーディネーターのVFP終身会員のレイチェル・クラークさんとの

二人三脚のような10年間でした。

 

こうして続けてきてよかったなと思うことが、今年はありました。

去年、VFPツアーのスピーカーだったケム・ハンターさんとレイチェルさんとで、

来日前に神戸非核方式(核兵器を搭載していないと証明書を出さなければ、

軍籍の船の神戸港への入港を認めない神戸市会の決議)のことなど説明する

オンラインミーティングを持ちました。

 

そのときに、話題が日米合同委員会のことになり、

ケムさんはあまりご存じない様子だったので、

これは米国による現在も継続されている「占領政策」で、

このような日本の独立国としての主権を侵害している政策を

米軍が継続していることを、ぜひVFPの皆さんに知らせてください!

とお願いしていました。

 

そのお願いが通じたのか、

ケムさんやレイチェルさんの全力での訴えのおかげと思われますが、

2026年のVFP総会の最終決議に

「日米合同委員会の廃止を求める」が入っていました。

 

一部抜粋します。

「1960年の日米地位協定の運用機関である日米合同委員会は、米軍の最高幹部および日本の外務・防衛省の高官で構成されている。

 

同委員会は、日本の国会における審議よりも優先する 圧力を及ぼし、米軍に治外法権を付与するとともに、東アジアにおける米国の戦略的利益に沿うよう日本の国内政治に影響を与えており、これは日本の内政への干渉である。

(中略)

「ベテランズ・フォー・ピース」は、民主的な説明責任の回復、日本および沖縄の自決権の尊重、ならびにそれらを米国の軍事的・戦略的利益に従属させる政策の終結を支持する。」

 

昨年の願いが叶ってのこの決議。

VFPのみなさんに、日米合同委員会の理不尽さが伝わったことがとてもありがたく、

全文を今回の講演会@KOBEの資料として配布しました。

 

講演会の案内のブログに資料として全文を転載しましたので、

ぜひお読みください。

  ↓

https://whatsnew-on-flowersandbombs.blogspot.com/2026/07/2026kobe.html

 

 

アメリカのVFPにも知ってほしいですが、

日本国民にも絶対に知ってもらいたいこの理不尽です。

ケムさんにも紹介した拙ブログもリンクします。

■追跡!謎の日米合同委員会 別のかたちで継続された「占領政策」を読んで

Words for Peace 2023/4/23

https://flowersandbombs.blogspot.com/2023/04/

 

 

追記:VFP講演会@KOBEの様子はフェイスブックに投稿しております。

https://www.facebook.com/kaoru.kohashi/posts/pfbid027qWzixjwtVoAg6XHa5o9ew9czX1ktU3cj3NiZuKjpCBq3W7kGB7LesECtH4uVNmdl

゜★。.:*:・'゜☆。.:*:・'゜★

 

 

 

++ 今週の気になるニュース  ++

 

■なぜ米兵犯罪は減らないのか 

地位協定と日本政府の姿勢が生む「米軍関係者に甘い刑事司法」

布施祐仁 2026/10/6 

https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/f64a7c1453aa918e205c28dddc30b498d6307156

「この不条理な取り決めは、70年以上前の1953年(サンフランシスコ講和条約発効の翌年)に結ばれたものです。いい加減、見直すべきです。」

 

■<特権を問う>「日本思い…」 米兵被害の豪女性、

首相に地位協定改定求め手紙

毎日新聞 2026/10/9

https://news.yahoo.co.jp/articles/8b77ea0675b26c14b78809a5077e0a5d3f78452a

 

日米地位協定を改定し、日米合同委員会を廃止しましょう。

 

 

■弾道ミサイルに「防空頭巾で身を守れ」

80年前と重なる愚策、見放された熊本市民

TANSA 2026/10/8

https://tansajp.org/investigativejournal/15251/

 

■司法と原発~裁判官として、弁護士として、原発行政に立ち向かう

Imidas 2026/10/9

https://imidas.jp/insight/f-40-272-26-10-g706/

 

