「どんなことも7世代先まで考えて決めなくてはならない」
ネイティブ・アメリカン(イロコイ族)の格言
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先週から今週にかけて、
福島第一原発事故によって避難を余儀なくされた方々の声を
聞く機会が続きました。
1月18日には、大阪地裁の原発賠償訴訟の期日で、
いわゆる強制避難区域以外から避難された
原告女性の本人尋問を傍聴しました。
避難を続けなければならない一番の理由は何かと問われ、
彼女は「自分と子どもの健康です」と答え、以下の旨を続けました。
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政府は当時「(原発事故による被ばくは)直ちに健康に影響はないと」言っていましたが、
と言うことは、後々影響があるんだなと思いました。
影響がないかもしれないけれど、あるかもしれない。
被ばくしてしまったら、取り返しがつかないと思いました。
後々、疫学調査で被ばくの影響が立証されてからでは、
どうしようもないと思いました。
内部被ばくが心配です。
だから、西へと逃げました。
あれから10年以上経って、
私の子どもは関西弁をしゃべっています。
なんだか不思議です。
ふるさとの自宅の庭の土は今でも放射能に汚染されている。
平穏にふるさとでずっと暮らしていくはずだったのに。
どうして?
~~~~~~~~~~
被告・東京電力や国の代理人は、
避難をしていることが、あたかもおかしなことのように弁論しますが、
原子炉が3基もメルトダウンし、
今も原子力緊急事態宣言が継続中の国で、
何事もないかのように考える方が、ほんとうに奇妙なことだと、
今回の傍聴でも思いました。
原発賠償関西訴訟の本人尋問はまだまだ続きます。
次回は2月29日。その他詳細は
原発賠償関西訴訟サポーターズのサイトをご覧ください。http://kansapo.jugem.jp/
= 関連情報 =
内部被ばくの危険性を全面に訴えた原告さんたちの
原発賠償兵庫訴訟の判決が3月21日に予定されています。
その判決前の集会に、参加してきました。
俳優の斉藤とも子さんが原告の訴えを朗読してくださって、とても心に沁みました。
■原発事故避難で精神的苦痛 兵庫訴訟の1審判決前に原告らが集会
サンテレビニュース 2024年01月20日
https://sun-tv.co.jp/suntvnews/news/2024/01/20/75185/
また、昨日は神奈川県に避難された方たちの控訴審が判決でした。
■福島原発避難者訴訟、国の責任は認めず 東京高裁判決、東電に賠償命令
神奈川新聞 2024年1月26日
https://www.kanaloco.jp/news/social/article-1052233.html
「一審判決では、貞観地震(869年)の知見に基づく東電の報告を受けた09年9月時点で、国は津波の到来と全電源喪失を予見できたと認定。電源設備の移設を進めていれば事故は回避でき、東電への規制権限を行使しなかったのは「著しく合理性を欠き違法」と指弾した。」
このような一審判決を覆す判決が、
この2022年6月17日の最高裁判決が出た後、続いています。↓
■原発事故の国の責任、最高裁が認めない判決 「防潮堤でも防げず」
朝日新聞DIGITAL 2022年6月17日
https://www.asahi.com/articles/ASQ6K3R5MQ6GUTIL037.html
最高裁の判決が、国の政策におもねったもので、
またそれぞれの裁判官の独立にも影響しているとしたら、
この国に司法はあると言えるのでしょうか?思い出した記事があるのでリンクします。
↓
■古賀茂明*原発をとめた裁判長 樋口英明 最終回特別対談
週間プレNEWS 2022/9/8
https://wpb.shueisha.co.jp/news/politics/2022/09/07/117228
「原発をとめた樋口元裁判長の驚くべき証言:
最高裁が「原発訴訟を担当する」全国の裁判官を司法研修所に集めて「研究会」を開いていた。「最高裁は原発再稼働の方向に判決を誘導したいのだろうか?」と感じざるをえませんでした。」
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++ 今週の気になるニュース ++
志賀原発は2011年から停止中の原発でしたから、
二度目の過酷原発事故をまぬがれたようですが・・・
■能登地震で原発周辺400人8日間孤立 避難計画機能せぬおそれ
朝日新聞DIGITAL 2024年1月22日
https://www.asahi.com/articles/ASS1Q6V3MS1QULBH00N.html
■能登半島地震で原発は「警戒事態」だった…
政府と自治体の対応を振り返る 指針に書かれた「避難の準備」は
東京新聞 2024年1月24日
https://www.tokyo-np.co.jp/article/304725
揺れる大地、すぐ側で関西電力の老朽原発が動いています。
↓
■能登半島地震、若狭湾沖に連鎖の恐れ 専門家「海底断層延長線上に位置」
中日新聞 2024年1月20日
https://www.chunichi.co.jp/article/840390
■関電 高浜原発1号機 配管から冷却水の蒸気漏れなどトラブル
NHK関西NEWS WEB 2024年01月22日
