2023年8月26日土曜日

【第776号】『安全』というのは『嘘』でした

 「どんなことも7世代先まで考えて決めなくてはならない」

ネイティブ・アメリカン(イロコイ族)の格言 

゜★。.:*:・'゜☆。.:*:・'゜★


8月24日、処理水という名の放射性汚染水の放出が、

福島第一原発の沖合1キロの地点から始まりました。

30年続くと言われる太平洋への放出の開始です。



ふと、10年前に読んだ本を手にとりました。

『核の難民~ビキニ水爆実験「除染」後の現実』 佐々木英基著 NHK出版 2013年刊

1954年のビキニ水爆実験の時、風下にあたってしまった

ロンゲラップ島の住民の方々の60年におよぶ苦悩のレポートです。


3年後の1957年、アメリカは『ロンゲラップ島は安全に住むことができる』と宣言します。

そして、住民はアメリカによってロンゲラップ島へと戻されました。


しかし、『安全』というのは『嘘』でした。


ロンゲラップ島では、がんやその他のたくさんの病気が発生しました。

女たちは死産、あるいは『怪物』のような姿の子どもを産みました。

そして、男たちはそれまでなかったようながんを発症しました。恐るべき時代でした。


それでもアメリカは『安全だ』と言い続けました。

同時に、汚染された食物を、そうとは知らずに食べている住民を検査し、

放射能の影響の研究をしました。


ロンゲラップ島の住民は、アメリカの『嘘』に耐えることはできませんでした。

そして、1985年、住民たちは別の島へと移住し、こんにちに至っています。」p.18



改めて、この書籍を読むと、

日本政府が、福島県を始め、放射能汚染された土地の人々、

日本の人々に行うさまざまな政策が、

そっくりそのまま60年前からロンゲラップ島で繰り広げられていたことに、驚愕します。


多くの方にご一読いただき、

その警告をしっかり受け止めてもらいたいと思いました。



この書籍を思い出させてくれたニュースをリンクします。

      ↓

■処理水放出、太平洋島しょ国が怒り 背景に核や戦争、大国の犠牲になってきた歴史 

東京新聞 2023年8月24日 

https://www.tokyo-np.co.jp/article/272113

「ロンゲラップ島民は米国の安全宣言でいったん帰島したが、

がんや甲状腺異常などの健康障害が相次ぎ、85年に再び島を離れた。」

「米国の健康調査は続き、身長が伸びないなどの成長不全や

白血病、不妊や流産が増えたと言われる。」



= 追記 =

今週は、アマゾンプライムで「MINAMATA」を視聴。

チッソの社長の言い分、考え方、やり方が、

今の汚染水放流の東電や政府の言い分と重なって見えました。


彼らは、嘘をつく。それも平気な顔をして。

この水俣の排水装置は、今のALPS(多核種除去設備)ではないでしょうか?


■水俣病「偽りの幕引き」60年 排水装置に機能なく…患者の思い

西日本新聞 2019/12/18  https://www.nishinippon.co.jp/item/n/569105/

水俣病の原因が有機水銀だと判明する前に発注された装置は、廃水に含まれる固形物を凝集・沈殿させ、水を透明化することが主目的。有機水銀を処理できないことは、実は試運転段階で分かっていた。にもかかわらず完成式典で、チッソ社長は「水銀が除去された」と称する水を飲むパフォーマンスまで演じた。

「家族がまともな生活をできるだけの補償もせず、効果もないまやかしの装置をつくる現場で働かせて…。何を先にせなんか、考えてほしかった」


゜★。.:*:・'゜☆。.:*:・'゜★




++ 大切な警告を伝えてくれる動画です ++


水と同じように動き、体内、細胞、DNAに入ってきて、

最終的にはヘリウムに変わってしまいDNAを破壊するトリチウムの危険性について。

動画の12分ごろから、説明されています。

■トリチウムの人体への影響を軽くみてはならない 

河田昌東 ・分子生物学者

https://www.videonews.com/interviews/20210417_kawata



トリチウムだけの問題ではない福島第一原発からの放射性汚染水ですが、

トリチウムだけとっても、大きな問題があることを警告する英国専門家の動画を見直しました。

 ↓

■汚染水海洋放出反対メッセージ

ティム・ディアー=ジョーンズ氏 海洋汚染研究者 英国

https://www.youtube.com/watch?v=hisW0esQR0Q

・「トリチウムは影響ない」というのは原子力産業が1950年代にたてた仮説にすぎず、90年代以降の研究によってそれは覆されている。すなわち、生体濃縮して、魚介類を摂取することによって、経口被ばくすることが、研究によって証明されている。


・海から16キロ内陸までもトリチウムを含むエアロゾルは到達するので、農地などが汚染され経口被ばくする。また、その空気を吸うことによっても吸入被ばくする。


最後の「本州(太平洋)沿岸の人々は、原子力産業の欲望のために、

犠牲にされる可能性が高いと思われます」との警告。

しっかり受け止めなければならないと思います。



++ とても明快な声明です ++


■原子力市民委員会 緊急声明

「 関係者との合意を無視した海洋放出決定は最悪の選択である 」

http://www.ccnejapan.com/?p=14185




++ 今週の気になるニュース  ++


まずは朗報☆

■原発汚染水放出を禁止 米NY州で法案成立 「住民が企業に勝った」

https://www.jcp.or.jp/akahata/aik23/2023-08-21/2023082107_01_0.html

「米東部ニューヨーク州のホークル知事は18日、閉鎖された原子力発電所から放射性物質を含む汚染水をハドソン川に放出することを禁止する法案に署名し、同法案は成立しました。」

 ↑

ニューヨーク州では、住民の訴えにより、放射性汚染水放出を禁止する法律が成立。

日本も民主主義なら、可能なはずです。


日本でも、放射性汚染水放出を止めるために、市民が動きだしました!応援します!

