「どんなことも7世代先まで考えて決めなくてはならない」
ネイティブ・アメリカン(イロコイ族)の格言
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今週、たまたま目に留まった記事です。
「円の通貨としての実力が約50年ぶりの水準に低下した。
国際決済銀行(BIS)が17日発表した
今年1月時点の円の「実質実効為替レート」(2010年=100)は67.55となり、
1972年6月(67.49)以来の円安水準となった。」*
1972年と言えば、1ドル360円と決まっていた頃ですね。
その頃の円の実力については、さすがに体験としては記憶にありませんが(8才だったし(^_^;)
1980年に初めてアメリカに行った時のことを思い出しました。
当時は1ドル250円ほど。
シアトルに行ったのでお土産に買った
SEATTLEと書かれた薄手のTシャツが20ドルで、
「このぺらぺらのTシャツが5000円か~」と
円の安さの悲哀を実感しました。
それから15年後の1995年に1ドル79.75円を記録し、
円の実質実効為替レートが最高だった頃、
私は大学院生で、インターネット元年とも呼ばれる中、
研究資料となる書籍をAMAZONで世界中から安く手に入れることができて、
「便利になったな~」と喜んでいました。
ただ、日本社会というか、生活の質というか、私たちにとってはどうなんでしょう?
円が強くなったことで、
「自分たちで作るより、海外から買った方が安い。
食料も、生活必需品も、買えばいい。」
そんな社会通念が形成されてしまったことで、
私たちは多くのもの、
かけがえのない農地、山林、
農業、林業、漁業の担い手、
大工や工芸の職人の技、
生産の現場とそれを支える技術者の知識・・・
あらゆる大切なものをなくしかけていたのではないでしょうか?
円が50年前の実力に戻ったのなら、
もう一度、国を立て直しましょう。
あの頃と違って人口は減っていきますが、
労働力は実はまだ余力があります。
なぜなら、この国は人口の半分の女性の力を活かしていないのですから。
また、エネルギーも、
風力、地熱、太陽光と本気で活用して、
海外からエネルギーを買う必要もなくしましょう。
50年前とは違った形で、
自然と人間が共に生きていきやすい
もっと素敵な国を造っていきたい。
今週はそんなことを夢想しておりました。
= *部の引用サイト =
■円の実力、50年ぶり低水準 購買力低下で景気悪影響も
JIJI.COM 2022年02月17日
https://www.jiji.com/jc/article?k=2022021701287
今週は昔のことも思い出しましたが、
私の理想に近い国、アイスランドのことも思い出していました。
ここに日本再生のヒントがあると思いますので、
2017年のアイスランドの旅の拙ブログを再掲します。
■アイスランドで見つけたもの
http://flowersandbombs.blogspot.com/2017/07/
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++ 今週の気になるニュース ++
■このままでは日本で働く外国人はいなくなる…ベトナム人の日本離れが増えている理由
差別の少ない台湾を選ぶ労働者たち
PRESIDENT Online 2022/2/18
https://president.jp/articles/-/54780
↑
海外からの労働力も、円の実力低下だけでなく、
差別や人権対策の遅れから、日本にはやってこなくなるでしょう。
日本は経済だけでなく、人権状況も30年ぐらい止まったままであることが、
よくわかる記事をご紹介します。
↓
■世界標準から取り残される日本。国内人権機構設立要求を!
はんげんぱつ新聞2022年2月号掲載記事
末田一秀(はんげんぱつ新聞編集委員)のサイト:環境と原子力の話
http://ksueda.eco.coocan.jp/kusanone2202.html
国内人権機関って?と思われる方がほとんどだと思いますが
(私もまだこれから勉強(^_^;)、日弁連さん作成のリンクの資料をご覧ください。
↓
https://www.nichibenren.or.jp/library/ja/publication/booklet/data/kokunaijinkenkikan10FAQ.pdf
■【子ども脱被ばく裁判】控訴審・2回目の法廷
uneriunera 2022年2月15日
https://uneriunera.com/2022/02/15/kodomodatsuhibaku14/
↑
とても大切な声が記録されています。
ひとりでも多くの方に読んでいただきたいです。
この国と行政が人々を放射線被ばくから守ろうとしなかった事実、
そしてそのことでどれほどの不安に苦しめられるのか想像してほしいです。
これは決して、東京電力福島第一原発事故により
汚染された地域の人々だけのことではありません。
この日本という国に現在住む私たち、そして未来に住む子孫たちも、
被ばくから守られるかどうかの問題だと思います。
++ イベント紹介 ++
☆ 講演会「原発訴訟における立証責任転換論とは」
講師:井戸謙一弁護士(伊方原発広島裁判仮処分 代理人弁護士)
日時: 2022年2月24日(木) 14:00~16:00
申し込み不要
Zoom アドレス
ミーティングID: 886 7190 5633
パスコード: 666969
先着100名までの参加です。
お名前の表示をお願いします。お名前のないかたは参加できません。
主催:伊方原発広島裁判応援団
詳細:https://saiban.hiroshima-net.org/
☆神戸市政カフェ(オンライン)
~オミクロン株にどう対処するか~
日時:2022年2月26日(土)10:00~11:30(Zoom)
2022年になるや感染爆発をもたらしたオミクロン株。
神戸でも第5波に比べて約6倍の感染者数となっています。
国と同様に2倍の想定で準備した神戸市。
濃厚接触者や無症状感染者を把握することをあきらめ、
重症化リスクのある方が重症化したり死亡されないように
することが精いっぱいという状況に追い込まれています。
今神戸市は何をするべきなのか?
