2021年1月30日土曜日

【第642号】40年

「どんなことも7世代先まで考えて決めなくてはならない」

ネイティブ・アメリカン(イロコイ族)の格言 

゜★。.:*:・'゜☆。.:*:・'゜★

めずらしくプライベートな話題です。

実は、人生の伴侶、すなわち夫と出会ってから、

今週で40年となります。


出会った時は16歳と20歳だったのに、

彼は還暦を迎えてしまったわけですが、

ふたりでいると、気分だけは40年前と変わらないのですよね。。。

これがいつまでもふたりとも子どもっぽい理由だと思いますが(^_^;)


独身時代の彼は、バイクで日本一周に行くと言って、会社を辞めちゃったり、

私も結婚してからも、留学するとか、大学院に行くとか言って、

会社も辞めちゃって、親戚をハラハラさせたり。


今とは時代が違うので、

(なんと言っても高度経済成長~バブルにかけてが、私たちの青春期でしたから)

今ほど将来を不安に思わず、若気の至りも重なって、

好きなように生きることができたのだと思います。


ただ、お互いに、

「~するべきだ」などと自分自身を縛らずに、

これまでふたりとも自由に生きてこられた・・・

この40年に感謝です。

゜★。.:*:・'゜☆。.:*:・'゜★



++ 今週の気になるニュース  ++

私が若い頃は、日本でこれほど貧困が問題になる時代が

またやってくるとは思っていませんでした。。。

時代背景は変わろうとも、

特にこれからの世代が、安心して暮らせる社会をつくることが、

政権を担う者の役割だと思います。


■菅首相「最終的には生活保護ある」コロナでの困窮問われ

朝日新聞DIGITAL 2021/1/27

https://www.asahi.com/articles/ASP1W5RWYP1WUTFK00N.html


■生活保護利用せず34% 理由は…家族に知られたくない 

支援団体「自治体の扶養照会 有害無益」

東京新聞2021年1月22日

https://www.tokyo-np.co.jp/article/81323


私もたまたま1月27日と28日の国会を見ておりましたが、

政府の後手後手の対策が引き起こした人災とも言えるコロナ禍で、

菅首相が、生活困窮者に限定する給付金まで否定し、まだ「自助」を持ち出し、

「最後は生活保護がある」と発言したのには、

ほんとうに驚きました。

次の日に、野党議員が「では生活保護申請の障害となっている扶養照会をやめてくれ」と

提案しても、厚生労働大臣の管轄として、検討するとさえも言わなかった菅首相。

何の為の総理大臣なのでしょう?


■田村厚労相「生活保護は権利」 生活困窮者の対応めぐり

朝日新聞DIGITAL 2021/1/28

https://www.asahi.com/articles/ASP1X71Y8P1XUTFK00G.html

    ↑

田村厚労相には、「権利」などと抽象的な言葉でごまかさず、

せめて当面だけでも「扶養照会不要」と大臣通達を出して欲しいです。



まもなく福島第一原発事故から10年。。。

私も微力ながら応援させてもらっている森松さんの記事です。

      ↓

■原発事故で奪われた日常と生まれた分断 福島離れ10年母子の記録

神戸新聞NEXT 2021/1/19

https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/202101/0014016609.shtml


この国の非情さは、災害になると際立つことを、私も阪神淡路大震災で痛感しました。

自然災害は止められませんが、原発は止められます。

私たちの暮らしを守るために、下記のイベントを企画しました。


++ イベント紹介 ++

☆3・11東京電力福島第一原発事故から10年~Another 311を回避せよ!

2011年3月11日の東日本大震災が引き金となった

東京電力福島第一原発事故から丸10年を迎えます。

日本政府、電力会社は、10年を契機に関心が薄れると見越してか、

運転開始から40年を超える原発の再稼動に向けて着々と動いています。

 その老朽原発は、神戸からも100キロほどしか離れていない

福井県の若狭湾にある原発群。老朽原発の危険性を、

原発立地自治体のひとつ福井県美浜町でずっと訴え続ける松下照幸さんと、

はんげんぱつ新聞編集委員の末田一秀さんにじっくりと聞き、

今後の脱原発への道を模索します。

次に起こりうる原発事故から私たちの神戸、近畿、そして日本を守るために。


日時:2021年2月27日(土)14:00~16:30

会場:Zoom(URLは近日さよなら原発神戸アクションのブログで発表予定)

参加費:無料・カンパ歓迎

(zoomをお使いの方なら、どなたでも大歓迎です。)

= 講師 =

松下照幸さん(福井県美浜町議会議員)

松下さんの40年の活動を記録したドキュメンタリー映画

『40年 紅どうだん咲く村で』サイトhttps://benidoudan.themedia.jp/

末田一秀さん(はんげんぱつ新聞編集委員)

『はんげんぱつ新聞』サイトhttps://cnic.jp/hangenpatsu/


主催:さよなら原発神戸アクション

詳細:http://sayogenkobe.blog.fc2.com/

♪私が司会を務めます♪



++ お薦めの動画 ++

『22歳が見た、聞いた、考えた「被災者ニーズ」と「居住の権利」』という

阪神淡路大震災の借り上げ復興住宅の問題について若者がまとめた本の

漫画を担当していた当時大学生だった寺田浩晃さん。

その本のお披露目イベントで、4年ほど前に一度だけお会いしましたが、

その後、難病を患われ、下記の動画配信を通して立ち上がる道を模索されているようです。

ぜひ、ご覧下さい。

      ↓

☆スタジオGARAGE「はじめまして」

https://www.youtube.com/watch?v=5enQZGKNvbk

短編漫画劇場第2作目です。

「黒猫は泣かない」

https://www.youtube.com/watch?v=UmzeRJCXUFo



++ ++ ++ ++

 素晴らしい夢をみて、それを行動に移せ

                       ナバホ族の格言 

++ ++ ++ ++



♪ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。 ♪



++ 「7世代に思いをはせて」バックナンバーについて  ++

2008年10月から毎週土曜日に発行してきたメールマガジン「7世代に思いをはせて」。

2019年4月15日よりメールマガジン発行媒体のまぐまぐ!さんのサービス変更のため、

これまでのバックナンバー公開がなくなりました。

その後の投稿は下記のブログに転載する形で、

バックナンバー公開を私なりに続けています。ご活用ください。

ブログ:「7世代に思いをはせて」https://nanasedai.blogspot.com/

メールマガジン「7世代に思いをはせて」(無料)の登録はこちら↓

https://www.mag2.com/m/0000273399.html



♪♪ 発行者プロフィール ♪♪

小橋かおる 「花と爆弾-もう、戦争の暴力はやめようよ-」著者。

2004年の出版以来、アフガニスタンとイラクの子どもたちの支援を続けています。

2011年からは福島の子どもたちの健康を守る活動も支援させてもらっています。

できることをコツコツ、じわじわ続けたいと思います。

「花と爆弾」HP:https://hanabaku.blogspot.com/ ←2020年5月より新しくなりました

ブログ「花と爆弾」Words for Peace: http://flowersandbombs.blogspot.com

ブログ「7世代に思いをはせて」https://nanasedai.blogspot.com/


庭のパンジー