          ↓

■放出差し止め求め来月提訴へ 福島、漁業関係者ら100人以上―処理水

時事通信 2023年08月23日

https://www.jiji.com/jc/article?k=2023082300875


不安なニュースも・・・

      ↓

■福島の水産物、食べて応援を 兵庫県庁内の飲食店でメニュー提供へ 

10月の農林漁業祭で出展も

神戸新聞NEXT 2023/8/24

https://www.kobe-np.co.jp/news/society/202308/0016732607.shtml

      ↑

兵庫県の「さわやか提案箱」に、拙速な判断だから再考するように提案しました。

また、返答がきたら、詳しくご紹介します。

「拙速」の理由のひとつ

 ↓

■スズキから自主基準超えるセシウム検出、出荷自粛へ 福島・いわき

朝日新聞 2023年2月8日

https://www.asahi.com/articles/ASR2773HYR27UGTB00P.html

「昨年1月にクロソイから1373ベクレルが検出され、・・」




++ イベント紹介 ++


いよいよ明日です♪

☆世界から見たフクイチ処理汚染水問題 Vol. 3@zoom茶話会

〜 太平洋は放射性汚染水の産廃処理場ではない! ~

日 時:2023年8月27日(日) 午前10:00~12:00

会 場:zoom (完全予約制です。下記メールアドレスより当日2時間前までにお申し込みください。)

参加費:無料(カンパ歓迎)

講 師: Kevin Kamps(ケヴィン・キャンプス)さん (日英通訳あり)

アメリカのNGO 団体Beyond Nuclearの放射性廃棄物の専門家のケヴィンさんにお話をうかがいます。

■申し込み 8月27日8:00締め切り

sayogenkobe-staff★mlist.ne.jp(★を@に)

エラーになる場合は:nonukekobe311★gmail.com(★を@に)

(上記メールアドレスより申し込まれた方には、zoomのURLなどを返信します。転送転載はお控えください。)

主 催:さよなら原発神戸アクション

詳細:https://sayogenkobe.blog.fc2.com/blog-entry-256.html



☆花と爆弾・チャリティートーク会

PFAS~永遠の化学物質~汚染から見えてくるアメリカ・日本・地位協定

日時: 2023年9月10日(日) 14:00~16:30 (開場 13:30)

会場: 中央区文化センター 1103 + 1104 会議室

    JR・阪急・阪神三宮駅から徒歩6分 神戸市役所西側

    https://www.kobe-bunka.jp/facilities/chuo/

★参加には、1000円の募金をお願いします(若者、お子さんは、お気持ちで)


世界で規制が進む「永遠の化学物質」PFAS。近年、沖縄を始め、日本各地の米軍基地周辺での地下水汚染、水道水への混入が明らかとなり、健康被害への不安が高まりつつあります。米軍基地のない関西でも、淀川、明石川などの汚染により水道水へのPFASの混入が確認されており、その汚染源の特定が急がれます。

今夏アメリカでのPFAS汚染の実態を追う取材に同行され、今秋はPFASに深い関心のある米市民と共に、全国スピーキングツアーのコーディネートもされているレイチェル・クラークさんに、アメリカでのPFAS問題の最新事情をお聞きし、日本の私たちが参考にできること、また、私たちの環境と健康を守るために、日米市民が協力できることは何かを考えます。


お話:レイチェル・クラークさん 

問い合わせ: 小橋かおる kaorukobashi@hotmail.com

主催:

「花と爆弾-もう、戦争の暴力はやめようよ-」https://hanabaku.blogspot.com/

イベント詳細:https://whatsnew-on-flowersandbombs.blogspot.com/2023/08/pfas.html



☆ワタシのミライ9.18ひょうご

原発・石炭よりも省エネ・再エネがいいよね


~「ワタシのミライ9.18ひょうご」は 

再エネ100%と公正な社会をめざす新しいムーブメント「ワタシのミライ」が呼びかける

2023.9.18全国一斉気候アクション、FFF(フライデーズ・フォー・フューチャー)が

世界に呼びかける Global Climate Strike に兵庫県から連携します。~


9月18日当日はもちろん、他にもいろいろなアクションが企画されていますので、

ぜひアクセスしてください。↓

https://sites.google.com/view/watashinomirai-hyogo/



      

++ 英語のブログを更新しました ++


戦場に渇く児に似て砂浜に

震えるクラゲを海へとかえす


20年前に書いた短歌。クラゲも子どもも、砂浜や戦場ではなく、

いるべきところに返したいとの思いをこめて。

明日には「処理水」という名の放射性汚染水の放流が始まると聞き、

放射性物質は海ではなく、厳重管理のできるところにあるべきとの思いも書きました。

"Put him back where he should be"

https://tankaagainstwar.blogspot.com/2023/08/




++ 11年前のブログ紹介 ++

「処理水は科学的には安全」と繰り返すテレビを見ていて、思い出しました。

      ↓

■ Words for Peace: 原発神話とテレビ

http://flowersandbombs.blogspot.com/2012_02_01_archive.html

  「マスメディア、学会、メーカー、官僚が、このような世論操作を私たちの税金を使って検討していたのです。そして、大スポンサーとしてテレビを牛耳っていた電力会社の資金源は、もちろん私たちが払う電気代。自分たちのおカネで、自分たちを洗脳させ、国土を放射能で汚染させたかと思うと、ほんとうに無念でなりません。」

