「どんなことも7世代先まで考えて決めなくてはならない」
ネイティブ・アメリカン(イロコイ族)の格言
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今週は、フィンランドでは学校の給食は無料で、
お腹が空いた時、給食だけを食べに学校に来てもいいという記事を読み、
小学生の頃のことを思い出しました。
私の父は事業をしていたので、
収入のアップダウンが激しい家庭に育ったのですが、
(いや、実のところはアップダウンダウンですが(^_^;)
小学生の頃、父の会社が倒産して、
給食費を親にもらって、学校に持っていくのが、
なんだか心苦しかったことを覚えています。
学校に行くのは心苦しく思っていなかったと記憶しているので、
それは、学校は無料だったからでしょう。
当時、給食費は、給食費用の特別な袋にお金を入れて、
担任の先生に渡すというシステムだったので、
私のために、母の財布からお金を出してもらうのが、
とても心苦しかった。
現在の日本では、7人に1人の子どもが相対的貧困に陥っているとのこと。
子どもたちに、なんの遠慮もなく、
おなかいっぱい食べられる環境を作ってあげたい。
フィンランドの記事を読んで、
どうして日本ではできないのかと、
ほんとうに哀しく思いました。
でも、日本でもできるはずですよね?
政治を変えて、税金の使い方を変えれば。
= 関連サイト =
2年前の記事ですが・・・
■世界初の無料学校給食を実現したフィンランド ヴィーガンメニューも当たり前
Asahi Shinbun GLOBE+ 2019/6/11
https://globe.asahi.com/article/12424214
↑
北欧では、ヴィーガンが給食に!というのがニュースなのでしょうが、
日本の私は、ここに一番感銘を受けました。
↓
「お腹が空いた時、給食だけを食べに学校に来てもいい。居場所がある安心感。
保護者の収入や家庭状況にふりまわされることなく、
金銭的な心配をせずにご飯を食べて育つ。
日本のように、「給食費未納」がニュースになることはない。
心が豊かな人が育ちそうだ。」
■子どもの貧困率は13.5%、子どもの約7人に1人が貧困状態 2020.7.20
https://resemom.jp/article/2020/07/20/57291.html
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++ 今週の気になるニュース ++
■こども庁→こども家庭庁へ名称変更を調整「親も含めた支援が必要」
朝日新聞DIGITAL 2021年12月14日
https://www.asahi.com/articles/ASPDG73TQPDGUTFK025.html
「こども家庭庁」という名称から、「こどもは親の一部」、
「子どもにはしかるべき家庭があるはずだ」という思い込みを感じざるを得ません。
家庭のない子どもや、頼られない家庭にいる子どもへの支援が、
この一般概念的な「家庭」という存在によって、届かない場合があるのではないでしょうか?
今も親の年収によっていろいろ支援が受けられたり、受けられなかったりしますが、
例えば、年収は高い親でも、精神的虐待をしている親もいるかもしれない。
「おまえの給食費を誰が払ってやってるんだ?」という親とか・・・。
こども庁としてしっかり予算を確保し、こどものために使うことで、
この国に住む子どもは、みんな平等に学校に行く権利があり、
給食を食べる権利もあるという考えや施策が広まらないかなぁと思います。
■赤木雅子さん「ふざけんなと思う」公文書改ざん訴訟
国側が請求を『認め』に転じる 国との裁判が終結へ
MBS NEWS 2021/12/15
https://news.yahoo.co.jp/articles/f443f73fb4f939243f841c06695dd559fa43ff3a
「12月5日に国は突如、賠償金を全額支払うことを明らかにし、
裁判が終わることになりました。」
↑
全額支払うということは、全面的に非を認めたということですよね。
私たちの税金から支払わせる賠償金。
誰がその「非」の責任者か、説明してもらいましょう。
裁判から逃げても、国民への説明責任は免れないと思います。
++ おすすめの映画 ++
女性の参政権獲得の壮絶な歴史の映画化。「未来を花束にして」
2022年1月3日23:59まで無料公開されています。
++ クリスマスのプレゼントにも?かわいいチョコ募金 ++
離れて暮らす方たちへのプレゼントとして、直接送ってもらうこともできます。
↓
☆JIM-NETのチョコ募金2022 Chocolate for Peace
わたしたちのことをわすれないで!
~イラクとシリアの子どもたちの声をチョコ募金で届けます~
詳細:https://www.jim-net.org/2021/10/05/7283/
↑
「花と爆弾」からは、福島県内で被ばく予防のために活動されている
ママたちのカフェを通して、子どもたちにチョコを届けてもらいました☆
++ イベント紹介 ++
いよいよ明日です!
☆ 原発事故と放射能汚染ゴミ@Zoom茶話会
~燃やして隠蔽?国の放射能汚染ゴミの処理を問う:除染からイノベーション・コースト構想まで~
お 話: 和田 央子(わだ なかこ )さん(放射能ゴミ焼却を考えるふくしま連絡会)
日 時: 2021年12月19日(日)19:00~21:00
会 場: Zoom(URLなどは下記をご覧ください。)
参加費:無料 (zoomをお使いの方なら、どなたでも大歓迎です。)
※カンパ歓迎 ページ末尾のご案内をご覧ください。
<講師プロフィール>
和田 央子(わだ なかこ )さん
東京生まれ。2001年、夫と自然豊かな地方での暮らしを求めて福島にIターン。
2012 年環境省が鮫川村に建設した初の指定廃棄物(※原発事故により汚染された、
1kgあたり8,000Bqを超える放射性物質を含む廃棄物)の焼却実証実験施設の近くに
居住していたことをきっかけに、放射能汚染ゴミ問題に取り組む。
参考サイト:
ごみから社会が見えてくる ~福島原発事故による放射性廃棄物の処理を追う
ご講演では、放射能汚染ゴミ焼却についてと、
最近よく耳にする「再生加速化交付金」を使った
「福島イノベーション・コースト構想」などの事業をめぐる、
国や広告会社の動きなどについてもお話しいただける予定です。
問い合わせ:ケイ090-1678-1431 sayogen_info@yahoo.co.jp
(参加をご希望の方は、よろしければご一報ください。)
主催:さよなら原発神戸アクション
詳細:http://sayogenkobe.blog.fc2.com/blog-entry-228.html
(zoomのURL、カンパの宛先も掲載されています。)
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素晴らしい夢をみて、それを行動に移せ
ナバホ族の格言
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♪ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。 ♪
♪♪ 発行者プロフィール ♪♪
小橋かおる 「花と爆弾-もう、戦争の暴力はやめようよ-」著者。
2004年の出版以来、アフガニスタンとイラクの子どもたちの支援を続けています。
2011年からは福島の子どもたちの健康を守る活動も支援させてもらっています。
さよなら原発神戸アクションの共同世話人も努めています。
できることをコツコツ、じわじわ続けたいと思います。
「花と爆弾」HP:https://hanabaku.blogspot.com/ ←2020年5月より新しくなりました
ブログ「花と爆弾」Words for Peace: http://flowersandbombs.blogspot.com
ブログ「7世代に思いをはせて」https://nanasedai.blogspot.com/
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アイスランド大学のカフェテリアでのランチ(2017年) アイスランドは学費は無料でも、ランチは無料じゃなかったな。 次はフィンランドの大学でランチしてみよう♪ |