「どんなことも7世代先まで考えて決めなくてはならない」
ネイティブ・アメリカン(イロコイ族)の格言
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まさかもう二度と動くことはないだろうと思っていた
1974年に運転を開始した高浜原発1号機が2023年7月28日、12年ぶりに再稼働。
その再稼働の一報を聞いた6月末から、
私はこの無謀としか思えない再稼働を止めるために、
個人でもできることは何でもしようと思い、
関電の大株主である神戸市、当時者の関西電力、
そして原子力規制委員会に質問を出し、その回答を得ました。
今週は、その回答をブログにまとめました。
以下は、まとめながらの私の決意です。
福島第一原発事故前は、「原発は事故をしません」と言って、
日本中に54基も原発を建てて動かしていた。
原発事故が起きた後は、「事故を起こしても被ばくしろ」と言って、
古い原発までも稼働させる。
無茶苦茶でしょう?
この無茶苦茶を、原子力規制委員会、規制庁、電力会社、そして自治体も、
国の方針だから、法律がそうだから・・・と、言い訳をしながら、
ヒトゴトのように原発推進に加担していき、
メディアもほとんど官報のように伝えるだけ・・・。
これを止められるのは、ほんとうに国民しかいません。
私たちの暮らしと健康を守るために動く政治家を選び、
またひとつひとつ疑問の声を上げていかなければ、
彼らの利権のために被ばくさせられ、
健康を害しても「関係ない」との強弁で、泣き寝入りの内に死んでいくはめです。
私は嫌です。
泣き寝入りはしません。
これからも、おかしいことはおかしいと言い続け、せめて記録に残します。
記録の詳細は、こちらのブログをご覧ください。
↓
■運転開始より49年となる高浜原発1号機再稼働にみるヒトゴト
Words for Peace 2023/8/17
http://flowersandbombs.blogspot.com/2023/08/
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++ 今週の気になるニュース ++
無茶苦茶な原発政策の一端。
関電の老朽原発を動かしたことによって、使用済み燃料プールが満タンになる・・・
そのために、上関町の美しい海を埋め立てるという計画です。
↓
■中間貯蔵施設の立地可能性調査“受け入れ“を表明 山口・上関町 西哲夫町長
KRY山口放送 2023/8/18
https://news.yahoo.co.jp/articles/927dcd19466f182c17f32c98234962fc6e43c4ef
頭の凝り固まった老人が、何十年、いや何万年先の人たちに禍根を残すことを、
このような形で決めていいのでしょうか?
この上関町の問題だけでなく、原発にしがみつくこの国の権力者たちと、
彼らに権力を預けている日本国民に問いたいです。
下記の長周新聞の書く、山口県民の総力での戦いを応援します。
老朽原発再稼働を止められなかった関西の私たちの責任でもあります。
↓
■上関を核のゴミ捨て場にするな 関電からゴミもらう中電の卑屈
降って湧いた中間貯蔵施設建設計画 県民の総力でたたかおう!
長周新聞 2023/8/13
https://www.chosyu-journal.jp/shakai/27390
「心してかかってこいよ!関電
降って湧いたような中間貯蔵施設の誘致話で、「どうして上関なのか」「なぜ山口県が関電の原発のゴミ捨て場にされないといけないのか」と山口県中で驚きを持って話題にされている。」
「原発にせよ、米軍基地にせよ、郷土を売り飛ばして中央政界で大きい顔をしているのが山口県の政治家たちで、これらも一緒になって中間貯蔵施設を山口県に持ち込むというのなら、上関原発闘争40年ではないが、本腰入れてやり合わないといけないということだ。最も手っ取り早い初めの一手としては、岸信千世を大差で落選させることになる。2区の有権者が激怒した選挙がどうなるのか、計画を持ち込んだ自民党岸派は補欠選挙以上に痺れたら良い。」
声を届けてくれたコープ自然派さんに感謝です。
↓
■『福島第一原子力発電所ALPS処理汚染水を海に流さないで。』
コープ自然派が政府と東電にALPS処理汚染水の海洋放出撤回を求め意見交換を実施。
読売新聞 2023年8月 7日
https://yab.yomiuri.co.jp/adv/feature/release/detail/000000007000121079.html
原発推進は巨大利権のためと私は思っていますが、
小規模な利権政治についてのニュースがありました。
このような業界の利権のために政治家が動き、
私たちの税金が私たちにとっては無駄に使われていくことがよくわかるのでリンクします。
■真面目な無能・森まさこ議員が手がけた「ブライダル利権」
…結婚のコンセプトが崩壊している国民不在トンデモ補助金の中身
MINKABU 2023/8/18
https://news.yahoo.co.jp/articles/d3560436c2b2800028e22d4189c6dbbb81ded36c
「この補助金の驚きポイントは、補助金の対象が「日本人の結婚ではない」ということだ。なぜなら、インバウンド需要の一環として、日本で挙式する外国人を受け入れるための体制整備のための補助金だからだ。」
日本の人権水準が国際基準に達していないことを当メルマガでも伝えていますが、
そのことによって、国際的な取り組みの中で様々な不利益が生じる、ひとつの例です。
↓
■日本への容疑者引き渡し認めず 英の裁判所 表参道強盗事件で
NHK NEWS WEB 2023年8月12日
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230812/k10014160721000.html
「イギリスで容疑者の身柄の引き渡しなどを専門とするアナ・ブラッドショー弁護士はNHKの取材に対し「表参道の事件に限らず、日本が将来にわたって外国の容疑者の円滑な引き渡しを実現するためには、国際的な独立した監視機関を受け入れて捜査や拘留、それに裁判の実情を明らかにしてもらい、人権に関する他国の懸念を取り除く必要がある。この問題に向き合う用意があるのか、それとも交渉の余地がない対立点なのか、日本政府にかかっている」と指摘しました。」
最後に、希望のわく記事を☆
■「気候変動対策って何時代に戻ったらいいですか?」→専門家「違います」。
「日本版気候若者会議」で目指す民主主義のアップデート
HUFFINGTONPOST 2023/8/11
https://www.huffingtonpost.jp/entry/story_jp_64d5e862e4b0da76e4304b34
「よく気候変動対策って『何時代に戻ったらいいですか?』と聞かれるんですが、違います。次の時代にいくんです。」
若者たちがリードする抽選制民主主義で、次の時代へ!
