2026年5月2日土曜日

【第916号】「黒い雨」と出会い直しました

「どんなことも7世代先まで考えて決めなくてはならない」

ネイティブ・アメリカン(イロコイ族)の格言

                                         

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今週は、『「黒い雨」訴訟』(小山美砂著 集英社新書 2025年刊)を読みました。 

「黒い雨」もずっと前から知っていた、

その被害救済を訴える黒い雨訴訟も、小山さんからお話を何度聞いていた、

知っていると思っていたのに、

書籍でじっくり読んでみると、

なんと表面的な理解しかできていなかったんだろう!?と、

自分の浅はかさに驚きました。

 

著書で何度も指摘される、「黒い雨」の軽視と、それゆえの苦悶。

原爆による熱線や爆風を伴う直接的な被ばくに比べ、

「黒い雨」のような放射線被ばくのみの被害が、

「自分の体が弱かった」と自分を責め、

被害者が被害を認識できない状況を作り出した「黒い雨」の軽視。

 

この軽視が現在も続き、

東電福島第一原発事故で、環境に大量に放出された放射性物質の危険性の軽視につながり、

現在、日本中の、いえ、世界中の人々に

あらゆる形で被ばくを押し付ける政策を支えている・・・。

 

「黒い雨」訴訟は、過去の被害に関する訴訟ではなく、

現在の、そして未来の私たちの被害を訴える訴訟だと確信し、

本を閉じました。

 

 

++ 関連サイト ++

『「黒い雨」訴訟』著者の小山さんも執筆されている岩波ブックレット

『被ばく「封じ込め」の正体〜広島・長崎・ビキニ・福島の声から』は、

今に続く「軽視」すなわち被害を「封じ込め」てきたものを明らかにしていく本です。

しっかり理解するために、連続読書会を企画しました。

☆『被ばく「封じ込め」の正体〜広島・長崎・ビキニ・福島の声から』第1

 日 時:2026510日(日)14:00~16:00 

 会 場:神戸市中央区文化センター 1003号室 (定員24名)

 参加費:無料(カンパ歓迎)

詳細:https://sayogenkobe.blog.fc2.com/blog-entry-278.html

 

1回はリアルのみの開催ですが、2回目からはオンラインです。

2回目以降のスケジュールが決まれば、ご案内しますので、

遠方のみなさんも、ぜひご参加ください。

 

また、以前、小山美砂さんを招いてのzoomイベントも開催しました。

録画を公開していますので、ご紹介します。

 

■「黒い雨」訴訟から見る 内部被ばく救済のゆくえ 報告

https://sayogenkobe.blog.fc2.com/blog-entry-259.html

 

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++ 今週の気になるニュース  ++

 

公害の原点と言われる水俣病が公式確認されて51日で70年。

公害の被害の軽視は、PFAS汚染被害にも続く、現在進行形の問題だと思います。

 

■「これ以上、私の人権と尊厳を傷つけないで」(前編)

水俣病の被害を訴え"国と闘うことになった"女性の叫び

【水俣病公式確認70年、続く苦しみ】

RKK熊本放送 2026/5/2

https://news.yahoo.co.jp/articles/1e2b8897cd8c86109f37c52039de68bc37502632

 

 

今週は「出光丸」がホルムズ海峡を抜けて、日本に向かっているという

ニュースが注目されました。

しかし、全体的には、戦闘再開もささやかれており、予断を許しません。

そんな中、この戦争を止められるかも?と期待していた戦争権限法・・・

       ↓

■トランプ氏「イラン停戦で敵対行為終了」、戦争権限法60日期限適用外と主張

ロイター Patricia Zengerle, Steve Holland 202652

https://jp.reuters.com/markets/commodities/D7ZTGHF4KNM3RNE4WQ3OVKV2PU-2026-05-01/

「議会の民主党議員らは、政権の示した見解は法律に基づいていないと反発。米軍によるイラン港湾封鎖が続いており、敵対行為が続いていると指摘した。」

 

共和党議員は、まだこの違法な戦争をトランプ政権に続けさせるのでしょうか?

