2022年11月26日土曜日

【第737号】若者の柔軟性と行動力

 「どんなことも7世代先まで考えて決めなくてはならない」

ネイティブ・アメリカン(イロコイ族)の格言 

゜★。.:*:・'゜☆。.:*:・'゜★

今週は、なんだかやる気が出てくる集まりに参加しました。

兵庫県被爆二世の会の皆さんと一緒に、

とても活動的な大学生たちを囲む会です。


ウィーンでの核兵器禁止条約締約国会議に参加したり、

議員ウォッチのサイトを立ち上げ、

国会議員や知事、地方議員たちに

核兵器禁止条約に賛同するかを問うている大学生たち。

慶応大学4年生の高橋悠太さんを中心に、

現在、47都道府県を回っていて、地方議会の議員さんや、自治体の担当者さんや、

時には知事さんに面会し、核兵器禁止条約の批准を求めている最中で、

その日は兵庫県庁で担当者と面会し、記者会見をされたとのこと。


いろいろお話を聞く中で、なるほどと思ったのは、

核兵器禁止条約に消極的、否定的な議員さんたちは2パターンに分かれること。

ひとつは、「全く考えていない」

もうひとつは、「核抑止で頭が固まっている」


そのような議員たちには、自ら考えるように促すことが重要とのことで、

議員たちに、「核兵器禁止条約が進まないのは何が課題か」など、

逆質問する形で考えさせるようにするとのことでした。


議論を進めるために、あの手、この手、と考えている姿勢に、

私も、もっと考えなくちゃ!と思いました。


なんだかいろいろなアイデアが、私の中で沸いてきましたが、

具体案は、もう少し熟成してから、お披露目したいと思います(*^_^*)


なにはともあれ、若者の柔軟性と行動力に拍手!



= 関連サイト =

■議員ウォッチ Yes or No 核兵器

https://giinwatch.jp/

下記のサイトで、兵庫県との交渉についても報告されています。

https://giinwatch.jp/news/137/

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++ 今週の気になるニュース  ++


2011年の福島第一原発事故で大量にばらまかれたセシウム137の半減期は30年。

12年などでは、放射能汚染はなくならないのが現実です。

    ↓

☆避難指示が解除された大熊、双葉町の放射線量 各所にあるホットスポット

東京新聞 2022年11月21日

https://genpatsu.tokyo-np.co.jp/page/detail/1871



政府が避難指示を解除したかどうかではなく、汚染から逃れているという点で、

原発避難者の政策を打たねばならないと国連特別報告者も勧告しています。

    ↓

☆国際人権法から見た、原発避難者政策の問題点

国連特別報告者が日本政府の人権対応を批判

東洋経済online 2022/11/22

https://toyokeizai.net/articles/-/633581



☆(核といのちを考える)核の正当化にあらがう 

米ウィリアムズ大教授、ジェームズ・L・ノーランJr.さん

朝日新聞DIGITAL  2022/11/18

https://www.asahi.com/articles/DA3S15477144.html

「グローブスは放射線の影響を軽視することに重要な役割を果たしました。そもそも45年9月に医師たちを日本に派遣する際に、『君たちには放射線がないことを証明してほしい』と言っています。」

    ↑

2018年に神戸での講演会でお招きした田井中記者による渾身の記事です。

神戸での講演会をまとめたブログもリンクします。

■核に縛られる日本、そしてアメリカ 

~マンハッタン・プロジェクトからフクシマ、トモダチ作戦まで~

http://flowersandbombs.blogspot.com/2018/12/




++ イベント紹介  ++

☆ジャーナリストの語る「黒い雨」訴訟

小山美砂さん講演会+シンポジウム

 ◆日時:2022年12月4日(日)午後2時〜5時

◆場所:キャンパスプラザ京都 第一会議室(2階) (オンライン同時開催)