++ イベント紹介 ++
いよいよ来週です♪
☆世界から見たフクイチ処理汚染水問題 Vol. 3@zoom茶話会
〜 太平洋は放射性汚染水の産廃処理場ではない! ~
日 時:2023年8月27日(日) 午前10:00~12:00
会 場:zoom (完全予約制です。下記メールアドレスより当日2時間前までにお申し込みください。)
参加費:無料(カンパ歓迎)
講 師: Kevin Kamps(ケヴィン・キャンプス)さん (日英通訳あり)
アメリカのNGO 団体Beyond Nuclearの放射性廃棄物の専門家のケヴィンさんにお話をうかがいます。
■申し込み 8月27日8:00締め切り
sayogenkobe-staff★mlist.ne.jp(★を@に)
エラーになる場合は:nonukekobe311★gmail.com(★を@に)
(上記メールアドレスより申し込まれた方には、zoomのURLなどを返信します。転送転載はお控えください。)
主 催:さよなら原発神戸アクション
詳細:https://sayogenkobe.blog.fc2.com/blog-entry-256.html
☆花と爆弾・チャリティートーク会
PFAS~永遠の化学物質~汚染から見えてくるアメリカ・日本・地位協定
日時: 2023年9月10日(日) 14:00~16:30 (開場 13:30)
会場: 中央区文化センター 1103 + 1104 会議室
JR・阪急・阪神三宮駅から徒歩6分 神戸市役所西側
https://www.kobe-bunka.jp/facilities/chuo/
★参加には、1000円の募金をお願いします(若者、お子さんは、お気持ちで)
世界で規制が進む「永遠の化学物質」PFAS。近年、沖縄を始め、日本各地の米軍基地周辺での地下水汚染、水道水への混入が明らかとなり、健康被害への不安が高まりつつあります。米軍基地のない関西でも、淀川、明石川などの汚染により水道水へのPFASの混入が確認されており、その汚染源の特定が急がれます。
今夏アメリカでのPFAS汚染の実態を追う取材に同行され、今秋はPFASに深い関心のある米市民と共に、全国スピーキングツアーのコーディネートもされているレイチェル・クラークさんに、アメリカでのPFAS問題の最新事情をお聞きし、日本の私たちが参考にできること、また、私たちの環境と健康を守るために、日米市民が協力できることは何かを考えます。
お話:レイチェル・クラークさん
問い合わせ: 小橋かおる kaorukobashi@hotmail.com
主催:
「花と爆弾-もう、戦争の暴力はやめようよ-」https://hanabaku.blogspot.com/
イベント詳細:https://whatsnew-on-flowersandbombs.blogspot.com/2023/08/pfas.html
++ 英語のブログを更新しました ++
「もしもアフガニスタンに爆弾ではなく
小麦の種を落としていたら
飢えて死ぬ子供はいなかったでしょう」
上記の20年前に書いた詩を英語のブログに掲載しました。
2年前の8月15日、米軍は20年間アフガンで続けた「対テロ戦争」を終結するために、撤退。この20年の爆撃は、アフガンの貧しい人々を殺し、軍需産業を太らせただけ。
もう、爆撃など、世界のどこでも止めましょう。
https://tankaagainstwar.blogspot.com/2023/08/
++ ++ ++ ++
素晴らしい夢をみて、それを行動に移せ
ナバホ族の格言
++ ++ ++ ++
♪ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。 ♪
♪♪ 発行者プロフィール ♪♪
小橋かおる 「花と爆弾-もう、戦争の暴力はやめようよ-」著者。
2004年の出版以来、アフガニスタンとイラクの子どもたちの支援を続けています。
2011年からは福島の子どもたちの健康を守る活動も支援させてもらっています。
さよなら原発神戸アクションの共同世話人も努めています。
できることをコツコツ、じわじわ続けたいと思います。
「花と爆弾」HP:https://hanabaku.blogspot.com/ ←2020年5月より新しくなりました
ブログ「花と爆弾」Words for Peace: http://flowersandbombs.blogspot.com
ブログ「7世代に思いをはせて」https://nanasedai.blogspot.com/
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