  ↑

2012年に書いたものです。

今も同じように洗脳されているかと思うと、11年越しに無念でなりません。



++ ++ ++ ++

 素晴らしい夢をみて、それを行動に移せ

                       ナバホ族の格言 

++ ++ ++ ++



♪ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。 ♪




♪♪ 発行者プロフィール ♪♪

小橋かおる 「花と爆弾-もう、戦争の暴力はやめようよ-」著者。

2004年の出版以来、アフガニスタンとイラクの子どもたちの支援を続けています。

2011年からは福島の子どもたちの健康を守る活動も支援させてもらっています。

さよなら原発神戸アクションの共同世話人も努めています。

できることをコツコツ、じわじわ続けたいと思います。

「花と爆弾」HP:https://hanabaku.blogspot.com/ ←2020年5月より新しくなりました

ブログ「花と爆弾」Words for Peace: http://flowersandbombs.blogspot.com

ブログ「7世代に思いをはせて」https://nanasedai.blogspot.com/

メールマガジン「7世代に思いをはせて」(無料)の登録はこちら↓

https://www.mag2.com/m/0000273399.html


『核の難民~ビキニ水爆実験「除染」後の現実』 
佐々木英基著 NHK出版 2013年刊



2023年8月19日土曜日

【第775号】私は泣き寝入りはしない

 「どんなことも7世代先まで考えて決めなくてはならない」

ネイティブ・アメリカン(イロコイ族)の格言 


゜★。.:*:・'゜☆。.:*:・'゜★

まさかもう二度と動くことはないだろうと思っていた

1974年に運転を開始した高浜原発1号機が2023年7月28日、12年ぶりに再稼働。


その再稼働の一報を聞いた6月末から、

私はこの無謀としか思えない再稼働を止めるために、

個人でもできることは何でもしようと思い、

関電の大株主である神戸市、当時者の関西電力、

そして原子力規制委員会に質問を出し、その回答を得ました。


今週は、その回答をブログにまとめました。

以下は、まとめながらの私の決意です。



福島第一原発事故前は、「原発は事故をしません」と言って、

日本中に54基も原発を建てて動かしていた。


原発事故が起きた後は、「事故を起こしても被ばくしろ」と言って、

古い原発までも稼働させる。


無茶苦茶でしょう?



この無茶苦茶を、原子力規制委員会、規制庁、電力会社、そして自治体も、

国の方針だから、法律がそうだから・・・と、言い訳をしながら、

ヒトゴトのように原発推進に加担していき、

メディアもほとんど官報のように伝えるだけ・・・。



これを止められるのは、ほんとうに国民しかいません。


私たちの暮らしと健康を守るために動く政治家を選び、

またひとつひとつ疑問の声を上げていかなければ、

彼らの利権のために被ばくさせられ、

健康を害しても「関係ない」との強弁で、泣き寝入りの内に死んでいくはめです。



私は嫌です。

泣き寝入りはしません。

これからも、おかしいことはおかしいと言い続け、せめて記録に残します。


記録の詳細は、こちらのブログをご覧ください。

 ↓

■運転開始より49年となる高浜原発1号機再稼働にみるヒトゴト

Words for Peace 2023/8/17

http://flowersandbombs.blogspot.com/2023/08/

゜★。.:*:・'゜☆。.:*:・'゜★




++ 今週の気になるニュース  ++


無茶苦茶な原発政策の一端。

関電の老朽原発を動かしたことによって、使用済み燃料プールが満タンになる・・・

そのために、上関町の美しい海を埋め立てるという計画です。

              ↓

■中間貯蔵施設の立地可能性調査“受け入れ“を表明 山口・上関町 西哲夫町長 

KRY山口放送 2023/8/18

https://news.yahoo.co.jp/articles/927dcd19466f182c17f32c98234962fc6e43c4ef


頭の凝り固まった老人が、何十年、いや何万年先の人たちに禍根を残すことを、

このような形で決めていいのでしょうか?

この上関町の問題だけでなく、原発にしがみつくこの国の権力者たちと、

彼らに権力を預けている日本国民に問いたいです。


下記の長周新聞の書く、山口県民の総力での戦いを応援します。

老朽原発再稼働を止められなかった関西の私たちの責任でもあります。

      ↓

■上関を核のゴミ捨て場にするな 関電からゴミもらう中電の卑屈 

降って湧いた中間貯蔵施設建設計画 県民の総力でたたかおう!

長周新聞 2023/8/13

https://www.chosyu-journal.jp/shakai/27390

「心してかかってこいよ!関電 

 降って湧いたような中間貯蔵施設の誘致話で、「どうして上関なのか」「なぜ山口県が関電の原発のゴミ捨て場にされないといけないのか」と山口県中で驚きを持って話題にされている。」

「原発にせよ、米軍基地にせよ、郷土を売り飛ばして中央政界で大きい顔をしているのが山口県の政治家たちで、これらも一緒になって中間貯蔵施設を山口県に持ち込むというのなら、上関原発闘争40年ではないが、本腰入れてやり合わないといけないということだ。最も手っ取り早い初めの一手としては、岸信千世を大差で落選させることになる。2区の有権者が激怒した選挙がどうなるのか、計画を持ち込んだ自民党岸派は補欠選挙以上に痺れたら良い。」