キャンパスプラザ京都 アクセス↓

https://www.consortium.or.jp/about-cp-kyoto/access

◆参加方法:グーグルフォームに12月1日(木)までにお申し込みください。

申込先:https://forms.gle/BcEGLcewpfu1RQSP9 Google Form 

◆プログラム◆

第一部 司会 桐谷多恵子(多摩大学)

講演:小山美砂(毎日新聞記者)

『「黒い雨」訴訟』(集英社、2022年)著者

第二部 司会 高橋博子(奈良大学)

シンポジウム

パネリスト:小山美砂(毎日新聞記者)

      田井中雅人(朝日新聞記者)

      白石草(Our Planet TV)

      竹峰誠一郎(明星大学)

主催:科研費基盤研究(C)「広島・長崎原爆による黒い雨・米核実験による放射性降下物の歴史的検証」研究代表者:高橋博子(奈良大学)分担研究者:竹峰誠一郎(明星大学)桐谷多恵子(多摩大学)

共催:グローバルヒバクシャ研究会 



いよいよ来週です♪

☆VFP ピース・スピーキングツアー2022@Zoom

【ベトナム戦争時の枯葉剤の影響について】

開催日: 2022年12月3日(土)

時間: 10時 開会 11時45分 閉会

参加費:無料 (日英 同時通訳付き)

お申し込みはこちらから:

https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSeWzN4X8MQxt-EBgpEXXbdlNIxqZUWGqQE6jp-SIZJ1S4OHhg/viewform


今年は、ベトナム戦争帰還兵を父にもつ米国人女性、ヘザー・バウワー氏にご登壇頂き、

戦後50年過ぎてもいまだに戦い続ける枯葉剤の被害者の状況について伺います。

スピーチの後、ヘザーさんとドキュメンタリー映画監督の坂田雅子さん、

VFP会長・スーザン・シュノールのトークを挟んで、質疑応答の時間をご用意します。

参加者の皆さんのご質問・ご感想等お待ちしております。


お問い合わせ: vfpspeakingtour@gmail.com

主催:2022 VFP ピース・スピーキングツアー実行委員会

詳細:http://whatsnew-on-flowersandbombs.blogspot.com/2022/11/vfp-2022.html




++ 動画紹介 ++


☆さよなら原発1000人集会@伊丹 の今週、参加しました。

ずっと原発事故を取材されているおしどりマコ・ケンさんの報告がすごかったです。

福島の農民の方たちは、放射線管理区域に当然指定されるような高放射能汚染地帯での農作業によって被ばくさせられているのだから、一般の労働者が電離放射線を受けることをできるだけ少なくする ための電離放射線障害防止規則を適用してほしい、そのために、農地の表面のベクレルを計ってほしいと、ずっと政府に訴えられているのです。

でも、「農業は自営業なので、自己責任」の一点張り! 信じられます?

このようなことが、まったく報道されないのは、電通が2011年から暗躍しているからとの体験談や、情報開示によって得た証拠などの報告もありました。

当日の動画が公開されていますので、ぜひご覧ください。

    ↓

その1 https://www.youtube.com/watch?v=3gOl4_91q0c

その2 https://www.youtube.com/watch?v=pLpLCFs4U70

その3 https://www.youtube.com/watch?v=D2E13WsoqxI



☆「寄り添い続けてきた医師に聞く〜甲状腺がんの若者たちの今〜」

https://sayogenkobe.blog.fc2.com/blog-entry-246.html

10月30日に牛山元美先生をゲストに開催された

さよなら原発神戸アクションZOOM茶話会の動画と報告です。



お時間ありましたら、週末にでも、ぜひご覧ください。


++ 今年も始まりました、チョコ募金 ++

イラクの小児がんや白血病の子どもたちのため、

2006年から毎年チョコ募金を続けています。

今年もイラクの子どもたちが描いた絵柄がかわいいチョコ缶です♪

詳細:JIM-NET(日本イラク医療支援ネットワーク)