 

米中会談に今後注目が移りそうです。

   ↓

■ホルムズ海峡封鎖、トランプ氏訪中時に継続なら主要議題に=中国国連大使

ロイター編集 202652

https://jp.reuters.com/world/us/I3KKSDSES5NHFDLGSQLAVNBVBY-2026-05-01/

 

 

ホルムズ海峡が封鎖されていることで、肥料も不足・・・

 

■ホルムズ封鎖「長期化すれば食料危機に」、国連安保理でグテレス氏訴え

ロシア・中国は米イスラエルを非難

読売新聞 2026/4/28

https://news.yahoo.co.jp/articles/6dd3ca146143b619bc3fe2a24960d52582ffbb9d

 

この混沌の中、脱炭素も兼ねて、今後にも活かせそうな記事をご紹介します。

     ↓

1100トンの牛糞をバイオガスに

原油急騰のインドに軽自動車の神・鈴木修が残したとんでもない置き土産

PRESIDENT Online 2026/4/30

https://news.yahoo.co.jp/articles/f1f53705e5f20bf47ccd0902ab63861f043adbc6

    ↑

牛の糞からのメタンガスで動く車。その後の牛の糞を肥料にも使えるとのことです。

スズキがインドで農民のために開発した車と実践されているすごいシステムです。

ぜひ、全文をお読みください。

 

また、日本でも消費者ができるシステムがあります。

    ↓

■中東情勢による石油製品不足は、リサイクルで回避できる。

食品トレー大手に聞いた「消費者にできること」

HUFFPOST 2026/4/17

https://www.huffingtonpost.jp/entry/story_jp_69d85161e4b00247ba9a8b3a

 

 

 

++ イベント紹介 ++

 

GWですね。私はこちらに行く予定です。

☆アースデイ神戸2026

日時:202654日(月祝)11001700

202655日(火祝)10001600

会場:みなとのもり公園 芝生広場

入場無料

詳細:https://earthdaykobe.org/

 

 

いよいよ、来週です♪

☆『被ばく「封じ込め」の正体〜広島・長崎・ビキニ・福島の声から』連続読書会

 第1

 日 時:2026510日(日)14:00~16:00 

 会 場:神戸市中央区文化センター 1003号室 (定員24名)

 参加費:無料(カンパ歓迎) 

*会場で、『被ばく「封じ込め」の正体〜広島・長崎・ビキニ・福島の声から』(岩波ブックレット No.1114 88頁)の入手可能です。

*第1回はリアル開催。以降はオンライン(zoom)で、月 1回を目安に冬頃まで開催予定です。(今後の開催日は、初回にみなで決めましょう。)

第2回目以降のオンライン読書会も参加費は無料です。

 

お願い:第1回は会場のキャパに限りがありますので、人数把握のために下記にメールでご連絡いただければ幸いです。

連絡先&問い合わせ:nonukekobe311@gmail.com

主催:さよなら原発神戸アクション

詳細:https://sayogenkobe.blog.fc2.com/blog-entry-278.html

 

 

☆デモカレンダー

https://democalendar.jp/

前号でもご紹介したこちらをチェックして、デモクラシーなGWもいいかも?

 

 

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 素晴らしい夢をみて、それを行動に移せ

                       ナバホ族の格言

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♪ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。 ♪

 

 

 

♪♪ 発行者プロフィール ♪♪

小橋かおる 「花と爆弾-もう、戦争の暴力はやめようよ-」著者。

2004年の出版以来、アフガニスタンとイラクの子どもたちの支援を続けています。

2011年からは福島の子どもたちの健康を守る活動も支援させてもらっています。

さよなら原発神戸アクションの共同世話人も努めています。

できることをコツコツ、じわじわ続けたいと思います。

「花と爆弾」HPhttps://hanabaku.blogspot.com/

ブログ「花と爆弾」Words for Peace: https://flowersandbombs.blogspot.com/

ブログ「7世代に思いをはせて」https://nanasedai.blogspot.com/

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https://shinsho.shueisha.co.jp/kikan/1122-b/
集英社のサイトより