2024年10月19日土曜日

【第836号】もし私が死ななければならないなら

「どんなことも7世代先まで考えて決めなくてはならない」

ネイティブ・アメリカン(イロコイ族)の格言 


゜★。.:*:・'゜☆。.:*:・'゜★

もし私が死ななければならないなら

あなたは生きなければならない

私の物語を語るため

私の遺品を売って

布切れと紐を買うために

(白くて長くのびるシッポをつけておくれ)


そうすればガザのどこかで

天国を見つめながら

炎の中で逝った父親を待つ子どもが見るだろう

~その父は誰にも別れを告げず

自身の肉体にも

自分自身にさえも

別れを告げず逝った~

凧、あなたが作った私の凧が

空に舞い上がるのを


そして、つかの間、

そこに天使がいて

愛を取り戻してくれるのを

思うだろう


もし私が死ななければならないなら

それが希望をもたらしますように

それが長く語り継がれますように


リフアト・アライール (小橋かおる訳)



今週、ガザの詩人リフアト・アライールの特集を観ました。

彼の死が、後世に希望をもたらしますように、

長く語り継がれますようにと願って、

日本語に訳しました。



こちらもご覧ください。

■NHKスペシャル If I must die ガザ 絶望から生まれた詩

初回放送日:2024年10月13日 NHKプラスで10月20日午後9:49まで視聴可

https://www.nhk.jp/p/special/ts/2NY2QQLPM3/episode/te/61QVMNJ2MN/

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++ 英語のブログを更新しました ++


If I must die ~もし私が死ななければならないなら

リフアト・アライールの詩の原文(英語)を掲載しました。

https://tankaagainstwar.blogspot.com/2024/10/




++ 今週の気になるニュース  ++


■「路上の遺体が野良犬の餌に」 救急隊員が語るガザ北部の惨状

CNN.co.jp 2024/10/17

https://news.yahoo.co.jp/articles/16bda714ea5e42e5f92dce9aba80847938ad2879

ヤフーニュースへの高岡豊氏(中東専門家)のコメントも付記します。

「自由と人権を旨とする西側諸国の支援と承認の下で

世界最強の軍隊の作戦で殺された者の遺体を犬が食う」惨事を、

どのように呼べばよいでしょうか。

事態は「イスラエル・ハマース(ハマス)戦争」などという矮小なものではなく、

より広域的な絶滅政策の一環であるとの見方は当初からあったはずです。



■米「人道支援でガザ戦闘休止を」 国連安保理でイスラエルに要請

共同通信 2024/10/17

https://news.yahoo.co.jp/articles/297bbabba98d21f080642e5944f80896ff37e9b5

      ↑

要請とともに、米にはイスラエルへの武器供給を止めてほしい。



身の回りでは、原子力事故への可能性が高まりつつあるのを感じます・・・。


■高浜原発、50年超え運転認可 国内初、原子力規制委

共同通信 2024/10/16

https://news.yahoo.co.jp/articles/f05256f7f82627e9039f05788bbbb29c1bce650a


■島根原発2号機、12月上旬に再稼働へ…福島第一と同タイプでは「震災後初」に

読売新聞 2024/10/16

https://news.yahoo.co.jp/articles/42d81b34fa7fe43256d005eb87ee32a243d4a665


■美浜3号機の原子炉停止、関電 補助建屋配管に穴や減肉

共同通信 2024/10/15

https://news.yahoo.co.jp/articles/829046f2b7c884150c346a2ffb96ef1cafd2fe7b


そして、事故が起きたら・・・このいいかげんさ。

■屋内退避の継続は3日間が目安 原子力規制委が中間まとめ

共同通信 2024/10/18

https://news.yahoo.co.jp/articles/da3a91363c0eb6f2548335ad88e934507e1627e6

「退避に使う施設の倒壊や道路寸断対策には触れなかった。」




++ イベント紹介 ++


☆「パレスチナとつながるマーケット」

と き:10月20日(日) マーケット11:00-19:30 (雨天決行)

ところ:神戸三宮東遊園地Urban Picnicのテラス(建物の南部分、屋外)

内 容:パレスチナ物産の販売、タコやシェーカーづくり、刺繍ワークショップなど

また、全国のパレスチナ支援の運動の資料やZine(小雑誌)の展示・販売、図書スペースやグッズ販売も。

詳しくはチラシをこちらからご覧ください→ https://actcoin.jp/event/detail.php?id=4867



☆つなぐ神戸市会議員団市政カフェ@zoom

日時:2024年10月22日(火)の20時から21時まで(無料)