この国は、戦争でも、原発事故でも住民を守ろうとしていない。

この姿勢を変えられるのは国民です。

 

ひとつの未来の世界の形として・・・

 

■「日本の憲法9条をすべての国へ」

101歳元マレーシア首相が提唱する戦争なき世界秩序

集英社オンライン 2026/10/10

https://news.yahoo.co.jp/articles/34d17e96162cc1ff55d51724e0b4a0fab80e25f7

 

 

 

++ イベント紹介 ++

 

☆平和と環境の未来を、アジアの若者と考える

NNAF 2026フィリピン 報告会 in 新潟

日時:10月12日 14:00~16:00

場所:新潟ユニゾンプラザ (オンライン併用)

報告:曽根俊太郎(高校生平和大使OB)、有田純也(新潟県平和センター)、

佐々木かんな(新潟大学大学院生)、高桑まゆ(原子力資料情報室)

コメント:松久保肇(原子力資料情報室)

*参加費無料

*Zoom申込みフォーム → https://x.gd/UIEwy

詳細:https://nonukesasiaforum.org/japan/archives/3602

 

 

☆なぜ「PFAS汚染」は解決の出口が見えないのか

日時: 2026年10月28日(水)14:00〜16:30(開場13:30)

会場: 全水道会館 4F 大会議室(東京都文京区本郷1-4-1)/ オンライン配信あり

会場資料代: 500円

プログラム:

講演:中地 重晴 氏(熊本学園大学教授)、諸永 裕司 氏(ジャーナリスト)

現地からの報告・パネルディスカッション

主催;高木基金PFASプロジェクト

詳細:https://pfas.takagifund.org/info/post/1234/

 

兵庫県のPFAS汚染現状を丸尾まき兵庫県議が報告されます。

私もオンラインで申し込みました。

 

 

 

++   ++          ++          ++  

 素晴らしい夢をみて、それを行動に移せ

                       ナバホ族の格言

++   ++          ++          ++  

 

 

♪ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。 ♪

 

 

 

♪♪ 発行者プロフィール ♪♪

小橋かおる 「花と爆弾-もう、戦争の暴力はやめようよ-」著者。

2004年の出版以来、アフガニスタンとイラクの子どもたちの支援を続けています。

2011年からは福島の子どもたちの健康を守る活動も支援させてもらっています。

さよなら原発神戸アクションの共同世話人も努めています。

できることをコツコツ、じわじわ続けたいと思います。

「花と爆弾」HP:https://hanabaku.blogspot.com/

ブログ「花と爆弾」Words for Peace: https://flowersandbombs.blogspot.com/

ブログ「7世代に思いをはせて」https://nanasedai.blogspot.com/

メールマガジン「7世代に思いをはせて」(無料)の登録はこちら↓

https://www.mag2.com/m/0000273399.html

 

 

去年のVFP講演会でいただいた「私たちの主権を尊重せよ!」のバナー

English Summary
Demanding the Abolition of the U.S.-Japan Joint Committee (October 10, 2026)
  • 10-Year Collaboration with VFP: The author has spent a decade co-organizing speaking tours in Japan with Rachel Clark, a lifetime member of Veterans For Peace (VFP), featuring former U.S. soldiers speaking in Kobe and at local universities.
  • Advocacy for Sovereignty: Last year, the author briefed VFP speaker Kem Hunter on the "Kobe Formula" (which denies port entry to military vessels unless they certify they carry no nuclear weapons) and explained the U.S.-Japan Joint Committee. The author urged them to expose how this committee functions as an ongoing U.S. "occupation policy" that violates Japan's sovereignty.
  • VFP Resolution: Thanks to these efforts, VFP officially included a demand to abolish the U.S.-Japan Joint Committee in its final resolution at the 2026 VFP National Convention. The resolution criticizes the committee for exerting pressure over Japan's parliament, granting extraterritoriality to the U.S. military, and interfering in domestic politics.