https://www.jim-net.org/2021/10/05/7283/



++ ++ ++ ++

 素晴らしい夢をみて、それを行動に移せ

                       ナバホ族の格言 

++ ++ ++ ++



♪ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。 ♪




♪♪ 発行者プロフィール ♪♪

小橋かおる 「花と爆弾-もう、戦争の暴力はやめようよ-」著者。

2004年の出版以来、アフガニスタンとイラクの子どもたちの支援を続けています。

2011年からは福島の子どもたちの健康を守る活動も支援させてもらっています。

さよなら原発神戸アクションの共同世話人も努めています。

できることをコツコツ、じわじわ続けたいと思います。

「花と爆弾」HP:https://hanabaku.blogspot.com/ ←2020年5月より新しくなりました

ブログ「花と爆弾」Words for Peace: http://flowersandbombs.blogspot.com

ブログ「7世代に思いをはせて」https://nanasedai.blogspot.com/

メールマガジン「7世代に思いをはせて」(無料)の登録はこちら↓

https://www.mag2.com/m/0000273399.html


若くて柔軟性のある我が家の猫です
行動力はあまりありませんが(^_^;)


2022年11月19日土曜日

【第736号】原発事故被害者の訴えを胸に・・・

「どんなことも7世代先まで考えて決めなくてはならない」

ネイティブ・アメリカン(イロコイ族)の格言 

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今週は、福島第一原発事故の放射能汚染により避難を余儀なくされ、

兵庫県に避難された方たちが提訴した原発賠償ひょうご訴訟を傍聴しました。


裁判も終盤で、今年1月から始まった原告本人尋問も今回が最終日でした。

すべての原告さんの訴えを聞けたわけではありませんが、

最後の原告の女性の訴えが、とても胸に迫りましたので、要約します。



「私は、原発事故により物理的に多くを奪われただけでなく、

精神的にも傷つけられ続けている。

原発事故で放射能をばらまかれただけでなく、

元の居住地に戻らないことで、「国土に対する不当な評価」と中傷を受ける。

東電と国には、謝罪してほしい。」



国土を汚染した者たちは謝罪どころか、何の反省もなく、

被害者を足蹴にして、原発推進に邁進する今、

私たちが、原告の方々の訴えを、わがこととしてとらえなければ、

事故は繰り返されるでしょう。


国外に目を向ければ、原発事故による人権侵害について、国連が勧告を出しています。

この勧告を、国がしっかり受け止めるよう、働きかけなければと思います。

原発事故被害者の方たちのためだけでなく、私たち自身の人生を守るために。



■11月3日の国連での、自由権規約委員会における日本政府報告審査で、

締約国=日本政府への国内の人権問題に関する勧告が多々だされました。

その中で、原発事故被害者に関する勧告の和訳を転載します。


23 委員会は前回の勧告を繰り返し述べつつ(11)、次の点を勧告する。すなわち、締約国は、


(a)福島における原子力災害によって影響を受けたすべての人々の生命を保護するとともに、放射線レベルが住民にリスクを与えない場合にのみ、避難区域としての汚染地域の指定を解除すべきである。


(b)放射線レベルの監視を継続するとともに、時宜にかなった方法で、影響を受けた人々に対して放射線レベルに関する情報を公開すべきである。


(c)すべての国内避難民が、「自主」避難者か「強制」避難者かという区別に関係なく、又は彼ら/彼女らの土地に帰還する決定をするかどうかにかかわらず、避難区域外で居住する避難者に対する無償の住宅支援の再開を含む、必要な財政的支援、住宅支援、医療支援及びその他の支援のすべてを利用することができることを確保すべきである。


(d)子どもの中で見られるがんの高い罹患率との相関関係の可能性を含む、放射線にさらされた人たちの健康に福島原子力災害が与えた影響の評価を継続するとともに、無償で、定期的で、かつ包括的な健康診断を、子どもたちを含む放射線にさらされたすべての人々に提供することを検討すべきである。

引用サイト:2022年11月3日、自由権規約委員会第7 回日本政府報告審査・総括所見

■国内避難民の人権に関する国連特別報告者による訪日調査を実現する会のFBサイト

https://www.facebook.com/RequesttovisitJapan/posts/pfbid0rwdZ2JL4DwSvmzBePiADsh4fiwoCPtxmDTSnPZD3qmKJw7wEGpFGmUscWzn64PBHl

(太字は小橋によるものです。今回ご紹介した原告さんの訴えに応えている委員会の勧告を太字にしました。)


= 関連記事 =

■【原発事故と避難の権利】俺たちが「住民の心情を害す」?