つなぐ神戸市会議員団では、市民と神戸市政をつなぐ、オンラインカフェを

月に1回(第4火曜日 20時 ~ 21時)開催しています。


今回は10月24日まで開催中の神戸市会決算議会について、

香川市議から報告をいただきながら神戸市政について語りあいます。

参加希望の方は下記よりお申込みください。

      ↓

https://peraichi.com/landing_pages/view/tsunagukobe


※お問い合わせ内容欄に、「市政カフェ参加希望」とご記入ください。

メールアドレスに、当日の参加URLをお送りいたします。

主催:つなぐ神戸市会議員団

      ↑

神戸市民じゃなくてもOKです。



☆グローバル・オンライン・イベント「存在の軍事化」

日時:2024年10月26日(土)の午前10時~11時30分

会場:Zoom  参加費:無料

講師:クーハン・パイク-マインダー 

「宇宙における兵器と原子力に反対するグローバル・ネットワーク」理事

日英同時通訳:レイチェル・クラーク

申し込み:要(こちらのリンク↓をご利用ください。)

https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdhUUwAvKbVctGhqRDHhhU4s0iyVbiZDAnuDgWvz5HV43kUCw/viewform


クーハン・パイク-マインダーさんのプロフィール:

朝鮮人の父とユダヤ人の母を持ち、戦後の韓国と米国の植民地グアムで育つ。

共著『軍国主義、商業主義、地球冒涜に対するハワイの蜂起』

アジア太平洋における軍国主義について『ザ・ネーション』、『ザ・プログレッシブ』、『フォーリン・ポリシー・イン・フォーカス』などに寄稿。

主催:Veterans For Peace - NYC Chapter 034

詳細:https://www.facebook.com/events/2699198190251312/



☆ドイツ- 核のゴミをめぐる抵抗の歴史と現状@zoom茶話会

日時:2024年10月27日(日)19:00~21:00(+交流会)

会場:Zoom

お話:梶川ゆうさん(ドイツ在住、フリー翻訳家)

参加費:無料(カンパ歓迎)

申し込み:要(こちらのリンク↓をご利用ください。)

https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdSZHgblsVU6LRiVdYa0IFXhGdak5G7fejT2VPbqkr2ZNUtWg/viewform


梶川ゆうさんのプロフィール:

フリー翻訳家、在独37年。ベルリンの日本人反原発グループSayonara Nukes Berlinを中心に活動。

梶川さんからのメッセージ:

日本から9千キロも離れたドイツはフクシマ原発事故後「脱原発」を決定し、ついに去年2023年4月に達成されました。しかし、高レベル放射性廃棄物の最終処分場サイトはまだ見つかっておらず、中・低レベル放射性廃棄物の方は処分場建設がすでに始まっているものの、問題は山積み(後略)続きは、詳細のリンクをご覧ください。

主催:さよなら原発神戸アクション 

詳細:https://sayogenkobe.blog.fc2.com/blog-entry-271.html



☆第13回さようなら原発1000人集会

 地震大国日本に原発NO!未来社会に再エネYES!

日 時:2024年10月26日(土)14時

場 所:いたみホール・大ホール 地図→ https://x.gd/eeaoR

 阪急「伊丹駅」徒歩約3分 JR「伊丹駅」徒歩約8分

講 師:北野進さん(珠洲原発を阻止した元石川県議)

報 告:飯田哲也さん(環境エネルギー政策研究所長)

参加費:前売800円(障がい者・避難者半額 介助者・学生無料)

呼びかけ団体:さよなら原発神戸アクションも呼びかけ団体です。




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 素晴らしい夢をみて、それを行動に移せ

                       ナバホ族の格言 

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♪ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。 ♪




♪♪ 発行者プロフィール ♪♪

小橋かおる 「花と爆弾-もう、戦争の暴力はやめようよ-」著者。

2004年の出版以来、アフガニスタンとイラクの子どもたちの支援を続けています。

2011年からは福島の子どもたちの健康を守る活動も支援させてもらっています。

さよなら原発神戸アクションの共同世話人も努めています。

できることをコツコツ、じわじわ続けたいと思います。

「花と爆弾」HP:https://hanabaku.blogspot.com/ 

ブログ「花と爆弾」Words for Peace: http://flowersandbombs.blogspot.com

ブログ「7世代に思いをはせて」https://nanasedai.blogspot.com/

メールマガジン「7世代に思いをはせて」(無料)の登録はこちら↓

https://www.mag2.com/m/0000273399.html


 

画像は、NHKスペシャル 
If I must die ガザ 絶望から生まれた詩 から