2026年8月8日土曜日

【第930号】封じ込められてきた声を聴いて・・・

 「どんなことも7世代先まで考えて決めなくてはならない」

ネイティブ・アメリカン(イロコイ族)の格言

                                         

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5月から毎月1回、岩波ブックレットの

『被ばく「封じ込め」の正体〜広島・長崎・ビキニ・福島の声から』を読む

zoomの会を主催しています。

 

ここで語られる「被ばく」とは、主に内部被ばくのことで、

内部被ばくについては、これまでも講演会を開催したり、

学習会に参加したりしてきましたので、

メカニズムは理解しているつもりでした。

 

しかし、それがどれほど苛烈に人を苦しめるものなのか・・・

改めて、「封じ込め」られてきた広島や長崎の人たちの声を聴くことで、

放射性微粒子を含む黒い雨や白い灰を体内に取り込んだことによる

内部被ばくが、過酷な健康被害をもたらしたこと、

そして、それがどれほど無視され、救済されてこなかったのかを、

実感できるようになってきました。

 

どれだけ被害を証言しても、

どれだけ科学的な知見を突き付けても、

救済に動かない日本国の姿。

 

『被ばく「封じ込め」の正体〜広島・長崎・ビキニ・福島の声から』の

著者のおひとり、古川恵子さんがディレクターを勤める

長崎放送のドキュメンタリーが、先日から配信されています。

内部被ばくの実態とこの国の愚かなまでの冷酷さ・・・ご覧ください。

 

■「冷たい定規~被爆81年・測れない声~」

NBC長崎放送制作)



https://www.youtube.com/watch?v=sHZ6bc0bWpE

 

13分頃から、長崎原爆による「灰」を被った人たちが、

甚大な健康被害を語られています。

これが「ストレス」として「封じ込め」られてきた内部被ばくの実態です。

゜★。.:*:'.:*:'

 

 

 

++ 今週の気になるニュース  ++

 

先月、私もこの講演会に参加していました。

生でお話を聞く貴重な機会でした。

■<戦後81年>6歳の時に広島で被爆 神戸・灘区在住の貞清百合子さん、当時語る

神戸新聞2026/8/6

https://www.kobe-np.co.jp/news/kobe/202608/0020673044.shtml

 

こちらもzoomで参加していました。

■福島第1原発関西訴訟、9月に判決 兵庫の原告ら「国の責任、判断を」 

2万筆超の署名、7日大阪地裁提出へ

神戸新聞 2026/8/4

https://www.kobe-np.co.jp/news/society/202608/0020669448.shtml

 

PFAS汚染、沖縄に言及 特別報告者が2年連続 国連人権理事会

琉球新報 20260805

https://ryukyushimpo.jp/national/entry-5432426.html

  ↑

有料記事なのでリンクからは読めませんが、

有害物質に関する特別報告者の報告書には、

日本のPFAS規制値が欧米と比べて大幅にゆるいことを問題視する箇所あるようです。

私もずっとそのことを問題として取り上げてきたので、感謝です。

 

■政府から独立した国内人権機関「NHRI」なぜ必要? 

設立求める人々の狙い、危惧するビジネス上のリスク

東京新聞 202682

https://www.tokyo-np.co.jp/article/505862

6月には国際人権学者の藤田早苗さんらと「国内人権機関設立推進ネットワーク」を発足。「国や自治体が果たすべき人権保障の義務が十分に果たされていないという共通の構造的課題」があるとし、人権に関わる個人や団体の分野を超えた結集に動き始めている。」

 

私も微力ながら、「国内人権機関設立推進ネットワーク」に加わっています。

 

さまざまな問題が解決されないまま放置されているのは、

国際基準の人権意識を日本の司法、立法、行政が持っていないからだと思うのです。

まずは、他国並みの国内人権機関の設立から、始めなくてはと思っています。

 

日本では、「おもいやり」と混同される「人権」。

何がどう違うかわかりやすい表にしてくれているサイトをご紹介します。

■子どもに人権をどう教えるか・上越中央法律事務所 

https://j-c-law.com/jinkenkyouiku/

 

 

 

++ イベント紹介 ++

 

☆『被ばく「封じ込め」の正体〜広島・長崎・ビキニ・福島の声から』

オンライン連続読書会 第4回 2-1 黒い雨訴訟と内部被ばく

日時:2026812日(水)20:0021:30

場所:オンライン(zoom

参加費:無料(カンパ歓迎)

詳細:さよげんブログ https://sayogenkobe.blog.fc2.com/blog-entry-279.html

  ↑

4回の12日は、著者のおひとりの小山美砂さんもご参加を予定されています。

ぜひご参加の上、感想や疑問点を共有してください。

 

 

☆「原爆と人間」 写真・絵画展(無料)

日時:86日(木)~11日(火)

会場:こうべまちづくり会館(元町通4丁目)

89日(㈰)15時より、「被爆体験を聞く会」

詳細は、こちらのイベント情報をご覧ください。

https://kobe-machi-kaikan.city.kobe.lg.jp/

被爆者のお話を聞く、貴重な機会です。

 

 

☆元町映画館16周年記念

戦争映画特集「私たち日本人にとって戦争とは何か」

上映日程 8/15()8/21()

詳細:https://www.motoei.com/post_event/16th_nowar/

 

いつも映画を通して、するどく問題提起してくれる映画館です。

 

 

++ 英語のブログを更新しました ++

 

鎌田七男先生(広島大学名誉教授)の講演会で知ったご著書『広島のおばあちゃん』(英語版はOne Day in Hiroshima)

下記のサイトで、日本語のみならず、英語、フランス語、ドイツ語、スペイン語でも、PDFから読めるようになっているので、英語のブログでも紹介しました。

■“One Day in Hiroshima from an A-bomb survivor

https://tankaagainstwar.blogspot.com/2026/08/

 

『広島のおばあちゃん』についての日本語のサイトはこちら

https://www.hiroshima.med.or.jp/ippnw/books/

 

 

 

++ 熊本大地震 被災地支援 ++

2026年熊本地震対応開始】被災地支援活動にご支援をお願いします

被災地NGO恊働センター

https://congrant.com/project/ngokobe/605

 

酷暑の被災地に、多くの支援が届きますように・・・

 

 

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 素晴らしい夢をみて、それを行動に移せ

                       ナバホ族の格言

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♪ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。 ♪

 

 

 

♪♪ 発行者プロフィール ♪♪

小橋かおる 「花と爆弾-もう、戦争の暴力はやめようよ-」著者。

2004年の出版以来、アフガニスタンとイラクの子どもたちの支援を続けています。

2011年からは福島の子どもたちの健康を守る活動も支援させてもらっています。

さよなら原発神戸アクションの共同世話人も努めています。

できることをコツコツ、じわじわ続けたいと思います。

「花と爆弾」HPhttps://hanabaku.blogspot.com/

ブログ「花と爆弾」Words for Peace: https://flowersandbombs.blogspot.com/

ブログ「7世代に思いをはせて」https://nanasedai.blogspot.com/

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肺に取り込まれた放射性微粒子からの放射線により死滅した細胞による
細胞の死の同心円・デスボール