汚染は「国土に対する不当な評価」? 国が「群馬訴訟」の準備書面で

〝自主避難〟を強烈に否定、福島県内外から怒りの声

民の声新聞 2019/09/29

http://taminokoeshimbun.blog.fc2.com/blog-entry-368.html

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++ 今週の気になるニュース  ++


東京電力福島第一原発事故の影響で甲状腺がんになったとして、

事故当時に福島県に住んでいた17~28歳の男女7人が、東電損害賠償を求めた訴訟の続報です。

■原告女性が意見陳述「これから先のことも考えられない」

朝日新聞DIGITAL 2022/11/10

https://www.asahi.com/articles/ASQC97SZSQC9UGTB001.html

「原告側はまた、県の県民健康調査のデータなどを用いた専門家による疫学調査では、

原告の甲状腺がんを被曝(ひばく)に起因するがんと見なせる

「原因確率」が94・9~99・3%と、極めて高い値になったと主張。過去の公害訴訟では、

この確率が50~70%でも原因となる出来事と病気との因果関係が認められており、

被曝と甲状腺がんの因果関係は「高度の蓋然(がいぜん)性をもって、

証明されたものとして扱ってよい」などと述べた。」



■【子ども脱被ばく裁判】「判断権者の尋問欠かせないのに…」

仙台高裁が福島県知事ら5人への証人尋問申請を全却下 

「必要性ない」と裁判長~控訴審第5回口頭弁論

民の声新聞 2022/11/15

http://taminokoeshimbun.blog.fc2.com/blog-entry-688.html

「高裁は福島県の内堀雅雄知事など判断権者の話を聴かないまま、

SPEEDI情報隠蔽や学校再開についての「年20mSv基準」など、

国や福島県の原発事故対応について判断する。」


上記の裁判を今後も注目し続けます。



++ イベント紹介 ++


☆神戸市政カフェ@zoom

テーマ「大学生への福祉的支援を考える」

日時:2022年11月26日(土)10:00〜11:30

場所:オンライン(ZOOM会議)

参加費:無料(垂水区以外の方もご参加いただけます)

参加申込:https://forms.gle/indB7Y5DAtRcACCn8 よりお申込みください。

      (申込締切:11/26(土)午前9時)

主催:高橋ひでのりと市政を考える会 

詳細:https://www.shiminnokaze.com/takahashi/post-1426/



☆VFP ピース・スピーキングツアー2022@Zoom

【ベトナム戦争時の枯葉剤の影響について】

開催日: 2022年12月3日(土)

時間: 10時 開会 11時45分 閉会

参加費:無料 (日英 同時通訳付き)

お申し込みはこちらから:

https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSeWzN4X8MQxt-EBgpEXXbdlNIxqZUWGqQE6jp-SIZJ1S4OHhg/viewform


今年は、ベトナム戦争帰還兵を父にもつ米国人女性、ヘザー・バウワー氏にご登壇頂き、

戦後50年過ぎてもいまだに戦い続ける枯葉剤の被害者の状況について伺います。

スピーチの後、ヘザーさんとドキュメンタリー映画監督の坂田雅子さん、

VFP会長・スーザン・シュノールのトークを挟んで、質疑応答の時間をご用意します。

参加者の皆さんのご質問・ご感想等お待ちしております。


お問い合わせ: vfpspeakingtour@gmail.com

主催:2022 VFP ピース・スピーキングツアー実行委員会

詳細:http://whatsnew-on-flowersandbombs.blogspot.com/2022/11/vfp-2022.html



++ 今年も始まりました、チョコ募金 ++

イラクの小児がんや白血病の子どもたちのため、

2006年から毎年チョコ募金を続けています。

今年もイラクの子どもたちが描いた絵柄がかわいいチョコ缶です♪

詳細:JIM-NET(日本イラク医療支援ネットワーク)

