「どんなことも7世代先まで考えて決めなくてはならない」
ネイティブ・アメリカン(イロコイ族)の格言
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私も長く生きてきたので、
「1ドルが150円になった。日本の経済構造を変えなければ」と聞いたのは、2度目です。
40年ほど前は、円は1ドル250円とかで、
日本は、国内でどんどん製品を世界に輸出していましたから、
円高が進み、32年前に150円に到達するころは、
「150円になったら、たいへんだ!」と大騒ぎだったのを覚えています。
その後、経済構造というか、生産現場を海外に変えて、
今度は円高ではないとならない構造になったわけで、
「150円になったら、たいへんだ!」となるわけです。
ここからは、無責任な素人の感想ですが、
日本経済は、少なくとも庶民の生活は、
150円より円安の1990年より以前の方が、活気がありました。
1990年以降は、一時1ドル90円の時もありましたが、
バブル崩壊となり、低迷の32年。
その間、一部企業や富裕層は豊かになったと思われる
「いざなぎ景気超え」と呼ばれる「好」景気もあったようですが、
庶民の購買力は衰え続け、日本全体の活力は失われていったと思います。
ところで、2008年のリーマンショックで国家破綻しかけたアイスランドも、
急激なアイスランドの通貨の下落がありましたが、
それまでの一時的な繁栄を支えた金融ビジネスから、
通貨下落のメリットを活かし、
観光にシフトし、その後、水力、地熱発電で見事復活しました。
リーマンショックの時に失業した、
アイスランドの金融マンが言っていた言葉を思い出します。
「また、漁師になればいい」(アイスランドは、伝統的には漁業国ですから)
日本も、したたかに、円安のメリットを活かし、
観光業で地域を立て直しながら、
もう一度、生産ラインを国内に戻し、
太陽光、風力、地熱など、再生可能エネルギー産業を活性化し、
食料を自給し、輸入のための外貨を稼がなくてもいい
国づくりを目指す時期ではないかと
改めまして、素人ながら思うのです。
いかが思われますか?
= 関連ニュース =
■1ドル=150円台突破 円安止まらず…
“小手先でない対応”求める声「日本の経済構造を変えなければ解消されない」
日テレニュース 2022/10/22
https://news.yahoo.co.jp/articles/467af0cbe4fbbe84ac139b53f5358db43101a47b
ひさしぶりに2017年のアイスランド滞在記をリンクします。
■Words for Peace アイスランドで見つけたもの
http://flowersandbombs.blogspot.com/2017/07/
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++ 今週の気になるニュース ++
■「日本経済は外国と岸田首相にいじめられてる」大学教授も激怒
とうとう突入した1ドル150円台 政府は減税どころか増税を検討?
カンテレ 2022/10/21
https://news.yahoo.co.jp/articles/7069250291a0a07a7bc6b4aee2901727cb1168f7
「こういうときは消費税、付加価値税を減税しなければならないと、
“経済の教科書”の1ページ目に書いてあるぐらいなんです。
それを政府がやらないなんて、僕らには意味が分からない」
↑
私も物価高によって自動的に増える消費税ですから、
せめて、生活必需品の8%を0%にするべきだと思います。
■避難者間の支援格差是正を 国連特別報告者インタビュー
共同通信 2022.10.16
https://www.47news.jp/8448231.html
↑
セシリア・ダマリー国連特別報告者のインタビュー動画です。
日本語の記事では、『強制避難者と自主避難者との間で支援に格差があることに
「国際法上、正当な理由がない」と是正を求めた。』とまとめてありますが、
セシリアさんの発言を補足すると、
「強制避難者と自主避難者との間で支援に格差があることに国際法上、正当な理由がない、
そのようなものは(「強制」「自主」)他には存在しない」:動画の30秒あたりの発言。
また、最後の方での、「国連特別報告者という専門家による分析が、
日本政府と国民、そして国内避難民の間の対話の基礎になってほしい」との発言も、
とても大切だと思いました。
++ イベント再掲 ++
いよいよ、来週です♪
☆寄り添い続けてきた医師に聞く ~ 甲状腺がんの若者たちの声
日時:10月30日(日)18:30~20:30
会 場:zoom (完全予約制です。下記メールアドレスより10月30日16:00までにお申し込みください。)
参加費:無料(カンパ歓迎)
講師:牛山元美医師
「甲状腺がん支援グループ あじさいの会」の代表をされるなど、
甲状腺がんの若者たちやご家族を支えてこられた牛山元美先生のお話を伺います。
申し込み:sayogenkobe-staff★mlist.ne.jp (★を@に)
(上記メールアドレスより申し込まれた方には、zoomのURLなどを返信します。転送転載はお控えください。)
主催:さよなら原発神戸アクション
詳細:https://sayogenkobe.blog.fc2.com/blog-entry-243.html
☆世界から見たフクイチ処理汚染水問題 Vo.2
~英専門家 Tim Deere-Jonesさんに学ぶ 核関連施設と海洋汚染問題
日 時:2022年11月5日(土) 日本時間 19:00~21:15
会 場:zoom
(完全予約制です。下記メールアドレスより当日2時間前までにお申し込みください。)
参加費:無料(カンパ歓迎)
講 師:Tim Deere-Jones ティム・ディアー・ジョーンズ さん
311東京電力福島第一原発(フクイチ)事故で、メルトダウンした核燃料を冷却するために投入され、汚染された大量の水。その放射能汚染された水は、現在もタンクにたまり続け、多核種除去設備(ALPS)での処理を経てもなお汚染が残る、いわゆる処理汚染水となります。
日本政府や東電は、地元や市民・専門家の反対、世界各地からの強い抗議の声にも関わらず、処理汚染水の海洋放出を前提とする設備工事に着手、強行しようとしています。
そのような姿は、世界の人々にどのように映っているのか?
今回は、欧州で長らく海洋汚染問題に取り組んでこられた専門家のティム・ディアー・ジョーンズ さんから、お話を伺いたいと思います。
申し込み:sayogenkobe-staff★mlist.ne.jp (★を@に)
(上記メールアドレスより申し込まれた方には、zoomのURLなどを返信します。転送転載はお控えください。)
主催:さよなら原発神戸アクション
詳細:https://sayogenkobe.blog.fc2.com/blog-entry-244.html
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素晴らしい夢をみて、それを行動に移せ
ナバホ族の格言
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♪♪ 発行者プロフィール ♪♪
小橋かおる 「花と爆弾-もう、戦争の暴力はやめようよ-」著者。
2004年の出版以来、アフガニスタンとイラクの子どもたちの支援を続けています。
2011年からは福島の子どもたちの健康を守る活動も支援させてもらっています。
さよなら原発神戸アクションの共同世話人も努めています。
できることをコツコツ、じわじわ続けたいと思います。
「花と爆弾」HP:https://hanabaku.blogspot.com/ ←2020年5月より新しくなりました
ブログ「花と爆弾」Words for Peace: http://flowersandbombs.blogspot.com
ブログ「7世代に思いをはせて」https://nanasedai.blogspot.com/
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