声を届けてくれたコープ自然派さんに感謝です。

      ↓

■『福島第一原子力発電所ALPS処理汚染水を海に流さないで。』

コープ自然派が政府と東電にALPS処理汚染水の海洋放出撤回を求め意見交換を実施。

読売新聞 2023年8月 7日

https://yab.yomiuri.co.jp/adv/feature/release/detail/000000007000121079.html



原発推進は巨大利権のためと私は思っていますが、

小規模な利権政治についてのニュースがありました。

このような業界の利権のために政治家が動き、

私たちの税金が私たちにとっては無駄に使われていくことがよくわかるのでリンクします。

■真面目な無能・森まさこ議員が手がけた「ブライダル利権」

…結婚のコンセプトが崩壊している国民不在トンデモ補助金の中身

MINKABU 2023/8/18

https://news.yahoo.co.jp/articles/d3560436c2b2800028e22d4189c6dbbb81ded36c

「この補助金の驚きポイントは、補助金の対象が「日本人の結婚ではない」ということだ。なぜなら、インバウンド需要の一環として、日本で挙式する外国人を受け入れるための体制整備のための補助金だからだ。」



日本の人権水準が国際基準に達していないことを当メルマガでも伝えていますが、

そのことによって、国際的な取り組みの中で様々な不利益が生じる、ひとつの例です。

    ↓

■日本への容疑者引き渡し認めず 英の裁判所 表参道強盗事件で

NHK NEWS WEB 2023年8月12日

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230812/k10014160721000.html

「イギリスで容疑者の身柄の引き渡しなどを専門とするアナ・ブラッドショー弁護士はNHKの取材に対し「表参道の事件に限らず、日本が将来にわたって外国の容疑者の円滑な引き渡しを実現するためには、国際的な独立した監視機関を受け入れて捜査や拘留、それに裁判の実情を明らかにしてもらい、人権に関する他国の懸念を取り除く必要がある。この問題に向き合う用意があるのか、それとも交渉の余地がない対立点なのか、日本政府にかかっている」と指摘しました。」



最後に、希望のわく記事を☆

■「気候変動対策って何時代に戻ったらいいですか?」→専門家「違います」。

「日本版気候若者会議」で目指す民主主義のアップデート

HUFFINGTONPOST 2023/8/11

https://www.huffingtonpost.jp/entry/story_jp_64d5e862e4b0da76e4304b34

「よく気候変動対策って『何時代に戻ったらいいですか?』と聞かれるんですが、違います。次の時代にいくんです。」

若者たちがリードする抽選制民主主義で、次の時代へ!




++ イベント紹介 ++


いよいよ来週です♪

☆世界から見たフクイチ処理汚染水問題 Vol. 3@zoom茶話会

〜 太平洋は放射性汚染水の産廃処理場ではない! ~

日 時:2023年8月27日(日) 午前10:00~12:00

会 場:zoom (完全予約制です。下記メールアドレスより当日2時間前までにお申し込みください。)

参加費:無料(カンパ歓迎)

講 師: Kevin Kamps(ケヴィン・キャンプス)さん (日英通訳あり)

アメリカのNGO 団体Beyond Nuclearの放射性廃棄物の専門家のケヴィンさんにお話をうかがいます。

■申し込み 8月27日8:00締め切り

sayogenkobe-staff★mlist.ne.jp(★を@に)

エラーになる場合は:nonukekobe311★gmail.com(★を@に)

(上記メールアドレスより申し込まれた方には、zoomのURLなどを返信します。転送転載はお控えください。)

主 催:さよなら原発神戸アクション

詳細:https://sayogenkobe.blog.fc2.com/blog-entry-256.html




☆花と爆弾・チャリティートーク会

PFAS~永遠の化学物質~汚染から見えてくるアメリカ・日本・地位協定

日時: 2023年9月10日(日) 14:00~16:30 (開場 13:30)

会場: 中央区文化センター 1103 + 1104 会議室

    JR・阪急・阪神三宮駅から徒歩6分 神戸市役所西側

    https://www.kobe-bunka.jp/facilities/chuo/

★参加には、1000円の募金をお願いします(若者、お子さんは、お気持ちで)


世界で規制が進む「永遠の化学物質」PFAS。近年、沖縄を始め、日本各地の米軍基地周辺での地下水汚染、水道水への混入が明らかとなり、健康被害への不安が高まりつつあります。米軍基地のない関西でも、淀川、明石川などの汚染により水道水へのPFASの混入が確認されており、その汚染源の特定が急がれます。

今夏アメリカでのPFAS汚染の実態を追う取材に同行され、今秋はPFASに深い関心のある米市民と共に、全国スピーキングツアーのコーディネートもされているレイチェル・クラークさんに、アメリカでのPFAS問題の最新事情をお聞きし、日本の私たちが参考にできること、また、私たちの環境と健康を守るために、日米市民が協力できることは何かを考えます。


お話:レイチェル・クラークさん 

問い合わせ: 小橋かおる kaorukobashi@hotmail.com

主催:

「花と爆弾-もう、戦争の暴力はやめようよ-」https://hanabaku.blogspot.com/

イベント詳細:https://whatsnew-on-flowersandbombs.blogspot.com/2023/08/pfas.html



      

++ 英語のブログを更新しました ++


「もしもアフガニスタンに爆弾ではなく

小麦の種を落としていたら

飢えて死ぬ子供はいなかったでしょう」


上記の20年前に書いた詩を英語のブログに掲載しました。

2年前の8月15日、米軍は20年間アフガンで続けた「対テロ戦争」を終結するために、撤退。この20年の爆撃は、アフガンの貧しい人々を殺し、軍需産業を太らせただけ。

もう、爆撃など、世界のどこでも止めましょう。

https://tankaagainstwar.blogspot.com/2023/08/




++ ++ ++ ++

 素晴らしい夢をみて、それを行動に移せ

                       ナバホ族の格言 

++ ++ ++ ++



♪ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。 ♪




♪♪ 発行者プロフィール ♪♪

小橋かおる 「花と爆弾-もう、戦争の暴力はやめようよ-」著者。

2004年の出版以来、アフガニスタンとイラクの子どもたちの支援を続けています。

2011年からは福島の子どもたちの健康を守る活動も支援させてもらっています。

さよなら原発神戸アクションの共同世話人も努めています。

できることをコツコツ、じわじわ続けたいと思います。

「花と爆弾」HP:https://hanabaku.blogspot.com/ ←2020年5月より新しくなりました

ブログ「花と爆弾」Words for Peace: http://flowersandbombs.blogspot.com

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メールマガジン「7世代に思いをはせて」(無料)の登録はこちら↓

https://www.mag2.com/m/0000273399.html


姪っ子が生まれて初めて見た虹@ばあばの家
この日常を守るために


2023年8月12日土曜日

【第774号】私は主権をもっているだろうか?