https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20240122/2000081367.html
■高浜原発4号機で伝熱管損傷 関電、営業運転再開に遅れ
共同通信 2024/01/22
https://nordot.app/1122102956729713388
福島原発事故も、ほんとうはどうやって収束させられるのかもわからない・・・
今でも原子力緊急事態宣言は継続中なのです。
■「デブリ」取り出し、現行計画を断念 理由は…
ロボットアームの性能が足りなかった 福島第1原発2号機
東京新聞 2024年1月25日
https://www.tokyo-np.co.jp/article/305201
この大地震多発列島で、原発は危険すぎます。
全電力のたった6%(それも太陽光など抑制して)しか供給していない原発を止めるために、
私も賛同しました。
↓
【賛同募集】要請書 能登半島地震で露呈した「原子力災害対策指針」の欠陥-原発をこれ以上動かすべきではない
以下の要請書に個人・団体の賛同を募っています。
締切:2024年1月30日AM11:00
https://foejapan.org/issue/20240119/15765/
PFASについて気になる記事も。
■発がん汚染物質“PFAS”が川魚から検出、
アサリやタラにも…専門家が食の安全に警鐘
女性自身 2024年1月25日
https://jisin.jp/domestic/2286313/
最後に、朗報です。
■国際司法裁、イスラエルに虐殺防ぐ措置命令
共同通信 2024/01/26
https://nordot.app/1123600702968365816
審理のようすを生中継で見ていました。
イスラエルによる非人道的、虐殺的行為を詳細に上げ、
処置命令を出してくれた国際司法裁判所。
イスラエルのガザでの虐殺行為を止めるという、
国際社会の姿勢が示されたことに感謝します。
++ イベント紹介 ++
とても大切な準備なので、ご紹介させていただきます。
↓
☆安定ヨウ素剤配布オンライン説明会
日時:2024年2月17日19時30分~
【万が一の原発からの放射能漏れ等の事故に備え、
「安定ヨウ素剤」を各家庭で常備しておきましょう】
全国どこからでも参加できるオンラインの説明会を
牛山先生のご協力のもと企画しました。
主催:みんなのデータサイト
詳細をご覧の上、ご検討ください:https://mds-07.peatix.com/view
女川原発建設反対から始まり、廃炉を求めて闘う女川の声を聞かせていただきたく、
仲間と企画した茶話会です。
↓
☆原発のまち50年のかお―女川から未来を考える@zoom茶話会
日時:2024年2月25日19時~21時、(18:50開場)
場所:オンライン(Zoom)
講師:阿部美紀子さん 「女川から未来を考える会」代表
参加費:無料(カンパ歓迎)
■お申し込みはこちらから↓(申し込み締め切りは、2月23日です)
主 催:さよなら原発神戸アクション
詳細:https://sayogenkobe.blog.fc2.com/blog-entry-260.html
☆国際社会から日本の人権はどう見えるのか?
日時:2024年2月18日(日)15時~16時45分
会場:京都弁護士会館 地階大ホール
https://www.kyotoben.or.jp/access.cfm
講師:藤田早苗氏(英エセックス大学人権センターフェロー)
定員:先着80名
参加費無料 申込期限 2/13
お申込み先:https://x.gd/0Rxif
主催 原発賠償訴訟・京都原告団を支援する会
https://fukushimakyoto.namaste.jp/shien_kyoto/index.html
チラシや日本各地での藤田さんの講演会のスケジュールは、
こちらのリンクをご覧ください。→ https://hyogen-tsutaeru.jimdofree.com/
++ 英語のブログを更新しました ++
地獄絵のガザ虐殺も止められず原発回帰も止まらぬ睦月
■Am I in the hell?
https://tankaagainstwar.blogspot.com/2024/01/
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素晴らしい夢をみて、それを行動に移せ
ナバホ族の格言
++ ++ ++ ++
♪ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。 ♪
♪♪ 発行者プロフィール ♪♪
小橋かおる 「花と爆弾-もう、戦争の暴力はやめようよ-」著者。
2004年の出版以来、アフガニスタンとイラクの子どもたちの支援を続けています。
2011年からは福島の子どもたちの健康を守る活動も支援させてもらっています。
さよなら原発神戸アクションの共同世話人も努めています。
できることをコツコツ、じわじわ続けたいと思います。
「花と爆弾」HP:https://hanabaku.blogspot.com/
ブログ「花と爆弾」Words for Peace: http://flowersandbombs.blogspot.com
ブログ「7世代に思いをはせて」https://nanasedai.blogspot.com/
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