「どんなことも7世代先まで考えて決めなくてはならない」
ネイティブ・アメリカン(イロコイ族)の格言
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昨日から、兵庫県の宝塚市で
アフガニスタンの細密画展が開催されています。
主催者は、西垣敬子さん。
もう30年以上、現地に足を運び、
現地の女性たちの声を聞いて、
女性や子どもたちのためになる支援を続けてこられました。
私がアフガニスタンやイラクの子どもたちのためのチャリティ活動を始めたのは21年前。
それまでは、実はまったくボランティアとか平和活動とか無縁の人生で、
20代の頃は好きなだけ遊び、学び、
30代の頃は、研究大好き、イチロー大好き!
イチローの試合を衛星放送で見て、論文書いて・・・
本人としては、とても充実した日々でした。
でも、2001年9月11日から、私の中で世界がガラッと変わってしまい、
2001年10月のアメリカによるアフガン侵攻、
2003年3月のイラク侵攻を目の当たりにして、
今まで、まったく縁のなかった、
平和活動やチャリティ活動を始めてしまったのです。
そんな手探りで始めたど素人の活動を、
細々ながらもずっと続けてこられたのは、
西垣さんが、すぐ近くの宝塚で、
堅実な支援をアフガニスタンに届けられていたから。
チャリティ活動で皆さまから寄せられた寄付は、
「必ず西垣さんがアフガニスタンで最善の形で活用してくれる」
その確信があったから、続けてこられたのです。
この8月、90才になられた西垣さんですが、
今年9年ぶりにアフガニスタンに渡り、
現地の女性が描いた細密画を持ち帰り、
宝塚の会場で展示、販売されます。
もちろん、その売り上げは、現地の女性たちへ。
お近くの方は、ぜひお立ち寄りください。
■アフガン女性が監視かいくぐり細密画描く日々を支え30年
宝塚の西垣さん「彼女らに光を」
神戸新聞NEXT 2025/8/22
https://www.kobe-np.co.jp/news/society/202508/0019378948.shtml
作品展は22~26日、阪急宝塚南口駅前の宝塚市立国際・文化センターで開催。
午前10時15分~午後6時(最終日は午後2時まで)。入場無料。
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++ おまけのブログ紹介 ++
20年前の西垣敬子さんのアフガニスタン写真展にお邪魔したときのブログです。
■Words for Peace 2005/08/22
https://flowersandbombs.blogspot.com/2005/08/
++ 今週の気になるニュース ++
■関電の原発新設の動きに「反対」を申し入れ 福島第一原発事故の原告団
「関西圏まるごと破壊されつくすことを恐れたり考えたりしなかったのか」
MBS
NEWS WEB 2025/8/21
https://www.mbs.jp/news/kansainews/20250821/GE00067923.shtml
関西のために動いてくださって、ほんとうにありがたく思います。
また、核のゴミを生み出し続ける原子力発電は、
それだけで、未来への冒涜だと思えます。
■【独自】福島県の除染土、地方でも利用へ 政府検討、処分工程表判明
共同通信 2025/8/21
https://news.yahoo.co.jp/articles/7edd56a18968fc5beb11385f887fcfdbec8ab271
首相官邸に続いて、経済産業省や外務省などの花壇や盛り土に使うそうです。
そして、地方へ・・・。
1キロあたり8000ベクレルもの放射性物質を除染土などと名付けて
全国にばらまこうとする政府ですが、
現在でも原発では1キロあたり100ベクレル以上のものは、低レベル放射性廃棄物として厳重保管されていることを、広く知ってほしいです。
もう、6年前になりますが、放射性汚染土の解決法について考えて、
提案したブログがあります。今でも、検討に値すると我ながら思います。
■放射性汚染土・廃棄物を拡散しないために
https://flowersandbombs.blogspot.com/2019/01/
■ダイキンがミスリード報道を利用
岡山・吉備中央町の水道水PFOA汚染の健康影響で 住民有志の会が公開質問状
TANSA 公害PFOA 2025年08月20日
https://tansajp.org/investigativejournal/12438/
「ダイキンは大阪を中心にPFOA汚染を引き起こしている。
吉備中央町での中間報告に便乗し、公害原因企業としての責任を軽減する構図だ。」
↑
わかりにくいかもしれませんが、問題は、ずさんな中間報告を利用して、
ダイキンがPFASの健康影響を軽視する発言を行ったことです。
■2026年1月1日からフランスでPFAS含有の化粧品、
衣類などの製造、輸出入、市場投入を禁止(フランス、EU)
JETRO ビジネス短信
https://www.jetro.go.jp/biznews/2025/03/3a703ccc382b5d4f.html
「(フランス)政府は1年以内に、飲料用水のPFAS除染に向けた資金調達のための省庁間行動計画を策定する。
年間100グラム超のPFASを排出する企業には「汚染者負担の原則」を適用し、
100グラムごとの排出量に対し、100ユーロの拠出金を課す。」