 「どんなことも7世代先まで考えて決めなくてはならない」

ネイティブ・アメリカン(イロコイ族)の格言 

゜★。.:*:・'゜☆。.:*:・'゜★


「主権というのは、自分自身からはじまって、

しだいしだいに拡がってゆく輪のようなものだ。

・・・ある男が川に出かけて、部族の人たちが必要としているだけの魚を釣り上げ、

彼らが家族の扶養に必要なことならなんでもできるようになるとする。

そのとき、その男は主権をもっている言える。」

     『それでもあなたの道を行け~インディアンが語るナチュラル・ウィズダム

      

私は主権をもっているだろうか?


淀川から取水する神戸の水道水が、PFASに汚染されていることもこの春まで知らず、

無責任に動かされる老朽原発により、

水源の琵琶湖がひどく放射能汚染されるリスクを一方的に負わされ、

形だけのパブリックコメントで、

「民主主義っぽいでしょ」とごまかされている日々で・・・。



私の近くには、米軍基地はないけれど、

下記のようなごまかしは、淀川の企業と自治体との間でも、

そして原子力規制委員会と電力会社にも、存在すると思います。



「2015年、日米間で環境補足協定が結ばれた。

1960年に日米地位協定が結ばれて以来、法的拘束力のある約束は初めてで、

汚染が起きた場合に日本側が基地内に立ち入り調査できる仕組みを盛り込んだ、とされた。


ところが、協定には二つの抜け道が用意されていた。

立ち入り検査を求めることができるのは「事故が現に発生した場合」、

つまり現在進行形で起きている場合に限られ、過去の汚染は対象にならない。

さらに、「米軍からの情報提供(通報)」があった場合とされ、

最終的に検査を認めるかどうかの決定権は米軍に委ねられたままだったのだ。」*

*引用記事

■【日本全国《PFAS》汚染マップ】体内にずっと残留する、

ヤバすぎる「永遠の化学物質・有機フッ素化合物」はどこにあるのか【全実名114ヵ所】

週刊現代 2023.08.03

https://gendai.media/articles/-/113688



このようなごまかしを、終わらせなければならないと強く思います。


゜★。.:*:・'゜☆。.:*:・'゜★



++ 主権者として、ひとりでもできることを ++


今週も、原子力規制委員会と関西電力に、

高浜原発1号機の危険性について、電話やメールで問い合わせました。

ほんとうにヒトゴトの対応で、恐ろしくなります。

簡単にですが、facebookには投稿していますので、ご覧ください。

https://www.facebook.com/kaoru.kohashi/posts/pfbid02i3sUuYSf4ZcRuKXc7VUabzpR8UVApZHKkJcVF8zYhmetsNpdkFjFYbZr7KkZ1q1nl



また、8月15日は終戦の日とされていますが、

戦後ずっと続く「ごまかし」の仕組みについて、ブログにまとめています。

お盆休みにご一読いただけたら、幸いです。

          ↓

■追跡!謎の日米合同委員会 別のかたちで継続された「占領政策」を読んで

http://flowersandbombs.blogspot.com/2023/04/



++ 今週の気になるニュース  ++


日本政府や企業の人権に対する認識の低さが、

国連調査団によって次々と指摘されています。

淀川のPFAS汚染についても

    ↓

■国連調査団「汚染者負担の原則に基づき、事業者が責任を」/

記者会見開きダイキンを牽制/国連人権委で報告へ

TANSA 2023年08月04日

https://tansajp.org/investigativejournal/10148/

「調査を担当したオラウーイ氏とイェオパントン氏が登壇した。

PFAS汚染被害に苦しむ地域住民の声を反映して報告した。

「不安を感じるステークホルダーは、地方自治体も政府も、水道水中のこれら永遠に残る化学物質の存在について、十分な対策を講じていないとして、水と土壌のサンプリング調査や健康に対する権利への影響に関するモニタリングを求めています」

「私たちとしては、UNGP(ビジネスと人権に関する指導原則)と汚染者負担の原則に従い、この問題に取り組む責任が事業者にあることを強調したいと思います」


労働環境全般についても

    ↓

■独立した人権機関なく「深く憂慮」国連の部会、

LGBTQ差別や男女の賃金格差にも言及

HUFFPOST 2023年08月05日

https://www.huffingtonpost.jp/entry/story_jp_64cda188e4b0560dda033891



原発は不要です。利権のためだけに存在していると、私は思います。

      ↓

■高浜原発2号機で再稼働に向け原子炉に核燃料入れる作業始まる

NHK 福井News Web 08月07日

https://www3.nhk.or.jp/lnews/fukui/20230807/3050015415.html


■再生エネ、原発5基分ムダ(その1) 500万キロワット、

出力制御 九州、3~5月に9日間

毎日新聞 2023/8/8

https://mainichi.jp/articles/20230808/ddm/001/020/112000c


未来のためにも、再生エネの推進を!