https://www.jim-net.org/2021/10/05/7283/



++ ++ ++ ++

 素晴らしい夢をみて、それを行動に移せ

                       ナバホ族の格言 

++ ++ ++ ++



♪ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。 ♪




♪♪ 発行者プロフィール ♪♪

小橋かおる 「花と爆弾-もう、戦争の暴力はやめようよ-」著者。

2004年の出版以来、アフガニスタンとイラクの子どもたちの支援を続けています。

2011年からは福島の子どもたちの健康を守る活動も支援させてもらっています。

さよなら原発神戸アクションの共同世話人も努めています。

できることをコツコツ、じわじわ続けたいと思います。

「花と爆弾」HP:https://hanabaku.blogspot.com/ ←2020年5月より新しくなりました

ブログ「花と爆弾」Words for Peace: http://flowersandbombs.blogspot.com

ブログ「7世代に思いをはせて」https://nanasedai.blogspot.com/

メールマガジン「7世代に思いをはせて」(無料)の登録はこちら↓

https://www.mag2.com/m/0000273399.html



 

原発賠償ひょうご訴訟のサポーターの方たちが
発行している通信です。

2022年11月12日土曜日

【第735号】脱原発を国是に

 「どんなことも7世代先まで考えて決めなくてはならない」

ネイティブ・アメリカン(イロコイ族)の格言 

゜★。.:*:・'゜☆。.:*:・'゜★


国是とは、「国民が認めた、一国の政治の基本的な方針」

               (デジタル大辞泉)


経産省によって、原発の再稼働だけでなく、

老朽原発の延命案、新規増設案が、かまびすしいこの頃ですが、


現在も、原子力緊急事態宣言発令中であり、

2011年3月、もう少しで(福島第一原発4号機の燃料プールが倒壊すれば)、

東日本壊滅であったこと、そして実際に、

福島県を中心に国土の広範囲を放射能で汚染した責任を、

彼らは何ら感じていないようです。


彼らの進める、原発事故などなかったかのような政策が、

どれほど危険で無謀か、

あの大津波、あの事故の恐怖を思い出せば、

簡単に認識できるはずです。


脱原発を国是にしましょう。

原発を使ったものの責任として、しっかりすべて廃炉にしましょう。



~原発が必要という人に、教えてあげてください~

■住宅より耐震性が低い…日本の原発は大丈夫か?

