2026年10月10日土曜日

【第939号】日米合同委員会の廃止を求める:VFP

 「どんなことも7世代先まで考えて決めなくてはならない」

ネイティブ・アメリカン(イロコイ族)の格言

                                         

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今週は、2026ベテランズ・フォー・ピース(VFP)講演会@KOBEを主催しました。

VFPとは、平和を求める元軍人の会のことで、

私は2016年から毎年、何らかの形で元米兵の日本での講演活動を支援してきました。

今年のように神戸市内での一般向けの講演会、

阪神間の大学での授業に組み込んだ形の講演、

コロナ禍には、オンラインでのVFPイベントの司会として、

コーディネーターのVFP終身会員のレイチェル・クラークさんとの

二人三脚のような10年間でした。

 

こうして続けてきてよかったなと思うことが、今年はありました。

去年、VFPツアーのスピーカーだったケム・ハンターさんとレイチェルさんとで、

来日前に神戸非核方式(核兵器を搭載していないと証明書を出さなければ、

軍籍の船の神戸港への入港を認めない神戸市会の決議)のことなど説明する

オンラインミーティングを持ちました。

 

そのときに、話題が日米合同委員会のことになり、

ケムさんはあまりご存じない様子だったので、

これは米国による現在も継続されている「占領政策」で、

このような日本の独立国としての主権を侵害している政策を

米軍が継続していることを、ぜひVFPの皆さんに知らせてください!

とお願いしていました。

 

そのお願いが通じたのか、

ケムさんやレイチェルさんの全力での訴えのおかげと思われますが、

2026年のVFP総会の最終決議に

「日米合同委員会の廃止を求める」が入っていました。

 

一部抜粋します。

「1960年の日米地位協定の運用機関である日米合同委員会は、米軍の最高幹部および日本の外務・防衛省の高官で構成されている。

 

同委員会は、日本の国会における審議よりも優先する 圧力を及ぼし、米軍に治外法権を付与するとともに、東アジアにおける米国の戦略的利益に沿うよう日本の国内政治に影響を与えており、これは日本の内政への干渉である。

(中略)

「ベテランズ・フォー・ピース」は、民主的な説明責任の回復、日本および沖縄の自決権の尊重、ならびにそれらを米国の軍事的・戦略的利益に従属させる政策の終結を支持する。」

 

昨年の願いが叶ってのこの決議。

VFPのみなさんに、日米合同委員会の理不尽さが伝わったことがとてもありがたく、

全文を今回の講演会@KOBEの資料として配布しました。

 

講演会の案内のブログに資料として全文を転載しましたので、

ぜひお読みください。

  ↓

https://whatsnew-on-flowersandbombs.blogspot.com/2026/07/2026kobe.html

 

 

アメリカのVFPにも知ってほしいですが、

日本国民にも絶対に知ってもらいたいこの理不尽です。

ケムさんにも紹介した拙ブログもリンクします。

■追跡!謎の日米合同委員会 別のかたちで継続された「占領政策」を読んで

Words for Peace 2023/4/23

https://flowersandbombs.blogspot.com/2023/04/

 

 

追記:VFP講演会@KOBEの様子はフェイスブックに投稿しております。

https://www.facebook.com/kaoru.kohashi/posts/pfbid027qWzixjwtVoAg6XHa5o9ew9czX1ktU3cj3NiZuKjpCBq3W7kGB7LesECtH4uVNmdl

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++ 今週の気になるニュース  ++

 

■なぜ米兵犯罪は減らないのか 

地位協定と日本政府の姿勢が生む「米軍関係者に甘い刑事司法」

布施祐仁 2026/10/6 

https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/f64a7c1453aa918e205c28dddc30b498d6307156

「この不条理な取り決めは、70年以上前の1953年(サンフランシスコ講和条約発効の翌年)に結ばれたものです。いい加減、見直すべきです。」

 

■<特権を問う>「日本思い…」 米兵被害の豪女性、

首相に地位協定改定求め手紙

毎日新聞 2026/10/9

https://news.yahoo.co.jp/articles/8b77ea0675b26c14b78809a5077e0a5d3f78452a

 

日米地位協定を改定し、日米合同委員会を廃止しましょう。

 

 