    ↓

■「野球ができなくなるかもしれない」甲子園初出場の浜松開誠館 

野球部員が気候危機対策を求めてデモ

AERA.dot 2023/08/10/

https://dot.asahi.com/articles/-/198310


■日本生命、核兵器製造企業への投融資禁止へ 廃絶への動き広がるか

毎日新聞 2023/8/5 

https://mainichi.jp/articles/20230805/k00/00m/020/135000c


核兵器だけでなく、原発にも投融資禁止が始まってほしいものですが、

まずは、核兵器を廃絶させましょう。(そうすれば、原発の必要性はなくなるだろうから)



++ オススメの動画 ++


☆8/9 核廃絶は可能か?ヒロシマ・ナガサキ・オキナワ・フクシマから考える 

#核なき世界を日本から Choose for Life 2023/8/9

https://www.youtube.com/watch?v=YZYE8HM7jL0

出演(若者4人の対話です)

高橋悠太(核兵器廃絶日本NGO連絡会・幹事)

秋元菜々美(福島県富岡町・語り部)

元山仁士郎(「辺野古」県民投票の会・元代表/大学院生)

MC 永井玲衣(哲学研究者/CLPサポートメンバー)


核兵器にしても、原発にしても、基地にしても、

一部の権力者のために存在しているということを

一般の市民が気がつくことが大切だという対話

また若者たちの具体的な活動の数々についてお聞きください。




☆NHK「歴史探偵」消えた原爆ニュース 

https://plus.nhk.jp/watch/st/g1_2023080903159

NHKプラスで8/16(水) 午後10:44 まで視聴できます。

GHQの検閲が存在していたことについて、NHKが報道したことは大きいと思います。

また、GHQが血相を変えて検閲を強化したきっかけは、

「原爆は戦争犯罪」との鳩山一郎氏の発言。これを世界から隠したかった・・・

すなわち、アメリカは最初から戦争犯罪だと知っていたし、

今も隠すために内部被ばくを認めない・・・

というメッセージがこの特集から読み取れます。




++ イベント紹介 ++


ひさしぶりの「花爆」イベントです。PFAS汚染から主権を考えたいと思います。

              ↓

☆花と爆弾・チャリティートーク会

PFAS~永遠の化学物質~汚染から見えてくるアメリカ・日本・地位協定


日時: 2023年9月10日(日) 14:00~16:30 (開場 13:30)

会場: 中央区文化センター 1103 + 1104 会議室

    JR・阪急・阪神三宮駅から徒歩6分 神戸市役所西側

    https://www.kobe-bunka.jp/facilities/chuo/

★参加には、1000円の募金をお願いします(若者、お子さんは、お気持ちで)


世界で規制が進む「永遠の化学物質」PFAS。近年、沖縄を始め、日本各地の米軍基地周辺での地下水汚染、水道水への混入が明らかとなり、健康被害への不安が高まりつつあります。米軍基地のない関西でも、淀川、明石川などの汚染により水道水へのPFASの混入が確認されており、その汚染源の特定が急がれます。

今夏アメリカでのPFAS汚染の実態を追う取材に同行され、今秋はPFASに深い関心のある米市民と共に、全国スピーキングツアーのコーディネートもされているレイチェル・クラークさんに、アメリカでのPFAS問題の最新事情をお聞きし、日本の私たちが参考にできること、また、私たちの環境と健康を守るために、日米市民が協力できることは何かを考えます。


お話:レイチェル・クラークさん 

問い合わせ: 小橋かおる kaorukobashi@hotmail.com

主催:

「花と爆弾-もう、戦争の暴力はやめようよ-」https://hanabaku.blogspot.com/

イベント詳細:https://whatsnew-on-flowersandbombs.blogspot.com/2023/08/pfas.html




☆ オンライン市政カフェ

日時:2023年8月18日(金)20:00~21:30

参加費:無料

23年8月の市政カフェは原発問題を取り上げます。

7月28日、日本最古の高浜原発1号機が再稼働しました。

経年劣化による圧力容器の耐久性に不安を抱えています。

事故が起きれば、直線距離で90kmの神戸市にも大きな被害が予想されます。


香川市議と高橋元市議が7月27日に神戸市環境局環境創造課と面談しましたが、

「国が方針を変えたから神戸市も変える」。その面談の報告を行います。

また、さよなら原発神戸アクションの小橋かおるさんからは、

高浜原発1号機再稼働の問題点などを報告していただき、意見交換したいと思います。


参加ご希望の方は、下記よりお申込みください。

https://peraichi.com/landing_pages/view/tsunagukobe

※お問い合わせ内容欄に、「市政カフェ参加希望」とご記入ください。

メールアドレスに、当日の参加URLをお送りいたします。


主催:つなぐ神戸市会議員団 https://tsunagu-kobe.site/


神戸市民にとって、暮らしに直結する神戸市の動きを

香川市議と高橋元市議が報告されます。

小橋も参加しますので、ご都合よろしければ、ぜひ。




☆世界から見たフクイチ処理汚染水問題 Vol. 3@zoom茶話会

〜 太平洋は放射性汚染水の産廃処理場ではない! ~

日 時:2023年8月27日(日) 午前10:00~12:00

会 場:zoom (完全予約制です。下記メールアドレスより当日2時間前までにお申し込みください。)

参加費:無料(カンパ歓迎)

講 師: Kevin Kamps(ケヴィン・キャンプス)さん (日英通訳あり)

アメリカのNGO 団体Beyond Nuclearの放射性廃棄物の専門家のケヴィンさんにお話をうかがいます。

■申し込み 8月27日8:00締め切り

sayogenkobe-staff★mlist.ne.jp(★を@に)