TBS Radio 2022/9/22

https://www.tbsradio.jp/articles/59586/

「住友林業の場合は3000から3400ガルだったかな。

三井ホームの場合は5100ガルぐらいですね。」


上記の記事には、原発の耐震性の数値が書かれていないので、もうひとつリンクします。

                                                            ↓

「大飯原発の耐震設計基準は当初405ガル、

私が判決を出した時は700ガルで、今は856ガル」

■元裁判長が示した「原発の耐震性」衝撃のデータとは

経済プレミア 2021年4月28日

https://mainichi.jp/premier/business/articles/20210422/biz/00m/020/040000c


また、原発事故はまったく終わっていません。

■「震度6強、原子炉が倒れる恐れ」 福島第一原発に一部専門家が警鐘

朝日新聞DIGITAL 2022/11/9

https://www.asahi.com/articles/ASQC863RFQB0UGTB001.html


もしも倒壊すると、すぐ側の使用済み燃料プールも損傷する可能性が・・・

また何百体も燃料棒が残っています。

    ↓

■福島第一・第二原子力発電所の燃料貯蔵量

https://www.pref.fukushima.lg.jp/sec/16025c/genan10.html


経産省は、再稼働に向けて、まだ私たちの税金を使おうとしていますが、

廃炉交付金を新設するべきだと思います。

    ↓

■原発交付金、倍増10億円 立地市町村の隣接県にも最大5億円

朝日新聞DIGITAL 2022/11/11

https://www.asahi.com/articles/DA3S15471108.html

゜★。.:*:・'゜☆。.:*:・'゜★



++ 署名で脱原発 ++

☆原発の運転期間延長に反対します:Change.orgでも署名サイト

https://chng.it/y9KYN6ZgNV

署名方法や提出情報、その他関連情報はFoE Japanさんのサイトをご覧ください

    ↓

【緊急署名】原発運転期間延長に反対

https://foejapan.org/issue/20221010/9607/




++ イベント紹介 ++


☆第11回 さようなら原発1000人集会

やっぱりアカン!ぜったいアカン!どうしてもアカン!

日時: 2022年11月20日 14:00~16:30 開場 13:30

会場: 東リ いたみホール(伊丹市立文化会館)

http://itami-cs.or.jp/itamihall/acces/map.html


今だに、原子力緊急事態宣言は解除されていないこの日本。

岸田政権は原発の再稼働の強行・老朽原発運転の延長・新増設を狙っています。とんでもないことです。

本集会では、お二人のゲストに原発政策の問題点や今の福島の状況などをお話ししてもらいます。

・「日本の原発と付き合って50余年:なぜ私は原発に反対か」

今中哲二さん 京都大学複合原子力科学研究所研究員

・「原発事故が続いて11年~設備も人も劣化が進行中」

おしどりマコ・ケンさん 芸人・記者


参加費: 当日/1000円 前売/800円(電話で受け付けます)

障がい者・避難者/半額 介助者・35歳以下/無料

電話: 090-9879-9994

詳細: https://www.facebook.com/events/860613475109061/



同じく伊丹でのイベントです。

☆ 池谷薫監督作品『延安の娘』上映会・人権講演会

日時:2022年12月4日 (日)10時から上映会、13:30から講演会

参加料:無料

定 員:各100人(先着順)要申し込み

詳細:公民館 人権セミナー 

https://itami-city.jp/public_info/?pid=29389




VFP ピース・スピーキングツアー2022@Zoom

【ベトナム戦争時の枯葉剤の影響について】

開催日: 2022年12月3日(土)

時間: 10時 開会 11時45分 閉会

参加費:無料 (日英 同時通訳付き)

お申し込みはこちらから:

https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSeWzN4X8MQxt-EBgpEXXbdlNIxqZUWGqQE6jp-SIZJ1S4OHhg/viewform