みなさんと一緒に考えたいと思います。
主催:高橋ひでのりと市政を考える会
申し込み先など詳しくは→ https://www.shiminnokaze.com/に掲載予定です。
↑
私ももちろん参加予定です☆
☆<オンライン企画> 早めに申し込まれた方が良い企画です☆
東電の福島原発事故からまもなく11年 コロナで1年遅れた出版記念の会
「福祉の仕事で35年働き
東電の原発事故で人生が変わってしまった菅野みずえさんのお話」
日時:2022年3月6日(日)14:00~16:15頃
お話: 菅野みずえさん (東電の原発事故で福島・浪江町から関西に避難)
アイリーン・美緒子・スミスさん (グリーン・アクション代表/写真集「MINAMATA
参加費:書籍代込み 1700円 (書籍が不要な方は 900円)
・参加費には書籍代(1320円税込)と送料も含みます。
・2冊目以上は1冊につき1000円(税込)追加となります。今回のみの価格です。
・お振込みいただきましたら、書籍を発送します。
申込締め切り:3月4日中
・メールでお申込みいただいたらお振込み方法、ZOOM参加方法などについて、
こちらからご連絡いたします。
・開催日直前にお申し込みの場合は、書籍の到着が後日となります。
要申込: 参加申し込みが必要です。
お申し込みはグリーン・アクションのメール info@greenaction-japan.org まで、
その他詳細はこちらでご確認ください↓ https://www.facebook.com/events/277996351065270/
主催:グリーン・アクション/アジェンダ・プロジェクト
ところで、2月22日は猫の日ですね。
とっても楽しみにしているyoutubeイベントです♪
↓
☆BIG ISSUE LIVE 特別企画「ボブについて語ろう」
【ゲスト】
稲葉剛(認定NPO法人ビッグイシュー基金共同代表)
雨宮処凛(作家/活動家)ほか猫数匹
【司会・進行】佐野未来(有限会社ビッグイシュー日本 東京事務所長)
【日時】2022年2月22日(火)18時~19時
ライブ配信の視聴はこちらから(無料)→https://youtu.be/iX6oo_rT52Q
ビッグイシューの元販売者ジェームズ・ボーエンを救った
ストリートキャット「ボブ」がこの世を去ってから1年半ー。
ボブは今でもジェームスの人生だけでなく、多くの人の人生に影響を与え続けています。
彼らの物語が書籍化され世界中でベストセラーとなり
映画「ボブという名の猫―幸せのハイタッチ」でさらに多くのファンを獲得。
ボブが表紙に出る『ビッグシュー』誌は飛ぶように売れ、
世界中の販売者の生活を支えます。
詳細:https://www.facebook.com/events/343851894293539
++ おすすめのTV番組 ++
☆ハートネットTV「いのちが大丈夫であるように~沖縄・夜を生きる少女たち~」
Eテレ 2022年2月23日(水) 午後1時05分 〜 午後1時35分再放送です。
「わたしたちの街は暴力を孕(はら)んでいる。
そして、それは、女の子たちにふりそそぐ」。
詳細:https://www.nhk.or.jp/heart-net/program/heart-net/1985/
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素晴らしい夢をみて、それを行動に移せ
ナバホ族の格言
++ ++ ++ ++
♪ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。 ♪
♪♪ 発行者プロフィール ♪♪
小橋かおる 「花と爆弾-もう、戦争の暴力はやめようよ-」著者。
2004年の出版以来、アフガニスタンとイラクの子どもたちの支援を続けています。
2011年からは福島の子どもたちの健康を守る活動も支援させてもらっています。
さよなら原発神戸アクションの共同世話人も努めています。
できることをコツコツ、じわじわ続けたいと思います。
「花と爆弾」HP:https://hanabaku.blogspot.com/ ←2020年5月より新しくなりました
ブログ「花と爆弾」Words for Peace: http://flowersandbombs.blogspot.com
ブログ「7世代に思いをはせて」https://nanasedai.blogspot.com/
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アイスランドの首都・レイキャビクの町並み |