エラーになる場合は:nonukekobe311★gmail.com(★を@に)

(上記メールアドレスより申し込まれた方には、zoomのURLなどを返信します。転送転載はお控えください。)

主 催:さよなら原発神戸アクション

詳細:https://sayogenkobe.blog.fc2.com/blog-entry-256.html


久しぶりのさよなら原発神戸アクションのzoom茶話会です。

もちろん、私も参加します♪



      

++ 英語のブログを更新しました ++


核弾頭を集めて送ろう木星に

春には桃の花が咲くから


核廃絶への祈りをこめて。

https://tankaagainstwar.blogspot.com/2023/08/




++ ++ ++ ++

 素晴らしい夢をみて、それを行動に移せ

                       ナバホ族の格言 

++ ++ ++ ++



♪ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。 ♪




♪♪ 発行者プロフィール ♪♪

小橋かおる 「花と爆弾-もう、戦争の暴力はやめようよ-」著者。

2004年の出版以来、アフガニスタンとイラクの子どもたちの支援を続けています。

2011年からは福島の子どもたちの健康を守る活動も支援させてもらっています。

さよなら原発神戸アクションの共同世話人も努めています。

できることをコツコツ、じわじわ続けたいと思います。

「花と爆弾」HP:https://hanabaku.blogspot.com/ ←2020年5月より新しくなりました

ブログ「花と爆弾」Words for Peace: http://flowersandbombs.blogspot.com

ブログ「7世代に思いをはせて」https://nanasedai.blogspot.com/

メールマガジン「7世代に思いをはせて」(無料)の登録はこちら↓

https://www.mag2.com/m/0000273399.html


ひさしぶりに引用させてもらった書籍のカバー
道を見失いそうな時は、この澄んだまっすぐな視線を思い出します。


2023年8月5日土曜日

【第773号】「わたしらは侮辱のなかに生きています。」

 「どんなことも7世代先まで考えて決めなくてはならない」

ネイティブ・アメリカン(イロコイ族)の格言 

゜★。.:*:・'゜☆。.:*:・'゜★


 もはや春かぜであった。

 それは連日連夜大東京の空へ砂と煤煙とを捲き上げた。

 風の音のなかで母親は死んだ赤ん坊のことを考えた。

 それはケシ粒のように小さく見えた。

 母親は最後の行を書いた。

 「わたしらは侮辱のなかに生きています。」

 それから母親は眠った。

    小説『春さきの風』中野重治の末尾



7月28日に、神戸から90キロも離れていないところにある

1974年運転開始の高浜原発1号機が12年ぶりに再稼働され、

8月2日には、瀬戸内海の上関に使用済み核燃料中間貯蔵施設の建設計画が公表された。


上関に原発建設計画が持ち上がって以来、

対岸の祝島の住民の皆さんは、

40年間ずっと原発建設に反対し続け、

海を守ってこられました。


そこに、無謀な老朽原発再稼働によって続々と増え続けることとなる

使用済み核燃料を押しつけようという計画・・・

あまりにも、バカにしているではないか・・・と

憤っているときに、思い出した一節、

「わたしらは侮辱のなかに生きています。」



この一節の舞台は、焼夷弾による米軍の空襲に焼かれた東京

そして、今、私たちのDNAを静かに引き裂いているのは放射線



なぜ、私たち日本国民は、これほどまでに蹂躙されなければならないのか?

日本国民を守る日本国は、ほんとうに存在するのか?

焼夷弾で日本を焼き尽くし、原爆を投下し、

内部被ばくを隠蔽し続ける米軍のために動く行政機構が、

日本政府と呼ばれているだけじゃないのか?


そうでなかったら、なぜこれほどまでに、

私たちの暮らしも人権も守られないんだ?


とほうもない困惑をおぼえながら、テレビを見ると、

相変わらず、芸能人や某大学のアメフト部の小さなスキャンダルを追い、

グルメや新商品紹介の乾いた笑いにあふれていて、

ほとんどの人は、何が起きているのか知るよしもない状況。



明日は、8月6日です。

「どうしてこのようなことが、国民に広く知らされないままに進んでいくのか?

私は今、1945年8月5日の日本人と同じ境遇にいるような気がしてなりません。」

とブログに書いたのは、2018年8月5日。

ひとりでも多くの方に読んでもらって、深く考えてもらえたらありがたいです。

この国を国民のために働かせるように変えられるのは、ほんとうに日本国民しかいないから。

■8月5日に思うこと Words for Peace 2018/8/5

http://flowersandbombs.blogspot.com/2018/08/



= 関連ニュース =

■原発新設で揺れた山口県上関町、中国電の中間貯蔵施設巡り再び対立か

朝日新聞DIGITAL 2023/8/2

https://www.asahi.com/articles/ASR816V9GR81TIPE00P.html

゜★。.:*:・'゜☆。.:*:・'゜★



++ 高浜1号機の脆性破壊の危険性に関しての続報 ++


先週に引き続き、原子力規制委員会にさらなる疑問点を質問しました。

返答は来週以降と委員会職員からの連絡ですが、質問内容をFacebookに投稿しましたので、リンクします。

一言で言うと、とても古く不完全なデーターを用いての審査ではないか?という質問です。

(FBアカウントがない方でもアクセスできると思います。)

https://www.facebook.com/kaoru.kohashi/posts/pfbid03wtj2TmZTFjdMHPEqDg7iRvtL4dUcnoHPh6tXfXeCaKzAXDooyKqwCeM8kPD1xDal