今年は、ベトナム戦争帰還兵を父にもつ米国人女性、ヘザー・バウワー氏にご登壇頂き、

戦後50年過ぎてもいまだに戦い続ける枯葉剤の被害者の状況について伺います。

スピーチの後、ヘザーさんとドキュメンタリー映画監督の坂田雅子さん、

VFP会長・スーザン・シュノールのトークを挟んで、質疑応答の時間をご用意します。

参加者の皆さんのご質問・ご感想等お待ちしております。


お問い合わせ: vfpspeakingtour@gmail.com

主催:2022 VFP ピース・スピーキングツアー実行委員会

詳細:http://whatsnew-on-flowersandbombs.blogspot.com/2022/11/vfp-2022.html

今年も、小橋が司会を務めます♪



++ ++ ++ ++

 素晴らしい夢をみて、それを行動に移せ

                       ナバホ族の格言 

++ ++ ++ ++



♪ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。 ♪




♪♪ 発行者プロフィール ♪♪

小橋かおる 「花と爆弾-もう、戦争の暴力はやめようよ-」著者。

2004年の出版以来、アフガニスタンとイラクの子どもたちの支援を続けています。

2011年からは福島の子どもたちの健康を守る活動も支援させてもらっています。

さよなら原発神戸アクションの共同世話人も努めています。

できることをコツコツ、じわじわ続けたいと思います。

「花と爆弾」HP:https://hanabaku.blogspot.com/ ←2020年5月より新しくなりました

ブログ「花と爆弾」Words for Peace: http://flowersandbombs.blogspot.com

ブログ「7世代に思いをはせて」https://nanasedai.blogspot.com/

メールマガジン「7世代に思いをはせて」(無料)の登録はこちら↓

https://www.mag2.com/m/0000273399.html




2022年11月5日土曜日

【第734号】reiterate・・・何度も繰り返し述べる

 「どんなことも7世代先まで考えて決めなくてはならない」

ネイティブ・アメリカン(イロコイ族)の格言 

゜★。.:*:・'゜☆。.:*:・'゜★

今週は、国連機関のひとつである自由権規約委員会が、

第7回となる日本政府報告書の審査・総括所見を公表したので、

英文でざっと拝見しました。


日本政府がどのような報告書を出し、

自由権規約委員会が、どのような審査・総括所見を出したのか、

詳しいことは、当メルマガでは書ききれませんが、

英文を読んでいて、

何度も何度も、以下の単語が出てきました


reiterate 「何度も繰り返し述べる」

previous recommendations 「以前の勧告」

recall 「思い出す」


早い話が、日本の人権状況を改善するために、

「何度も何度も同じ勧告をしてきたでしょ。

思い出して、ちゃんとやってね、次こそ。」という、

自由権規約委員会のぶっちゃけトークを、連想してしまうような英文でした。

(誤解があってはいけませんが、実際はとても公式で丁寧な英文ですよ(^_^;)



私は、国際法も人権も、専門家ではありませんが、

私なりに人権とは、「あなたがあなたらしく、自由に生きる権利」だと思っています。

あなたが何者にも理不尽な強要をされない環境を、

政府は造り上げていく責任があり、その努力をしなければならない。


「政府は、ちゃんと責任を自覚して、もっと努力して」と、

自由権規約委員会のぶっちゃけトークが聞こえてくるのは、私だけでしょうか?




= 参考サイト =

英文しかありませんが、今週発表された自由権規約委員会による

第7回日本政府報告書審査・総括所見です。

■Human Rights Committee:Concluding observations on the seventh periodic report of Japan*

https://tbinternet.ohchr.org/Treaties/CCPR/Shared%20Documents/JPN/CCPR_C_JPN_CO_7_50612_E.pdf


自由権規約委員会って、何? これまでどんな勧告を日本政府にしてるの?

と思われた方は、下記の日本弁護士連合会のパンフレットがわかりやすいです。

■「第6回政府報告書審査をふまえて『自由権規約委員会は日本政府にどのような改善を求めているのか?

https://www.nichibenren.or.jp/library/ja/kokusai/humanrights_library/treaty/data/liberty_rep6_pam.pdf

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++ もうひとつ国連関係の文書の紹介 ++

先月上旬に発表されていたセシリア・ダマリー国連特別報告者の

訪日調査終了後のステートメントの和訳の修正版が、

国連高等人権弁務官事務所ホームページにて、11月1日に差し替えられました。 

以前より読みやすくなっておりますので、ぜひ、じっくりお読みください。

下記サイトの中に青字で書かれた「暫定的考察」のリンクからダウンロードできます。

https://www.ohchr.org/sites/default/files/2022-10/20221010-Fukushima-PR-Japanese.pdf

文書タイトル:調査終了後のステートメント:国内避難民の人権に関する特別報告者の日本国における調査 2022年10月7日

  · IDPs(避難者と呼ばれる)は、強制避難指示が執行されている指定された地域から来たかそうでないかにかかわらず、全員が国内避難民であり、日本国の市民と同じ権利と権限を有する。したがって、援助や支援を受けるという点での「強制避難者」と「自主避難者」という分類は、実際にはやめるべきである。人道的な保護と支援は権利とニーズに基づくべきであり、国際人権法に根拠のない地位に基づく分類に基づいて行われるべきではない。

          ↑

私が特に画期的だと思った考察を抜粋しました。

この考察は第7回日本政府報告書審査・総括所見にも反映されていました。




++ 今週の気になるニュース  ++

日本政府は、原発事故も繰り返すつもりでしょうか?

