「どんなことも7世代先まで考えて決めなくてはならない」
ネイティブ・アメリカン(イロコイ族)の格言
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今日、5月28日は父の誕生日です。
2017年に亡くなりましたが、
生きていれば、83才。
父は事業をしていましたが、
私が高校生の頃、福島第一原発の仕事を請け負っていました。
放射能のことを心配する私に、
「紙でも防げるの(放射線)もある」と話していました。
アルファ線のことですね。
アルファ線を発する物質は、体内に入ると非常に危険ということは聞かされなかったのか、
私たち家族を安心させたかったのか、
それとも自分も安心したかったのか、
今となってはわかりません。
父の晩年、福島第一原発事故の後、
福島のことで何か覚えている?と聞いた時、
「海がきれいだった。魚釣りが楽しかった。」と話ながら、
原発事故のことを悲しんでいました。
原発が事故を起こすとは思っていなかったとも・・・。
これ以上、海を汚染しないでください。
事故が起きた以上、もう原発は動かさないでください。
もともとは原発は絶対に事故は起こさないという約束で、
原発を建てる許可を住民の皆さんから得たのでしょう?
父の生まれ故郷の島根県でも、
10年以上を経て、再び原発が動こうとしています。
= 関連サイト =
■島根県議会 再稼働容認 丸山知事 2日に可否表明 島根原発2号機
山陰中央新報デジタル 2022/5/27
https://www.sanin-chuo.co.jp/articles/-/213903
■再稼働反対 知事に訴え 住民団体、県庁広場で抗議
山陰中央新報デジタル 2022/5/27
https://www.sanin-chuo.co.jp/articles/-/213769
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++ 今週の大切なニュース ++
■“福島第一原発事故影響で甲状腺がんに” 集団訴訟 裁判始まる
NHK NEWS WEB 2022年5月26日
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220526/k10013644951000.html
この311子ども甲状腺がん裁判で、東京電力は科学論争をするから
「情緒的な」原告の意見陳述はさせなくてよいと言っていたと報じられていましたが、
26日の裁判での原告の意見陳述の後、東電の弁護士も、
「(今後の原告の意見陳述は)裁判長の判断に任せます」と言わざるを得なかった。
原告の苦悩を突きつけられれば、誰も否定できないほどの現実なのです。
22分頃から、原告の意見陳述が視聴できます。
↓
■「311子ども甲状腺がん裁判」報告集会(ノーカット版)
Our Planet TV 2022/05/26
https://www.youtube.com/watch?v=ljSNyAuZSmE&t=1498s
■甲状腺がん手術4回「因果関係知りたい」
原発事故当時中2の男性 対東電訴訟、26日口頭弁論
東京新聞 2022年5月25日
https://www.tokyo-np.co.jp/amp/article/179323
■原発事故と甲状腺がん (動画)
TBS報道特集5月21日(土)放送分 5月29日(日)12:00まで、視聴できます。
https://tver.jp/episodes/epjq0b7cmo
この若者たちの声に応えなければと思います。
++ イベント紹介(再掲) ++
☆ 世界から見たフクイチ処理汚染水問題~「私たちが海に出会う方法」
日時:2022年6月11日(土) 19:00~21:15
会場:zoom (完全予約制です。下記メールアドレスより6月11日17時までにお申し込みください。)
参加費:無料
講師:ドルコレ(ファン・ヒョンジン)さん・環境アクティビスト
申し込み:sayogenkobe-staff@mlist.ne.jp
(上記メールアドレスより申し込まれた方には、zoomのURLなどを返信します。転送転載はお控えください。)
主催:さよなら原発神戸アクション
詳細:http://sayogenkobe.blog.fc2.com/blog-entry-240.html
☆海を守るために、できることがあります。
■原発処理水の海洋放出計画、原子力規制委が6月17日までパブコメ実施
東京新聞 2022年5月19日
https://www.tokyo-np.co.jp/article/178283
パブコメへの意見はこちらから
↓
■東京電力ホールディングス株式会社福島第一原子力発電所の実施計画変更認可申請
(ALPS処理水の海洋放出関連設備の設置等)に係る審査書案
https://public-comment.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=198022201&Mode=0
☆黒い雨から福島へ~なぜ内部被ばくは隠蔽されたのか?@zoom茶話会
講師:高橋博子奈良大学文学部史学科教授
日時:2022年6月5日(日)19:00~21:00
会場:zoom (URLなどは下記サイトをご覧ください。)
参加費:無料 ・カンパ歓迎
*zoomをお使いの方なら、どなたでも大歓迎です。
6月の茶話会の講師にお招きする高橋博子先生は、社会科学(アメリカ史)の立場から、広島や長崎の原爆、マーシャル諸島での核実験などによって引き起こされた、放射性降下物(黒い雨など)や内部被ばくは、なぜ、どのように隠蔽されてきたのか、について深く研究されています。特に、アメリカの公文書館等や日本の外務省に保管される、かつては機密にされていた文書を入手し、これまでのアメリカの放射能研究における、軍事優先で人の命を切り捨てにする姿を明らかにしてこられました。
今回の茶話会では、黒い雨から福島原発事故に至るまで、なぜ被害者がなかなか支援も補償も受けられないのか、その背後にある日米の放射能被害の隠蔽の構造について、分かりやすくお話頂きます。
高橋博子さんプロフィール:
奈良大学文学部史学科教授(アメリカ史・グローバルヒバクシャ研究)
著 書『新訂増補版 封印されたヒロシマ・ナガサキ』(凱風社,2012年),
共著 『核の戦後史』(創元社、2016年)他。
日本平和学会理事・広島平和記念資料館資料調査研究会委員・第五福竜丸平和協会専門委員
問い合わせ:sayogenkobe-staff@mlist.ne.jp
主催:さよなら原発神戸アクション
http://sayogenkobe.blog.fc2.com/blog-entry-241.html(タイムテーブルなど詳細を掲載)
フェイスブックのイベントサイト: https://www.facebook.com/events/523650632768083
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素晴らしい夢をみて、それを行動に移せ
ナバホ族の格言
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♪ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。 ♪
♪♪ 発行者プロフィール ♪♪
小橋かおる 「花と爆弾-もう、戦争の暴力はやめようよ-」著者。
2004年の出版以来、アフガニスタンとイラクの子どもたちの支援を続けています。
2011年からは福島の子どもたちの健康を守る活動も支援させてもらっています。
さよなら原発神戸アクションの共同世話人も努めています。
できることをコツコツ、じわじわ続けたいと思います。
「花と爆弾」HP:https://hanabaku.blogspot.com/ ←2020年5月より新しくなりました
ブログ「花と爆弾」Words for Peace: http://flowersandbombs.blogspot.com
ブログ「7世代に思いをはせて」https://nanasedai.blogspot.com/
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島根原発から30キロ圏内となる父の故郷 父の通った高校も見えます。 |