++ 今週の気になるニュース  ++


■「議会の意見を尊重」 上関町長の一問一答 「中間貯蔵施設」巡り

毎日新聞 2023年8月2日

https://mainichi.jp/articles/20230802/k00/00m/040/102000c

「私も(使用済み核燃料を保管する原発施設を)視察する前は相当違和感を覚えていたが

「なんだ、こんなものか」という形で安心できる施設だった。」山口県上関(かみのせき)町の西哲夫町長の発言

      ↑

使用済み核燃料が冷やせなくなると、東日本壊滅かとまで言われてどれほど危険だったか、12年前に思い知ったはずですが・・・。



■政府予算の繰越額17.9兆円、22年度決算 補正で膨張

日本経済新聞 2023/7/31

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA300KY0Q3A730C2000000/

「不用額が多かったことに加え、税収が想定より2.7兆円上振れしたため12兆円分の赤字国債を発行しなくて済んだ。それでも余った決算剰余金は22年度に2兆6294億円となった。剰余金は半分を国債の償還にあて、

残りの1.3兆円を防衛費の増強に使う。」

        ↑

防衛費の増強に使うな! と声をあげなければ。

国民が物価高で困っているのだから、せめて消費税を減税するのが、

国民のための政府の仕事というものでしょう。

やはりこの国の政府は、米国のために動いているとしか思えない。





++ イベント紹介 ++


☆ オンライン市政カフェ

日時:2023年8月18日(金)20:00~21:30

参加費:無料

23年8月の市政カフェは原発問題を取り上げます。

7月28日、日本最古の高浜原発1号機が再稼働しました。

経年劣化による圧力容器の耐久性に不安を抱えています。

事故が起きれば、直線距離で90kmの神戸市にも大きな被害が予想されます。


香川市議と高橋元市議が7月27日に神戸市環境局環境創造課と面談しましたが、

「国が方針を変えたから神戸市も変える」という。その報告を行います。

また、さよなら原発神戸アクションの小橋かおるさんからは、

高浜原発1号機再稼働の問題点などを報告していただき、意見交換したいと思います。


申し込みサイトは、後日お知らせします。

主催:つなぐ神戸市会議員団 https://tsunagu-kobe.site/


神戸市民にとって、暮らしに直結する神戸市の動きを

香川市議と高橋元市議が報告されます。

小橋も参加しますので、ご都合よろしければ、ぜひ。




☆世界から見たフクイチ処理汚染水問題 Vol. 3@zoom茶話会

〜 太平洋は放射性汚染水の産廃処理場ではない! ~

日 時:2023年8月27日(日) 午前10:00~12:00

会 場:zoom (完全予約制です。下記メールアドレスより当日2時間前までにお申し込みください。)

参加費:無料(カンパ歓迎)

講 師: Kevin Kamps(ケヴィン・キャンプス)さん (日英通訳あり)

アメリカのNGO 団体Beyond Nuclearの放射性廃棄物の専門家のケヴィンさんにお話をうかがいます。

■申し込み 8月27日8:00締め切り

sayogenkobe-staff★mlist.ne.jp(★を@に)

エラーになる場合は:nonukekobe311★gmail.com(★を@に)

(上記メールアドレスより申し込まれた方には、zoomのURLなどを返信します。転送転載はお控えください。)

主 催:さよなら原発神戸アクション

詳細:https://sayogenkobe.blog.fc2.com/blog-entry-256.html


久しぶりのさよなら原発神戸アクションのzoom茶話会です。

もちろん、私も参加します♪



++ 気になるテレビ番組 ++


■ ハートネットTV 福島・甲状腺がん 語りはじめた若者の声をきく

NHK Eテレ2023年8月8日(火) 午後8時00分 〜30分

https://www.nhk.or.jp/heart-net/program/heart-net/2456/


■ 事件の涙 何が彼女を追いつめたのか 〜ある自主避難者の死〜

NHK総合 2023年8月8日(火) 午後11時00分 〜30分

https://www.nhk.jp/p/ts/GP9LGJJN9N/episode/te/KZQ2KL13KJ/

      


++ 動画紹介 ++


☆KANSAIサポーターズ第96回訴訟学習会_避難者と国際人権

~「武器としての国際人権」からの考察~ 2023年7月15日

講師:小橋かおるさん(国内避難民の人権に関する国連特別報告者による訪日調査を実現する会)

https://www.youtube.com/watch?v=iQC67-Oarqg

大切な人権の視座をぎゅっと解説させていただき、30分の動画になりました。




++ 英語のブログを更新しました ++


列をなし進む戦車を掃除機で

いっきに吸ってしまいたい夏


20年前のイラク戦争の時に作った短歌です。

https://tankaagainstwar.blogspot.com/2023/08/




++ ++ ++ ++

 素晴らしい夢をみて、それを行動に移せ

                       ナバホ族の格言 

++ ++ ++ ++



♪ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。 ♪




♪♪ 発行者プロフィール ♪♪

小橋かおる 「花と爆弾-もう、戦争の暴力はやめようよ-」著者。

2004年の出版以来、アフガニスタンとイラクの子どもたちの支援を続けています。

2011年からは福島の子どもたちの健康を守る活動も支援させてもらっています。

さよなら原発神戸アクションの共同世話人も努めています。

できることをコツコツ、じわじわ続けたいと思います。

「花と爆弾」HP:https://hanabaku.blogspot.com/ ←2020年5月より新しくなりました

ブログ「花と爆弾」Words for Peace: http://flowersandbombs.blogspot.com

ブログ「7世代に思いをはせて」https://nanasedai.blogspot.com/

メールマガジン「7世代に思いをはせて」(無料)の登録はこちら↓

https://www.mag2.com/m/0000273399.html

涼しげに咲くコーンフラワー