「どんなことも7世代先まで考えて決めなくてはならない」
ネイティブ・アメリカン(イロコイ族)の格言
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家庭を壊された統一教会信者の息子が、
安倍元首相を銃撃して殺害するという悲劇を、
なぜ止められなかったのかを、今週も考えていました。
岸信介氏、安倍晋太郎氏、そして安倍晋三氏と、
三代に続く統一教会と安倍家の関係。
その始まりは冷戦下における共産主義との対峙があったと思われますが、
霊感商法や献金による信者の破産、家庭崩壊が社会問題となった後も、
なぜ関係を続けてきたのか?
それは選挙に勝つためだったようですが、
「選挙活動をボランティアで手伝ってくれる」
「全国比例区で8万票ほどの確実な票になる」など、
そのような微々たる力で、
これほどまでに安倍家、また自民党に入り込めるのは、
やはり、選挙における低投票率が原因かと思いました。
ずっと50%ぐらいの投票率が続いていますが、
せめて70%以上になれば、
反社会的な組織に力を借りる意味はなく、
もっと広く有権者に政策を訴えるしかなくなると思います。
選挙による投票は、
社会のバランスを保つためにとても大切な行動だと、
痛感させられる今回の事件と背景です。
= 関連ニュース =
■安倍元首相の父は「”統一教会”の選挙ボランティアを割り振っていた」
日テレニュース 2022/7/28
https://news.ntv.co.jp/category/politics/07972c2a582a4b95b7288e71f0469541
父・晋太郎を受け継ぎ、息子・晋三も・・・
■自民党の前参院議長が爆弾証言!「安倍氏に旧統一教会の票を依頼」 北海道テレビがスクープ
日刊ゲンダイ 2022/7/29
https://news.yahoo.co.jp/articles/92cee837c99d16d7eb41fb63ac957eb0c215cec8
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++ 今週の気になるニュース ++
■警察はなぜ旧統一教会を放置し続けた? 1995年の摘発を退けた「政治圧力」
日刊ゲンダイ 2022/7/22
https://news.yahoo.co.jp/articles/c2aac80853e15d5fd6bf47b28c70d77a8a9f54ab
「後に統一教会の機関誌で、新世事件の責任者が<政治家との絆が弱かったから、
警察の摘発を受けた。今後は政治家と一生懸命つながっていかないといけない>と語った
↑
これが統一教会が政治家に近づく理由で、
特に近年、政治家側が統一教会に近づいた理由は、「出世」のようです。
↓
■統一教会に近い政治家がどんどん出世、教団の名称変更がなぜか認められ
…安倍政権と統一教会をめぐる疑惑の数々
LITERA 2022.07.14
https://lite-ra.com/2022/07/post-6212_4.html
どんどん与党政治家や安倍氏とつながるなかで、名称変更にまでたどり着いたのかも?
↓
■旧統一教会「名称変更」を 止められなかった
文科省・前川元次官「辞表を叩きつけてNOと言えなかった悔いはある」
FLASH 2022/7/28
https://news.yahoo.co.jp/articles/e3b11be54f623d0d028f11a0f35690a389fa5206?page=2
「宗務課長が説明に来たときに、私は『NO』と言いました。名称変更は認めるべきではない、と。
ただ、裏には何か政治的な圧力があるとは思っていました。私は『NO』と言ったけど、結局、認証されてしまった。
私よりも上には、事務次官と大臣しかいないわけです。
私は、(認証された理由は)大臣の意向が働いたことは間違いないと思っています。
当時の下村博文・文部科学大臣がゴーサインを出しているのは間違いない。」
↑
名称変更時を振り返っての前川さんの証言です。
■旧統一教会関連団体も! マルチ企業から半グレトップまで疑惑まみれの人々に
“お墨付き”を与えてきた首相主催の「桜を見る会」
FLASH 2022/7/28
https://news.yahoo.co.jp/articles/58e70ec9dc407395d84c6b7fd725ec07c18562aa
上記の「桜を見る会」の招待者の記事にいたっては、目も当てられない感じですが、
ひとつひとつ問題は解決していかなければなりません。
もうひとつ、文科省・前川元事務次官の記事を紹介します。
■前川喜平氏が明かす「統一教会」名称変更の裏側【後編】
「語るに落ちる」下村博文氏 反論は肝心な部分の説明を避けている
日刊ゲンダイ2022/07/28
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/308659/4
この記事の中で、人間を追い詰めるカルト対策を取らないのは政治の怠慢として、
フランスの反セクト法を説明してくれています。
ひとつの参考になるのではないでしょうか?
なによりも、私たち有権者が、しっかりと政治を見つめ、声を上げ、投票することからだとは思いますが。
++ お願いの声、紹介 ++
☆国連特別報告者による訪日調査のためのカンパのお願い
国内避難民の人権に関する特別報告者であるセシリア・ヒメネス・ダマリー氏が、
日本の国内避難民を調査するための公式訪日が予定されています。
特別報告者とは、国連人権理事会に任命された独立した専門家で、国連から特定された役割を与えられています。
訪日調査では、政府側、市民側の双方の聞き取りが行われます。
そこで、市民側の聞き取りのためのスタッフのアテンド代、交通費、 通訳・翻訳費用などが必要になります。こうした費用を賄うため、多くのみなさまにご寄付をいただきたく、広く情報拡散いただければ幸いです。
訪日調査へのご支援を宜しくお願いします。
■ご支援・カンパのお願い動画
国連特別報告者の訪日調査にご支援ください‼Vol.1(田辺弁護士より) https://youtu.be/Yt2KzesUry4
詳細:国内避難民の人権に関する国連特別報告者による訪日調査を実現する会
https://ceciliajimenezamary.livedoor.blog/
↑
私も実現する会に協力をしています。
☆緊急のお願い!「子ども脱被ばく裁判」が大切な局面を迎えています。
「弁論分離等の申し出」ハガキ送付のお願い
5月31日、弁護団が子ども人権裁判の判決と親子裁判の証人尋問の実現を求めて、
仙台高裁に「弁論分離等の申し出」を提出したことを受け、
子ども脱被ばく裁判を支える会・西日本が、石栗正子裁判長へハガキを届ける運動を始めます。
裁判の説明、ハガキの意義、送付方法など詳細↓
子ども脱被ばく裁判ホームページ
https://kodomodatsuhibaku.blogspot.com/2022/06/blog-post_24.html
この緊急ハガキプロジェクトのための緊急集会が、7月24日に神戸の元町で開催されました。
とても大切な集会でしたので参加しました。FBに短い報告をしております。
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素晴らしい夢をみて、それを行動に移せ
ナバホ族の格言
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♪ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。 ♪
♪♪ 発行者プロフィール ♪♪
小橋かおる 「花と爆弾-もう、戦争の暴力はやめようよ-」著者。
2004年の出版以来、アフガニスタンとイラクの子どもたちの支援を続けています。
2011年からは福島の子どもたちの健康を守る活動も支援させてもらっています。
さよなら原発神戸アクションの共同世話人も努めています。
できることをコツコツ、じわじわ続けたいと思います。
「花と爆弾」HP:https://hanabaku.blogspot.com/ ←2020年5月より新しくなりました
ブログ「花と爆弾」Words for Peace: http://flowersandbombs.blogspot.com
ブログ「7世代に思いをはせて」https://nanasedai.blogspot.com/
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オーストラリアのワイルドフラワー それぞれバランス良く咲いて美しい姿を見せてくれます。 |