↑
日本も、PFASがもたらす悪影響の過小評価をやめ、
汚染者負担の原則を適用しましょう。
++ イベント紹介 ++
☆つなぐ神戸市会議員団市政カフェ@zoom
日時:2025年8月26(火)の20時から21時まで(無料)
つなぐ神戸市会議員団では、市民と神戸市政をつなぐ、オンラインカフェを
月に1回(第4火曜日 20時 から 21時)開催しています。
参加希望の方は下記よりお申込みください。
https://peraichi.com/landing_pages/view/tsunagukobe
※お問い合わせ内容欄に、「市政カフェ参加希望」とご記入ください。
メールアドレスに、当日の参加URLをお送りいたします。
主催:つなぐ神戸市会議員団
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10月の神戸市長選や、神戸市のPFAS対策の行方など、お話をうかがいたいと思います。
☆学習会「PFAS汚染の現状を知ろう」
講師:丸尾まき兵庫県議会議員
日時:2025年9月6日(土)10:00~12:00
会場:神戸市立中央区文化センター 1103・1104
参加費:200円(中学生以上)80名先着
主催:生活クラブ生活協同組合都市生活
お申し込みはこちらから:
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私は電話で申し込みました♪
☆国内人権機関をつくろう!市民集会 in KOBE
国内人権機関を日本でもつくろう
日時 2025年9月13日(土)13時~16時45分 (開場12時30分)
会場 のじぎく会館
大ホール 神戸市中央区山本通4-22-15
https://www.hyogo-jinken.or.jp/nojigiku/access
参加費 500円
話し合いでは解決できない、裁判に訴えるのはハードルが高い…
人権侵害を受けた被害者は泣き寝入りするしかないの?
ヘイトスピーチ、いじめ、パワハラ、冤罪など、日本では人権侵害を受けて苦しんで
いる人がたくさんいます。現在ほとんどの国で、世界人権宣言や人権諸基準を効果的
に実施するための組織(国内人権機関)が設けられています。しかし、日本にはいま
だ設置されていません。
人権をまもるしくみをつくろう
話そう 考えよう
~日本の人権を世界標準に~
第1部 講演
「国内人権機関について知ろう!」
講師 藤原精吾さん(日弁連国内人権機関実現委員会副委員長)
第2部 グループワーク
国内人権機関について話そう!考えよう!
問合せ:ja4hr@gmail.com
主催 国内人権機関をつくろう!市民集会 in KOBE 実行委員会
詳細:https://www.facebook.com/events/1307177251408302/
申し込み:https://forms.gle/XgsG3jmPWRXaN9zT7
↑
予約制ではありませんが、参加者の関心に沿って第2部の構成を考えますので、
よろしければ、申し込みフォームよりご連絡ください。
神戸では、いよいよ来週8月30日からです。
☆ドキュメンタリー映画
『ウナイ 透明な闇 PFAS汚染に立ち向かう』
関連記事
■なぜ女性ばかりが「PFAS汚染問題」に声を上げるのか。
世界各地を取材して見えたこと
FRAU 2025/8/18
https://news.yahoo.co.jp/articles/85c62085d23f1a7f215112066251abeab5f1feba
++ 英語のブログを更新しました ++
野坂昭如さんの「火垂るの墓」のあとがきを紹介しました。
■Grave of the Fireflies
https://tankaagainstwar.blogspot.com/2025/08/
「君たちが大人になる頃、戦争を経験したぼくたちはもういないだろう。
By
the time you grow up to be adults, my generation who experienced that war shall
be all gone.
この本を読んで、戦争を考えて下さい。
Please
read this book and think about war.」
++ ++ ++ ++
素晴らしい夢をみて、それを行動に移せ
ナバホ族の格言
++ ++ ++ ++
♪ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。 ♪
♪♪ 発行者プロフィール ♪♪
小橋かおる 「花と爆弾-もう、戦争の暴力はやめようよ-」著者。
2004年の出版以来、アフガニスタンとイラクの子どもたちの支援を続けています。
2011年からは福島の子どもたちの健康を守る活動も支援させてもらっています。
さよなら原発神戸アクションの共同世話人も努めています。
できることをコツコツ、じわじわ続けたいと思います。
「花と爆弾」HP:https://hanabaku.blogspot.com/
ブログ「花と爆弾」Words for Peace: https://flowersandbombs.blogspot.com/
ブログ「7世代に思いをはせて」https://nanasedai.blogspot.com/
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