「どんなことも7世代先まで考えて決めなくてはならない」
ネイティブ・アメリカン(イロコイ族)の格言
゜★。.:*:・'゜☆。.:*:・'゜★
七色の虹も二色か単純に
聖邪を分けるメガネかければ
『花と爆弾ーもう、戦争の暴力はやめようよ』p. 61
2001年に「アメリカの味方か、さもなくばテロリストの味方か」と世界に迫る
当時のブッシュ米大統領の演説を聞き、
「私はどちらの味方でもない、
ただ、何の罪もない人たちを殺すな」とある種の絶望の中で、
うまれてきたのが上記の短歌です。
今も同じ気持ちです。
ウクライナの人々も、ロシア兵も、
命を落とさないように、
まずは停戦に向けて、知恵を絞り、全力を尽くしてほしいです。
= 関連サイト =
「犠牲になるのはウクライナの一般市民だ。
アフガンから敗走した米国・NATOが、
アフガンに仕掛けたのと同じ「自由と民主主義の戦争」を、
今度は、自分たちは戦わず、NATO加盟国でもないウクライナに戦わせている。
これが、この戦争の構造だ。」(下記記事より抜粋)
■ウクライナ危機に国際社会はどう向き合うべきか
緩衝国家・日本も迫られる平和構築の課題 東京外国語大学教授・伊勢崎賢治氏に聞く
長周新聞 2022/3/17
https://www.chosyu-journal.jp/kokusai/22976
そして、アフガンとは違ってウクライナに原発があることの
甚大な危険性にも言及されています。
どうすれば停戦に一歩でも近づけるのか・・・
長い記事ですが、問題の背景を整理するためにも一読の価値はあると思います。
゜★。.:*:・'゜☆。.:*:・'゜★
++ 今週の気になるニュース ++
今週は、東電、東北電力管内での電力逼迫となり、
その中で原発再稼働への空気を(原子力ムラは)作ろうとしているようでしたが、
国内で電力を簡易に融通する体制を作ってないのがほんとうに残念です。
早く電力融通のシステムを本気で構築し、
将来的には再生可能エネルギーを国内に安定供給できる基礎を作らなければと思います。
再生可能エネルギーは安全保障上も大きな意味があると思います。
世界情勢が不安定な中、原発の危険性は、ますます明らかです。
(ということで、記事をリンクします。)
↓
■ウクライナ侵攻で“他人事ではない”「原発攻撃」
…日本政府は知っていた「衝撃の被害予測」
現代ビジネス 2022/3/23
https://news.yahoo.co.jp/articles/0d03f24135b48a6fff8efc15d10a65d76393f3bb
ほとんど報道されないですが、とても大切なことを伝えてくれている記事です。
↓
■“福島差別”に甲状腺がんの発覚、ローマ教皇に訴えたいじめ
「終わらない原発事故」に向き合う子どもたち
週刊女性2022年3月22日号
https://www.jprime.jp/articles/-/23427
++ おすすめの動画 ++
国連でも原発当時子どもだった若者が!
↓
■福島第⼀原発事故当時中学⽣だった避難者のスピーチが実現
@2022 年 3 ⽉ 16 ⽇第 49 回国連⼈権理事会本会議
https://ceciliajimenezamary.livedoor.blog/archives/14790164.html
↑
国連人権理事会本会議には、世界中から人権侵害を訴えるため多くの団体がスピーチの申請をします。
その中から、この避難者の若者のスピーチが採用されたことは、
これが重要な問題と国際的に認識されたことを意味します。
原発事故から11年経っても、国内に多くの避難者がいること、
そしてその人権が守られていないことを
多くの方が知って、政府を動かす力となってくれることを願っています。
上記のブログに詳細とスピーチの動画と和訳も掲載されていますので、
ぜひ、若者の訴えをご覧ください。
福島県いわき市で「除染事業後」もずさんに放置されている汚染土壌などを見つけることにより、
子どもの被ばくを防ぐ活動を続けていらっしゃる「ママベク」のちばゆみさんの
とても大切な報告動画です。最初の40分だけでも、ぜひご覧ください。
放射能汚染放置、放射能汚染拡散・・・これは、福島県だけの問題ではなく、日本全国の問題です。
↓
■かけ違えたボタンをかけ直すために
〜実害を示し被曝防護の権利を主張する「ママベク」の測定活動から考える!!〜
【いちいちカウンター #5】 2022/03/23 にライブ配信
https://www.youtube.com/watch?v=-HXa-dkRQ0Y
++ イベント紹介 ++
内部被ばくについて、いつも勉強させてもらっています。
久しぶりのリアル開催です。
↓
☆内部被曝理解のための放射線障害の基礎講座 第 10 回
日時:2022 年4月2日(土)14:00~16:30 (受付け 13:30)
講師:郷地 秀夫医師(ごうち ひでお・東神戸診療所所長)
会場:神戸市立婦人会館「さくら」
アクセス:JR「神戸」駅下車(北へ徒歩 5 分)https://kobe-fujin.jimdo.com/
主催:兵庫県被爆二世の会
問い合わせ:michikobe6☆gmail.com(☆を@に変えてください)
☆オンラインイベント「苦しむのは誰か 〜ウクライナ危機と核兵器〜」
日時: 2022年4月2日(土)14:00〜16:00
開催方式: YouTubeでライブ配信を行います(完全オンライン方式)。
一般公開、無料。
「戦争で苦しむのは誰か」という問いを掲げ、
1飛び交う情報を読み解くための視点を提供し、
2平和と安全のための手段について議論を深める機会を提供することを目指します。
主催:核兵器廃絶日本NGO連絡会
詳細:https://nuclearabolitionjpn.wordpress.com/2022/03/25/event-2022-04-02/
++ ++ ++ ++
素晴らしい夢をみて、それを行動に移せ
ナバホ族の格言
++ ++ ++ ++
♪ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。 ♪
♪♪ 発行者プロフィール ♪♪
小橋かおる 「花と爆弾-もう、戦争の暴力はやめようよ-」著者。
2004年の出版以来、アフガニスタンとイラクの子どもたちの支援を続けています。
2011年からは福島の子どもたちの健康を守る活動も支援させてもらっています。
さよなら原発神戸アクションの共同世話人も努めています。
できることをコツコツ、じわじわ続けたいと思います。
「花と爆弾」HP:https://hanabaku.blogspot.com/ ←2020年5月より新しくなりました
ブログ「花と爆弾」Words for Peace: http://flowersandbombs.blogspot.com
ブログ「7世代に思いをはせて」https://nanasedai.blogspot.com/
メールマガジン「7世代に思いをはせて」(無料)の登録はこちら↓
https://www.mag2.com/m/0000273399.html
「二色の虹」の拙画 「花と爆弾-もう、戦争の暴力はやめようよ-」p. 60 |