    ↓

■原発、30年超運転で10年ごと認可 規制新案、60年超も可能に

毎日新聞 2022/11/2

https://mainichi.jp/articles/20221102/k00/00m/040/296000c

山中(原子力規制)委員長:「今は40年で運転延長の認可制度の申請が1回なされ、そこで初めてさまざまな検査データを審査している。(新制度は)10年おきに認可するので、現行制度よりはるかに厳しい、高経年化した原子炉に対する規制だ」

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2011年の未曾有の原発事故(現在も継続中)を受けて、

厳しくなったはずの原発の運用に関する規制が、

どんどん骨抜きになっている実情を見ると、

上記の原子力規制委員長の発言をにわかには信じる気になりません。

ただ、「脱原発は国是」ぐらいの世論を表面化することができれば、

原発など葬りさることができるとは思います。



■大物議員狙う旧統一教会の“暴露”に自民党ビクビク

…副大臣・副長官クラスでは終わらず?

日刊ゲンダイ 2022/11/1

https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/313698/2

「教団側は過去のイベント参加写真や文書など、いくらでも“ブツ”を持っている。

小出しにして揺さぶりをかけてくる可能性はありますが、

うかつに接点を持ってしまった副大臣クラスの批判を続けても、

被害者救済や問題解決には至りません。

もっと教団と関係の深い大物議員は、首根っこをつかまれてコントロールされている。

そこをあぶり出してきっちり清算するしかない。

リークに腰が引けて、解散命令請求にブレーキがかかれば教団側の思うつぼです」

(ジャーナリスト・鈴木エイト氏)

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エイトさんに同感です。きっちり精算しましょう。

今週も北朝鮮からのミサイル騒ぎがありましたが、

反日思想の外国の反社会的集団に、政府与党の大物議員が首根っこをつかれている状況。

こちらの方が、怖いです。




++ イベント紹介 ++

次の原発事故も怖い。皆で、脱原発を求めなければと思います。

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☆第11回 さようなら原発1000人集会

やっぱりアカン!ぜったいアカン!どうしてもアカン!

日時: 2022年11月20日 14:00~16:30 開場 13:30

会場: 東リ いたみホール(伊丹市立文化会館)http://itami-cs.or.jp/itamihall/acces/map.html


今だに、原子力緊急事態宣言は解除されていないこの日本。

岸田政権は原発の再稼働の強行・老朽原発運転の延長・新増設を狙っています。とんでもないことです。

本集会では、お二人のゲストに原発政策の問題点や今の福島の状況などをお話ししてもらいます。

・「日本の原発と付き合って50余年:なぜ私は原発に反対か」

今中哲二さん 京都大学複合原子力科学研究所研究員

・「原発事故が続いて11年~設備も人も劣化が進行中」

おしどりマコ・ケンさん 芸人・記者


参加費: 当日/1000円 前売/800円(電話で受け付けます)

障がい者・避難者/半額 介助者・35歳以下/無料

電話: 090-9879-9994

詳細: https://www.facebook.com/events/860613475109061/




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 素晴らしい夢をみて、それを行動に移せ

                       ナバホ族の格言 

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♪ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。 ♪




♪♪ 発行者プロフィール ♪♪

小橋かおる 「花と爆弾-もう、戦争の暴力はやめようよ-」著者。

2004年の出版以来、アフガニスタンとイラクの子どもたちの支援を続けています。

2011年からは福島の子どもたちの健康を守る活動も支援させてもらっています。

さよなら原発神戸アクションの共同世話人も努めています。

できることをコツコツ、じわじわ続けたいと思います。

「花と爆弾」HP:https://hanabaku.blogspot.com/ ←2020年5月より新しくなりました

ブログ「花と爆弾」Words for Peace: http://flowersandbombs.blogspot.com

ブログ「7世代に思いをはせて」https://nanasedai.blogspot.com/

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繰り返し思い出したいのは、猫の愛らしさ(*^_^*)