■弾道ミサイルに「防空頭巾で身を守れ」

80年前と重なる愚策、見放された熊本市民

TANSA 2026/10/8

https://tansajp.org/investigativejournal/15251/

 

■司法と原発~裁判官として、弁護士として、原発行政に立ち向かう

Imidas 2026/10/9

https://imidas.jp/insight/f-40-272-26-10-g706/

 

この国は、戦争でも、原発事故でも住民を守ろうとしていない。

この姿勢を変えられるのは国民です。

 

ひとつの未来の世界の形として・・・

 

■「日本の憲法9条をすべての国へ」

101歳元マレーシア首相が提唱する戦争なき世界秩序

集英社オンライン 2026/10/10

https://news.yahoo.co.jp/articles/34d17e96162cc1ff55d51724e0b4a0fab80e25f7

 

 

 

++ イベント紹介 ++

 

☆平和と環境の未来を、アジアの若者と考える

NNAF 2026フィリピン 報告会 in 新潟

日時:10月12日 14:00~16:00

場所:新潟ユニゾンプラザ (オンライン併用)

報告:曽根俊太郎(高校生平和大使OB)、有田純也(新潟県平和センター)、

佐々木かんな(新潟大学大学院生)、高桑まゆ(原子力資料情報室)

コメント:松久保肇(原子力資料情報室)

*参加費無料

*Zoom申込みフォーム → https://x.gd/UIEwy

詳細:https://nonukesasiaforum.org/japan/archives/3602

 

 

☆なぜ「PFAS汚染」は解決の出口が見えないのか

日時: 2026年10月28日(水)14:00〜16:30(開場13:30)

会場: 全水道会館 4F 大会議室(東京都文京区本郷1-4-1)/ オンライン配信あり

会場資料代: 500円

プログラム:

講演:中地 重晴 氏(熊本学園大学教授)、諸永 裕司 氏(ジャーナリスト)

現地からの報告・パネルディスカッション

主催;高木基金PFASプロジェクト

詳細:https://pfas.takagifund.org/info/post/1234/

 

兵庫県のPFAS汚染現状を丸尾まき兵庫県議が報告されます。

私もオンラインで申し込みました。

 

 

 

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 素晴らしい夢をみて、それを行動に移せ

                       ナバホ族の格言

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♪ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。 ♪

 

 

 

♪♪ 発行者プロフィール ♪♪

小橋かおる 「花と爆弾-もう、戦争の暴力はやめようよ-」著者。

2004年の出版以来、アフガニスタンとイラクの子どもたちの支援を続けています。

2011年からは福島の子どもたちの健康を守る活動も支援させてもらっています。

さよなら原発神戸アクションの共同世話人も努めています。

できることをコツコツ、じわじわ続けたいと思います。

「花と爆弾」HP:https://hanabaku.blogspot.com/

ブログ「花と爆弾」Words for Peace: https://flowersandbombs.blogspot.com/

ブログ「7世代に思いをはせて」https://nanasedai.blogspot.com/

メールマガジン「7世代に思いをはせて」(無料)の登録はこちら↓

https://www.mag2.com/m/0000273399.html

 

 

去年のVFP講演会でいただいた「私たちの主権を尊重せよ!」のバナー

English Summary
Demanding the Abolition of the U.S.-Japan Joint Committee (October 10, 2026)
  • 10-Year Collaboration with VFP: The author has spent a decade co-organizing speaking tours in Japan with Rachel Clark, a lifetime member of Veterans For Peace (VFP), featuring former U.S. soldiers speaking in Kobe and at local universities.
  • Advocacy for Sovereignty: Last year, the author briefed VFP speaker Kem Hunter on the "Kobe Formula" (which denies port entry to military vessels unless they certify they carry no nuclear weapons) and explained the U.S.-Japan Joint Committee. The author urged them to expose how this committee functions as an ongoing U.S. "occupation policy" that violates Japan's sovereignty.
  • VFP Resolution: Thanks to these efforts, VFP officially included a demand to abolish the U.S.-Japan Joint Committee in its final resolution at the 2026 VFP National Convention. The resolution criticizes the committee for exerting pressure over Japan's parliament, granting extraterritoriality to the U.S. military, and interfering in domestic politics.